東プレキーボードRealforceの比較・選び方|34製品を検索できる一覧表を作りました。押下圧・テンキーレス・静音・色・印字方式・配列・DIP・カナ刻印を複数条件で絞り込みできます

東プレのキーボードRealforce(リアルフォース)の「選び方」と「一覧表」をまとめました。

自分は今までRealforce 108UHとRealforce 108USを買っていて、使用歴は10年以上。メインで使い続けているので、筋金入りのリアルフォーサーです。

動画に投稿する用途もあってキーボードは70台ほど所有しており、メンブレン・パンタグラフ・メカニカル主要の4軸(←赤茶青黒)すべて使ったことがあるので、そこらへんの知見も含めて解説できるかと思います。

Realforceを買うことはだいたい決まっているけど、どのモデルを買えば良いのか分からなくて困っている人の助けになれば幸いです。

一覧表はもくじから

※一覧表はこのページの最後のほうに掲載するので、解説を読まなくても分かる人は、もくじから最後の一覧表に飛んでください。

複数条件での検索など、Realforce選びに便利な表になっています。

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東プレRealforceの特徴

Realforceと他のキーボードも検討している人のために、Realforceの特徴・メリットなどを簡単に書いておきます。

高級キーボード選びの参考にどうぞ。

「静電容量無接点方式」圧倒的な耐久性

Realforceが採用しているスイッチ「静電容量無接点方式」は、物理的な電気接点が無いため、接触による摩耗や劣化の心配がなく、圧倒的な耐久性があります。

実際、自分は最初に購入したRealforceはすでに10年以上故障することなく、今だに使い続けています。

値段が高いからなかなか理解してもらえないけど、安物キーボードの買い替えを繰り返すよりもコスパは良くなりました。

間違えやすい表記

※ちなみに「静電容量方式」と書かれることもありますがタッチパネルのタッチ方式の用語でもあるので、Realforceに関しては「静電容量無接点方式」で覚えたほうが間違いが少なくなります。また、「静電気接点方式」「静電気無接点方式」というのは完全に間違いです。

チャタリングが発生しない

スイッチが静電容量無接点方式ということに関係してきますが、キー入力がオンになる位置とオフになる位置に差があるので、チャタリングが発生しません。

チャタリングが「発生しにくい」じゃなくて「発生する余地が無い」です。

スイッチが入る位置と切れる位置に差(ヒステリシス)を設けているため誤動作のひとつであるチャタリングが発生しません。

引用:特徴 | REALFORCE | 日本製プレミアムキーボードの最高峰

そのため、チャタリングが起きる可能性のあるメカニカルキーボードを買うよりも、Realforceのほうがコスパが良くなると個人的には思います。(実際、自分が持っているメカニカルは5台中2台がチャタリング

ソフトタクタイルフィーリング

東プレ公式サイトから引用。

荷重の変化がなだらかで十分なストロークを感じることができます。もちろん入力に底打ちは不要です。


引用:特長 | キーボード(REALFORCE) | 電子機器関連製品 | 製品情報 | 東プレ株式会社

上記図のように、底打ちに至るまで「カクッ」っとしたハッキリしたスイッチ感が無く、ソフトなタクタイル感(引っかかり感)となっています。(体感ではほとんど引っかかる感触は無い)

ほとんどのキーボード(メンブレン・パンタグラフ・メカニカル青軸と茶軸)はハッキリしたタクタイル感があるので、打ち心地がだいぶ違います。

初めてRealforceを使うと、あまりの打ち心地の良さに感動してしまうと思います。ただただ打つのが楽しい、気持ち良い。

こればっかりは使ってみないとわかりません。しかもお店での試打だけじゃなく、家でタイピングした時にしみじみ感じる気持ち良さ

この良さが分かってしまうと、もう静電容量無接点方式以外のキーボードに戻れません。

Nキーロールオーバー

「ロールオーバー」というのは同時押しできるキー数を表す言葉で、「Nキー」というのは、いくらでも、という意味です。

Realforceは「Nキーロールオーバー」で、同時押しを全て認識してくれます。

複数のキーが同時に押された場合に押された順序に従ってすべて認識される『Nキーロールオーバー』対応なので、高速入力時に同時押しの様な入力をしても全て正確に入力されます。プロのオペレーターにも安心してご使用いただけます。

引用:特徴 | REALFORCE | 日本製プレミアムキーボードの最高峰

※ただし、USB接続のRealforceは厳密に言うと6キーロールオーバーで、7キー以降は最初の打鍵が離された判定になりますが、「入力」はいくらでも同時押しが可能です。

