「リンク型カスタム検索」終了。Googleカスタム検索が2017年4月から変わります

つい最近、企業向けの有料カスタム検索である「Google Site Search」の新規受付終了が発表されましたが、

参考:Google、企業向け有料カスタム検索サービス「Google Site Search」終了へ – ITmedia NEWS

実は無料版のGoogleカスタム検索も同じタイミング(2017年4月)でいろいろ変わるということを知りました。

※と言ってもサイト内検索として利用しているほとんどのサイト運営者にとって影響はありません。また、当ブログの検索サービス「ノイズレスサーチ」にも影響は無さそうです。

リンク型カスタム検索エンジン(Linked CSE)を利用しているユーザーや、APIを利用しているユーザーなら影響があるかもしれません。

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Googleカスタム検索2017年4月からの変更点

変更内容についてはGoogleカスタム検索公式ブログにてアナウンスされていました。(※英語です)

参考:Google Custom Search: Refocusing and looking forward on Custom Search Engine

We have several important announcements that may affect your Custom Search Engine or may require you to make changes to your Custom Search Engine. Please read this post carefully.

Custom Search Engine (CSE) is a great way to build custom search experiences for your website visitors. The search space is evolving rapidly and we want to make sure that CSE continues to evolve to meet the needs of your users, whether they are visiting from desktop or mobile devices. In order for us to achieve this, we first need to clean up some older access points that cannot support the improvements we will be adding.

Beginning in April 2017, the following API access points, and some associated features, will no longer be available:

↓ざっくりGoogle翻訳

カスタム検索エンジンに影響を及ぼす重要なお知らせがあります。また、カスタム検索エンジンの変更が必要な場合もあります。 この投稿を慎重に読んでください。

カスタム検索エンジン(CSE)は、ウェブサイト訪問者のためのカスタム検索体験を構築するための素晴らしい方法です。 検索スペースは急速に拡大しており、デスクトップやモバイルデバイスから来ているかどうかにかかわらず、ユーザーのニーズに合わせてCSEが進化し続けていることを確認したいと考えています。 私たちがこれを達成するためには、私たちが追加する改良点をサポートできない古いアクセスポイントを一掃する必要があります。

2017年4月から、次のAPIアクセスポイントと関連する機能は使用できなくなります。

要するに、「これからより良くするために古いものは使えなくするよ」ってことですね。

変更点は以下の通り。

  • V1 APIの廃止(現在はV2 API)
  • リンク型カスタム検索の廃止
  • アノテーションフィードの廃止
  • 動的に抽出されたリンクの廃止
  • 特定のオートコンプリートを除去する機能の廃止
  • オートコンプリートの中にプロモーションを含める機能の廃止
  • 広告のインターフェースの変更

ちょっと英訳が間違ってるかもしれないので、原文を確認したかったら先ほどのカスタム検索公式ブログを見てください。

また、全部の変更について詳しく説明できないので、Webサービス提供者として影響があるかもしれない、リンク型カスタム検索について書いてみようと思います。

リンク型カスタム検索エンジンの廃止

リンク型カスタム検索エンジン。英語ではLinked CSEと書きます。CSEは「Custom Search Engine」の略。

どういうものかと言うと、本来はカスタム検索の管理画面で設定する除外サイトなどの設定を、XMLファイルとしてサーバーに保存しておき、そのファイルを参照しながら検索結果を返すということができます。

これによって、例えばXMLファイルを自動で更新するような仕組みを構築すると、検索対象や除外対象のサイトを管理する手間を減らせたり、ページやユーザーごとに検索対象を動的に変更することもできることになります。

また、カスタム検索は管理画面から設定すると5000件(アノテーション)までが設定できる上限なんですが、リンク型カスタム検索を使うと設定できる上限が無いというのもすごいところでした。(ファイル容量の制限があるので厳密には上限はある)

実はノイズレスサーチで5000個より多く除外できるかもしれないと思ってノイズレスサーチへの導入を検討していて、英語のマニュアルを読んではエラーによる挫折を繰り返している途中でした。

Linked Custom Search Engineのガイドによると、

Note: Linked CSE functionality will stop working starting in February 2017. We recommend that you migrate your settings into the control panel

↓翻訳

注:リンクされたCSE機能は、2017年2月から動作を停止します。設定をコントロールパネルに移行することをおすすめします。

とのことだったので、もしかしたら自分が試そうとした時はすでに動作していなかったのかもしれません。

このリンク型カスタム検索を使ってなかった自分なんかまだマシですが、カスタム検索のフォーラムを見ていると、中には12,000サイトも設定していて、これからどうすりゃいいんだよ!というサイト運営者もいるみたいです。

参考:Linked Custom Search Engine will stop working starting in February 2017 – Google プロダクト フォーラム

リンク型カスタム検索が使えてたらノイズレスサーチも大幅パワーアップしてたのかなぁと思っていたので、かなりの機能を削ったからには4月から除外上限がアップされると嬉しいな、と思っているところ。

これからのGoogleカスタム検索に期待

公式ブログのお知らせにはこうも書かれています。

We recognize that making these changes may be inconvenient, but cleaning up these old interfaces will allow us to focus on many new and exciting improvements to CSE. We will be modernizing the look and feel of CSE for both desktop and mobile users, improving uptime and latency, and working on the quality of our search results and autocomplete. We look forward to delivering a better CSE experience for webmasters and your website visitors alike.

これらの変更を行うことは不便であると認識していますが、これらの古いインターフェースを整理することで、CSEの多くの新しくてエキサイティングな改善に集中することができます。 デスクトップとモバイルの両方のユーザーのためにCSEのルック&フィールを近代化し、稼働時間と待ち時間を改善し、検索結果とオートコンプリートの品質に取り組んでいきます。 ウェブマスターやウェブサイトの訪問者にとっても、より良いCSEエクスペリエンスを提供することを楽しみにしています。

古い機能を削除することによって、基本機能をアップするという姿勢には賛成できるので頑張って欲しいところ。

「設定上限5000個突破」と「高速化」がされたらノイズレスサーチ大勝利なんですけど、どうなることやら。

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