また、Realforce 108P-SはUSB接続ではなく、PS/2接続という接続端子で完全なNキーロールオーバーができます。

↓Nキーロールオーバーの詳しい説明はこちらをどうぞ。

参考:キーボードの同時押しについて – forPCActionGamer Wiki*

Realforceのワイヤレス版は無い

残念ながらRealforceにワイヤレス版はありません。全て有線接続です。

もし「静電容量無接点方式」かつ「ワイヤレス」が欲しい場合はHappy Hacking KeyboardのBluetooth版になりますが、キー配列が全然違うのでまた別の話になってきます。

ロジクールのUnifyingみたいに安定した無線接続でRealforceがあったら良いなぁと思うんですけどね東プレさん |д゚)チラッ

ーーー

さて、ここから先は、以下の項目について、Realforceのどのモデルを選べば良いのか解説していきます。

Realforce選びで比較する項目
  • 押下圧(変荷重・45g・30g)
  • 静音タイプ
  • 日本語配列 or 英語配列
  • キートップ印刷方式(レーザー印刷・昇華印刷・2色成形)
  • テンキーレス or フルキーボード
  • DIPスイッチの有無
  • HiPro仕様
  • 日本語配列のカナ刻印

結構長いので、購入するにあたって気になっている項目を読んで下さい。

自分が欲しい機能をメモっておき、最後の一覧表で検索すればすぐに絞り込むことができます。

押下圧(キーの重さ)

Realforce選びで一番多い質問が、押下圧(キーの重さ・キー荷重)です。主に以下の4種類のタイプがあります。

Realforceの押下圧
  • 変荷重(30g・45g・55g)
  • 全キー30g
  • 全キー45g
  • 全キー55g

全キー55gは重たい押下圧が好きな人じゃないと選ぶことはないので、ほとんどの人は「変荷重・30g・45g」のどれにするかで迷ってますね。

変荷重

変荷重は、薬指や小指のキー荷重が軽いキーボード

Realforceの箱に貼られているラベルには「30g、45g、55g」と書かれており、薬指や小指部分が30g、Escキーが55g、その他が45gという構成です。

どのキーが軽いか分からない

検索して調べてみると、30gキーの範囲がサイトによって違うので東プレに問い合わせしましたが、どのモデルがどのような配置かは聞くことができませんでした。基本的には「小指が担当するキーが30g」という回答のみです。「Realforce 変荷重」とかで検索するといろいろなレイアウトが出てくるので、キーボード図を鵜呑みにしないように気をつけてください。

まぁそんな細かいことは覚える必要がなく、弱い指で押さえるキーが軽いということだけ把握すればOKです。

ーーー

変荷重モデルはPCゲーム用途には向きません。

WASDをカーソルキーとして使った時、Aキーが30gなので、違和感を感じてしまうかもしれないからです。

その他、DTMなどで鍵盤楽器として使うなら変荷重より統一荷重のほうが良いかもしれません。

文章入力だったら変荷重でも大丈夫。

ホームポジションからの文章入力だったら、弱い指の疲労を軽減しつつ、強い指はしっかりとした打鍵感を得られます。

全キー45g・全キー30gどっちが良いか

よくある相談が、「押下圧45gと30gどちらを買えば良いでしょうか?」というものです。

これは今まで個人的に質問されたことが何回もあります。高い買い物だから失敗したくないだろうし、なるべく不安も減らしたいですよね。

できればお店で試打するのが良いと思いますが、そもそもRealforceが置いてなかったり、変荷重だけしか置いてない店もあります。

大量にタイピングする人は30g

まず、1日に数時間・5万打鍵以上くらい、大量のタイピングをする人には30gがおすすめできます。そこまで打つ人だったら45gと30gで疲労感もだいぶ変わります。

自分自身、45gから30gに変えてからは劇的に疲れにくくなりました。(1日5万打鍵なら平気。10万打鍵になるとさすがに疲れるけどなんとか大丈夫)※打鍵数の計測はタイプ数カウンターなどをどうぞ。

さらに、30gだと指の負担が極限まで減るので、頭で思っていることを45gよりもスムーズに、喋るようにタイピングできます。

たぶんタイピングスキルが上達すればするほど30gの凄さが分かってくるはず。

ブロガー・ライター・データ入力業務なら、押下圧30gのRealforceは相性が良いんじゃないでしょうか。

腱鞘炎を防止したいなら30g

タイピングで指を酷使しすぎると、手首や指の「腱鞘」に炎症が起きる、つまり腱鞘炎になってしまいます。すでに痛みを自覚できる段階だと軽度の腱鞘炎かもしれません。

メカニカルキーボードの青軸(押下圧50g)ですぐに手首が痛くなってしまうというコメントをいただいた時、打ち方・パームレストの有無・手首の角度とかいろいろ聞いてみたけど原因がわかりませんでした。

50gでも痛かったら45gのRealforceでもあんまり変わらないかもしれないので、30gにしてみようかということになり、「30gだと長文でも手首が痛くならなかった!」と報告をいただいたことがありました。

参考:私のキーボードの話 – 魔茶茸のブログ

これがメンブレンキーボードだと押下圧60gなんてものもあるので、手首や指の痛みで腱鞘炎かな?と感じた人は、30gのRealforceを検討してみるのも一つの方法です。

しっかりした打鍵感が欲しければ45g

45gと30g両方を使ってみて思いましたが、30gはあまりにも軽すぎて打鍵感がペチペチしているので、しっかりした打鍵感が欲しい人は45gのほうが良いと思います。

一応、30gでもそれに合った強さでタイピングできれば同様の気持ちよさを感じれますが、ほとんどの人は45g以上のキーボードから乗り換えることになるので、30gを初めて触ると必要以上に強く打ってしまうはずです。

そのため、30gは使い込んで慣れないと本当の気持ちよさはわかりません。たぶんお店で45gと30gが並んでいたら、45gのほうが打鍵感が良いと思うんじゃないかと思います。

ーーー

以下、全キー45gと全キー30g、どっちにするのか悩んでいる人が多いので、一覧にしておきます。押下圧と配列ごとに分けました。

全キー30gRealforce一覧

全キー30g・日本語配列
  • 91UG-S グレー、昇華印刷、カナ無し、静音タイプ
  • 108US 白、昇華印刷
  • 108UDK 墨、昇華印刷、カナ無し
  • 108U-A(XE3100) 白、昇華印刷、DIPスイッチ付き、カナ無し
  • 108U-A(XE31L0) 黒、レーザー印刷、DIPスイッチ付き、カナ無し
  • 108UD-A(XE31B0) 墨、昇華印刷、DIPスイッチ付き、カナ無し
全キー30g・英語配列

現時点で全キー30gの英語配列はありませんでした。

全キー45gRealforce一覧

全キー45g・日本語配列
  • 91UDK-G 墨、昇華印刷、DIPスイッチ付き、カナ無し
  • 108UH 白、昇華印刷
  • 108UH-S 白、昇華印刷、静音タイプ
  • 108UG-HiPro グレー、昇華印刷、カナ無し
  • RGB JP 黒、2色成形、カナ無し、112キー(特殊キー4個含む)、バックライト付き、オン位置調節可能
全キー45g・英語配列
  • TYPE HEAVEN 104-Key 黒、レーザー印刷
  • 104UG-HiPro グレー、昇華印刷
  • RGB US 黒、2色成形、かな刻印なし、108キー(特殊キー4個含む)、バックライト付き、オン位置調節可能

(変荷重や55gなどはこのページ最後の全一覧表から探してください)

さて、押下圧についてだけでもこれだけのボリュームになってしまいました。自分の用途・疲れやすさ・今まで使っているキーボードの押下圧などを考慮して決めてみてください。

わからない点があったらコメントにどうぞ。

静音タイプ

Realforceは底打ちの音が小さいですけど、跳ね返りのプラスチックの音が目立ちます。

それと比べてRealforceの静音タイプは押下も跳ね返りも非常に静か

↓この動画は通常と静音タイプを比較しています。

特にアルファベットとEnterキーの違いがよくわかります。スペースキーは静音タイプでもそこそこ音が聞こえますね。

注意点としては、静音タイプはカチャカチャ感が無くなるので、打鍵感が損なわれて気持ち悪いと感じる人もいます。検討している人は、可能であれば試打したほうが無難。

また、数千円ほど値段が高くなるので、静かにしなければいけない理由がなければ割高です。

静音モデルはラインナップも少ないです。

静音モデル日本語配列
  • 91UBK-S 変荷重、黒、レーザー印刷、カナ無し
  • 91UG-S 30g、灰色、昇華印刷、カナ無し
  • 108P-S 変荷重、白、昇華印刷、PS/2接続
  • 108UH-S 45g、白、昇華印刷
静音モデル英語配列
  • 104UB-S 変荷重、墨色、昇華印刷
  • 104U-S 変荷重、白、昇華印刷
  • 87USW 変荷重、白、昇華印刷、DIPスイッチ付き
  • 87UB(SE170S) 変荷重、墨、昇華印刷、DIPスイッチ付き

ちなみに10周年記念モデルの89S-10thはレアすぎて入手困難。(30g、日本語配列、黒&青、昇華印刷)

日本語配列と英語配列の違い

ほとんどの人は日本語配列のキーボードを使っていますが、英語配列が気になるけど何が違うのか分からないという人もいます。

日本語配列と英語配列のキーレイアウトを貼っておきます。わかる人ならこの図だけでもいろいろ判断できるかも。

↓日本語配列

↓英語配列

日本語配列 英語配列
スペースキーの長さ 短い 長い
Enterまでの距離 遠い 近い
カナ刻印の有無 あり 無し
記号のキー配置 バラバラ 直感的
シェア 多い 少ない

スペースキーの長さ

キーボード最下段を見比べると、日本語配列には無変換変換カタカナキーがあるのでスペースバーが短く、英語配列のほうがスッキリ見えます。

↓赤い部分がスペースバー。英語配列のほうが2倍くらい長い

このため、親指の位置によっては英語配列のほうがタイピングしやすいこともあります。

ただ、日本語配列の無変換変換カタカナキーは、使わなければ邪魔以外の何者でもないですが、これらのキーを「KeySwap」などのソフトを使って他のキーに割り当てると超便利になります。

関連:KeySwapの使い方とキー割り当ての例

日本語配列も使い方を工夫すればまだまだ捨てたもんじゃありません。

ホームポジションからEnterキーまでの距離

ホームポジションの小指からEnterまでの距離が、英語配列のほうが近いのでタイピングしやすいという意見があるようです。

1キー分近くなるので、手首をひねったり移動する距離が少なくて済みますね。

ただし、縦の大きさが違うので、個人的には文字入力以外の場面では日本語配列のほうが使いやすいんじゃないかと思ってます。

カナ刻印の有無

↓日本語配列・カナ刻印あり

↓英語配列・カナ刻印無し

一目瞭然、英語配列はカナ刻印が無いので、見た目がスッキリしています。

ただ、日本語配列でもカナ刻印が無いモデルはあるので、見た目をスッキリさせたいだけなら日本語配列でも選択肢はあります。

(※このページ最後の一覧表の中で「カナ無し」となっているのが、日本語配列でカナ刻印無しのモデルです。)

記号のキー配置が違う

Enter近くの配置を見たらわかる通り、英語配列は記号に規則性があって覚えやすくなってます。

英語配列は記号が直感的
  • (セミコロン)はShiftを押しながらだと(コロン)
  • (シングルクォーテーション)はShiftを押しながらだと(ダブルクォーテーション)
  • プログラミングでよく使う(イコール)や(シングルクォーテーション)がShift不要で入力しやすい

というふうに、英語配列はよく使うキーがShift不要で、対となる記号がShiftキーで打てるので直感的だと言えます。

それと比べたら日本語配列は記号がなんとなくバラバラに配置されているので、英語配列好きの人から見たら好きになれません。

特にプログラミングで多用する(シングルクォーテーション)や(イコール)は英語配列のほうがShiftも必要なくて入力しやすいので、素直に羨ましいなと思います。

日本語配列でもタイピングスキルが上がれば問題なく使えるくらいにはなりますが、英語配列よりは難しめかもしれませんね。

IMEのオンオフ

↓日本語配列でIMEのオンオフはおなじみ全角/半角キー単独でできます。

↓それに対して英語配列はAlt+(チルダ)というふうにキーの組み合わせが必要なので、頻繁に使う人にとっては多少不便になります。

英語配列はシェアが少ない

英語配列は市場に出回っているシェアが圧倒的に少なく、利用者も少ないので、それに伴ったデメリットがあります。

英語配列のデメリット
  • 職場のパソコンは日本語配列しか用意されてないかもしれない
  • 家族共用のパソコンだと煙たがられるかもしれない
  • ノートパソコンは英語配列のものが少ない(自分で購入するものだけじゃなく、サポートなどで他人のパソコンを触る時に不便)

一年くらい前に新たに職場のキーボードに英語配列のRealforceを導入したのだが、
実は去年の秋くらいから、昔使っていた日本語配列のMajestouch黒軸に戻していた。
理由は、ミーティングスペースでのPC操作の際に、日本語配列の入力ができなくて恥ずかしい思いをしたり、リモートログイン時に日本語配列キーボードで英語配列状態の自分のPCに対する操作が厳しかったから。
それまでは末端社員として自席での作業がほとんどだったのだが、部署異動を機にだんだんそうではなくなってきて、
自分の環境を統一できないなら、英語キーボードにスルのは結構なリスクがあったなと。。

引用:最強の日本語RealforceはREALFORCE91UDK-G ( 周辺機器 ) – ━━━<ぱんぴーのぼやき>━━━ – Yahoo!ブログ

このように日本では基本的に日本語配列が主流であり、英語配列は様々な面でコストが高くつくかもしれないことを考慮して選びましょう。

キートップ印刷方式の違い

キーボード刻印の印刷方式には様々な方法がありますが、耐久性が大きく違ってくるので、知らなかった人は気をつけて選ぶようにしてください。

Realforceには主にレーザー印刷昇華印刷(含浸印刷)が使われていて、ごく一部の製品だけ2色成形が使われます。

レーザー印刷

レーザー印刷の見分け方

レーザー印刷はキー色が黒のみで、印字色がゴールドです。

東プレ キーボード REALFORCE91UBK-S テンキーレス日本語配列カナなし USB 有線接続 静音タイプ 静電容量無接点方式 変荷重 ブラック NG01BS

特に気をつけないといけないのがこれで、レーザー印刷のRealforceは長期間の使用で印字が薄くなり、キートップがテカります。

参考:Realforce 91UBK を 7年間使いつづけたのでレビュー – nakanishy’s blog

参考:さすがというべき高級キーボードRealforce – Realforce108UBK SJ08B0のレビュー | ジグソー | レビューメディア

参考:レーザー印字は消えない? – みねこあ

安いキーボードのシルク印刷と比べたらレーザー印刷のほうがだいぶ耐久性が高いと言われていますが、年単位の使用だと印字が薄くなったりキートップがテカってくるので、それを覚悟の上で買いましょう。

また、自分はレーザー印刷を触ったことはありませんが、昇華印刷よりもベタつくようです。手汗が多い人は要注意。

↓レーザー印刷のベタつきが気になって昇華印刷のキートップに交換した例

参考:【Realforce】交換用キートップを購入

参考:【Realforce】交換用キートップを購入→1ヶ月使用

そもそもプラスチックの素材からしてレーザー印刷のキートップはABSなので、昇華印刷で使われるPBTとは違います。

レーザーマーキング方式はレーザー照射部分が細かな凹凸状になりますので、文字の部分がほんの僅かにザラザラしています。

また、キートップの材質にはABS(アクリロニトリル ブタジエン スチレン共重合合成樹脂)が一般的に使われているようですが、昇華印刷で刻印する場合にはその製造工程上、耐熱性を有するPBT(ポリブチレンテレフタレート樹脂)などが使用されます。

引用:東プレ キーボード RealForce…使ってわかる至高品 | Nouvelles du vent

競技タイパーの人だったらもっと早くテッカテカになるかもしれません。

もちろん印字が剥げたりテカったりしても、スイッチの耐久性は遥かに高いので使用には問題ありません。

昇華印刷(サプリメーション印刷)

昇華印刷はRealforceで主に採用されている印字方式で、樹脂にインクを高熱で染み込ませて印字します。サプリメーション印刷、含浸印刷とも言われます。

文字が染み込んでいるので印字が薄くならず、また、耐熱性・耐摩耗性の高いPBT樹脂が使用されるので、長期間の使用でも表面がテカりません。

つまり、印字・素材ともに昇華印刷は耐久性が非常に高くなっています。

自分が持っているRealforce 108UHは10年くらい使用してきて、そのうちの7年間くらいはほぼ毎日数万打鍵くらい使っていましたが、印字は剥げることなく、キートップのテカリも発生していません。

↓ただし黒(墨)の見にくさには注意が必要です。

昇華印刷の黒(墨)は見にくい

タッチタイピングできない人には昇華印刷の黒(墨)はおすすめできません。見ての通り、ものすごく印字が見えづらいです。

東プレ キーボード Realforce91UDK-G テンキーレス日本語配列カナなし USB 静電容量無接点方式 DIPスイッチ機能付 昇華印刷墨モデル ALL45g荷重 別色ASDWキー付属 ブラック NG02B0

↓それと比べると当然ですが白は印字が見やすいです。

東プレ キーボード REALFORCE87U-55 テンキーレス英語配列 USB 有線接続 静電容量無接点方式 DIPスイッチ機能付 昇華印刷 ALL55g荷重 ホワイト SE08T0

ちなみにキートップは別売りもあって、黒(墨)の昇華印刷モデルを買ったものの、あまりにも印字が見えにくいために購入する人が多いようです。(※日本語配列のみ)

「東プレ キーキャップ」検索結果

2色成形

これは今のところ「Realforce RGB」という機種だけで採用されている方式で、厳密に言うと印刷ではなく色の違うプラスチックを2つ組み合わせているので、印字が薄くなりません。

ただ、印字は絶対に消えませんが、キートップの表面がテカるかどうかはわかりません。

そもそも2色成形はこのRealforce RGBだけですが特殊なモデルなので、普通の用途だったら昇華印刷タイプを買うことになると思います。

ーーー

ということで印刷方式はとりあえず「昇華印刷」を選んでおけば心配いりません。

テンキーレス or フルキーボード

テンキーレスキーボードとは、その名の通りテンキーが無い(レス)キーボードです。

↓テンキーレスキーボード
東プレ NG0100 REALFORCE91U

↓フルキーボード
東プレ Realforce108UH 静電容量無接点方式統一荷重108USBキーボード(白) SA0100

テンキーレスかどうか見分けるのは、型番の数字がざっくり100以下ならテンキーレス、100以上ならフルキーボードと覚えておけば選びやすくなります。

ゲーム用途ならテンキーレスの人気が高い

マウスとの距離が近くなるし、ゲームではテンキーを使わないので、ゲーム用途ならテンキーレスのほうが人気があるようです。

また、テンキーレスキーボードの横幅が約36cm。フルキーボードの横幅が約46cmと、だいたい10cmほどテンキーレスのほうが省スペースになるので、マウスの可動範囲が広く取れます。

あと当然ですが、テンキーレスのほうが若干値段は安くなります。

事務作業ならフルキーボード

Excelを使ったりデータ入力する機会が多いなら、当然テンキーありのフルキーボードのほうがおすすめです。

それ以外にも、Ctrlキーと数字を組み合わせるショートカットキーが使いやすくなって地味に便利。

例えばWebブラウザで拡大率を元に戻すCtrl0とか。テンキーの0はマウスからの距離が近くて指をちょっと伸ばすだけで打鍵できます。

カーソルキーとテンキーの距離が短いのも、事務作業にとっては使いやすポイントになります。

ーーー

そんな感じで、省スペース性や用途を考えてテンキーレスにするのかフルキーボードにするのか決めましょう。

もしテンキーレスを買った後でテンキーが欲しいと思ったら、別途テンキーを買って横に置けば良いので、そこまで神経質になることもないでしょう。

ちなみにRealforceはテンキーモデルもあります。

ものすごく高いですけど(笑)テンキーレスのRealforceと合わせて使えば高さもピッタリ。こだわる人は左側にテンキーを置いたりします。

DIPスイッチ

DIPスイッチは、キーの入れ替えや、各種キーの有効/無効を切り替えできます。

東プレ Realforce108U-A (XE3100/かな刻印なし/ALL30g)

↓各DIPスイッチに割り当てられている機能はモデルによってかなり違うので、購入する人はあらかじめ確認しておいたほうが良さそうです。

型番1 型番2 DIP1 DIP2 DIP3 DIP4
91UDK-G NG02B0 左Ctrl⇔Caps Win有無 Esc⇔半角 AP有無
108U-A XE01L0 左Ctrl⇔Caps WinとAP有無 Esc⇔半角 未使用
108U-A XE31L0 左Ctrl⇔Caps WinとAP有無 Esc⇔半角 未使用
108U-A XE0100 左Ctrl⇔Caps WinとAP有無 Esc⇔半角 未使用
108U-A XE3100 左Ctrl⇔Caps Win有無 Esc⇔半角 未使用
108UD-A XE01B0 左Ctrl⇔Caps WinとAP有無 Esc⇔半角 未使用
108UD-A XE31B0 左Ctrl⇔Caps WinとAP有無 Esc⇔半角 未使用
87U SE07T0 左Ctrl⇔Caps Ctrl⇔Alt(左右) WinとAP有無 未使用
87UB SE17T0 左Ctrl⇔Caps Ctrl⇔Alt(左右) WinとAP有無 未使用
87UB SE170S 左Ctrl⇔Caps WinとAP有無 NumLock有無 未使用
87USW SE070S 左Ctrl⇔Caps WinとAP有無 NumLock有無 未使用
87U-55 SE08T0 左Ctrl⇔Caps Ctrl⇔Alt(左右) WinとAP有無 未使用
87UB-55 SE18T0 左Ctrl⇔Caps Ctrl⇔Alt(左右) WinとAP有無 未使用

※「⇔」はキーの入れ替え。「AP」はアプリケーションキー。Ctrl⇔Alt(左右)は左Ctrl⇔左Alt、右Ctrl⇔右Altの意味です。

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ただ、ぶっちゃけKeySwapなどのキー入れ替えソフトが使えるならDIPスイッチは必要ありません。

関連:KeySwapの使い方

キーボード側で変更したほうが安心感があるならDIPスイッチモデルを選んでも良いとは思いますが。

↓以下、DIPスイッチ付きRealforceの一覧です。

DIPスイッチ付き日本語配列
DIPスイッチ付き英語配列

HiPro仕様

型番に「HiPro」が含まれているRealforceは「ハイエンド」と紹介されることがありますが、実際は「別物のキーボード」なので一番高いやつ買っときゃ良いでしょ?と思ってる人は気をつけてください。

「HiPro」だから「プロフェッショナル用途」とか「高品質」ということではありません。(もしそういうふうに書いてあるサイトがあったら、調べてないと言わざるを得ません)

ちょっと見るだけでもかなり普通のRealforceとは違いが多く、癖が強いキーボードとなっています。

HiProの特徴

打鍵音が大きい。最下段がかなり低い。上段(数字の行)がかなり高い。上段が高いので、ファンクションキーの行が低く感じる。キートップの形状がお椀型(真ん中に向かって凹んでいる)。FJのポッチが無い。キーとキーの隙間が大きい。など。

レビューとしては以下のページがわかりやすい。

参考:60日間使い倒し! 東プレのタイプライター風キーボード「REALFORCE108UG-HiPro」はクセになる打ち心地 (1) 高級キーボード「REALFORCE」のハイエンドモデル | マイナビニュース

↓実際に試打した感想動画もわかりやすい。

「値段が高い=良い」とは限らない。ということを理解して買いましょう。別物です。

スイッチのオン位置調節

ゲーミングキーボードとして販売されているRealforce RGBは、スイッチのオン位置(アクチュエーションポイント)を変更することができます。

普通のRealforceはキーストローク(底打ちまでの深さ)が4mmで、2mmの深さでキー入力されますが、Realforce RGBは、キーオン位置を1.5mm・2.2mm・3mmから選択できます。

各キースイッチのオン位置を1.5mm、2.2mm、3mmの3段階のキーストロークの深さから選んで調節できるため、ゲームに応じてキースイッチの反応速度を最適化できます。例えば、素早く入力したいキーは1.5mmの深さに設定し、不意の誤入力を防止したいキーは3mmに設定できます。

引用:製品 : REALFORCE RGB(日本語配列モデル) | REALFORCE | 日本製プレミアムキーボードの最高峰

ちなみに全体のキーストロークを浅くするためのスペーサーも販売されています。FPSゲームなどでキー連打のパフォーマンスアップに。

ーーー

ちょっと話は逸れますが、ロジクールのRomer-Gスイッチを採用したキーボードは押下圧45g・キーストローク3mm、オン位置1.5mmなので、浅くしたいだけならこれもあり。試打した感触はメカニカルの茶軸を浅く静かにした感じでした。

日本語配列・カナ刻印なし

英語配列はカナ刻印が無いのが当たり前ですが、日本語配列でもカナ刻印が無いものが結構あります。

↓こちらが普通の、カナ刻印がある日本語配列。
東プレ キーボード REALFORCE108P-S 日本語配列 108key PS/2接続 静電容量無接点 昇華印刷 静音モデル 変荷重(30/45/55g) ホワイト/グレー SI01TS

↓こちらが日本語配列なのにカナ刻印が無いもの。
東プレ キーボード REALFORCE91UG-S 日本語カナなし 91keyテンキーレスUSB 静電容量無接点 昇華印刷 静音モデル ALL30g荷重 ブラック/グレー NG31BS

カナ刻印が無いほうが見た目がスッキリするので、好みならどうぞ。

一覧表の中では「カナあり」「カナ無し」と記載しています。

タイピングしやすくする工夫

最後にRealforceを使うにあたって、疲れにくいようにするための工夫を書いておきます。

パームレストを使う

Realforceはそこそこ手前の段差が高いので、パームレストがあったほうが打ちやすくなります。

今まで薄いキーボードを使ってきた人は、パームレストの導入を検討してみてください。

「パームレスト」で検索

なんだったら市販品のパームレストを買わずにタオルを敷いたり木の板を置くだけでもOKです。高ささえ調節できれば。

目安としてはキーボード手前の高さと同じになるくらいで。

チルトスタンド(角度調節)は使わないようにする

キーボード裏面にあるチルトスタンドは、立てたら打ちやすくなると勘違いされていますが、あれはタッチタイピングができない人が印字を見やすくするためのものです。

キーボードのスタンドは、疲れやすさの点ではデメリットしかありません。チルトスタンドを立てると手首が上に反るので負担がかかり続けます。

参考:「手首が疲れない」は気のせい!? キーボードに角度を付けるあの小さな足が必要な「本当の理由」 | ライフハッカー[日本版]

↑このようなキーボードメーカーの見解にも書かれてますし、自分がやってみても明らかにチルトスタンドを使わないほうが打ちやくなります。

その他「チルトスタンド 意味」とかで検索すると実際に体験した人の話も見れるので検索してみてください。人間工学的に無駄です。

ーーー

↓結果、パームレストとチルトスタンドの2つを工夫するとこうなります。

Realforceの一覧表

Realforceの比較ができる一覧表です。

東プレ公式サイト・アーキサイト・Amazonにてモデルを確認しているので、恐らく購入可能なRealforceが全て網羅できていると思います。

例えば30gの静音タイプを探したい場合は、一覧表の右上の検索窓に「30 静音」というふうに、半角スペースで区切って検索してみてください。

そうしたら複数条件で絞り込みすることができます。

また、表の上の見出しをクリックすると並び替えも出来ます。

型番1型番2テンキー押下圧静音印刷配列刻印DIP備考
108UHSA0100フル45g昇華日本語カナあり
108UH-SSA010Sフル45g静音昇華日本語カナあり45g唯一の静音
108UG-HiProYK0100フル45gグレー昇華日本語カナ無しHiPro仕様
108USSJ38D0フル30g昇華日本語カナあり
108U-AXE3100フル30g昇華日本語カナ無しDIP
108U-AXE31L0フル30gレーザー日本語カナ無しDIP
108UDKSJ38C0フル30g黒(墨)昇華日本語カナ無し
108UD-AXE31B0フル30g黒(墨)昇華日本語カナ無しDIP
108U-AXE0100フル変荷重昇華日本語カナ無しDIP
108U-AXE01L0フル変荷重レーザー日本語カナ無しDIP
108P-S SI01TSフル変荷重静音昇華日本語カナありPS/2接続
108UBKSJ08B0フル変荷重レーザー日本語カナ無し
108UD-AXE01B0フル変荷重黒(墨)昇華日本語カナ無しDIP
91UDK-GNG02B0レス45g黒(墨)昇華日本語カナ無しDIP
91UG-SNG31BSレス30g静音グレー昇華日本語カナ無し30g唯一の静音
91UNG0100レス変荷重昇華日本語カナあり
91UBKNG01B0レス変荷重レーザー日本語カナ無し
91UBK-SNG01BSレス変荷重静音レーザー日本語カナ無し
TYPE HEAVENZA0100フル45gレーザー英語
104UG-HiProYK2100フル45gグレー昇華英語HiPro仕様
104UXF01T0フル変荷重昇華英語
104UBXF11T0フル変荷重黒(墨)昇華英語
104U-SXF01TSフル変荷重静音昇華英語
104UB-SXF11TSフル変荷重静音黒(墨)昇華英語
87USE07T0レス変荷重昇華英語DIP
87USWSE070Sレス変荷重静音昇華英語DIP
87UBSE17T0レス変荷重黒(墨)昇華英語DIP
87UBSE170Sレス変荷重静音黒(墨)昇華英語DIP
87U-55SE08T0レス55g昇華英語DIP
87UB-55SE18T0レス55g黒(墨)昇華英語DIP
RGB JPAEAX02フル45g2色成形日本語カナ無し
RGB USAEAX01フル45g2色成形英語
23UBWC01B0テンキー45g黒(墨)昇華テンキーDIP
23UWC0100テンキー45g昇華テンキーDIP

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他にも「キーボード 静電容量無接点」で検索すると、Happy Hacking Keyboard ProfessionalやLEOPOLDなど、テンキーレスよりもコンパクトなキーボードもあります。

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