ブラインドタッチ練習のコツと上達方法

「ブラインドタッチできるようになりたいんですけど、コツはありますか?」

という質問がタイピング動画にときどき来るので、ブログにまとめました。

このページでは、ブラインドタッチできない、タイピング遅い人が練習をはじめられるように、順番に説明していきます。

目標は、手元を見ずにスラスラとタイピングできるようになること。

↓このような悩みを持っているなら、ぜひ読んでみてください。

  • ブラインドタッチできるようになりたい
  • 学校のタイピング検定に受かりたい
  • 大学のレポートを速く終わらせたい
  • 人差し指タイピングをなおしたい
  • いきなり仕事でパソコンをつかうことになったので練習したい

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とくに、キーボードのタイピングが遅くて悩んでいる中高生・大学生・新社会人にとって重要な話です。

最近はフリック入力のほうが速いという人も多いですが、こちらの記事でも書いたとおり、仕事ではフリック入力が使えない可能性が高く、最終的にはキーボードのほうが速いので、フリック入力に逃げないように気をつけないといけません。

また、音声入力は速度が速いという強みはありますが、職場では周りに人がいるので使いにくいことと、音声入力ソフトに何を使うのか、OSによる違い、すべてのアプリで同様の使い勝手にできるのか?などの細かい課題があるので、環境に左右されやすくなります。

それに、社会人でタイピングがあまりにも遅いと、「仕事に追われて練習する時間もモチベーションもない」という悪循環になってしまうので、いま危機感がない学生は、とくに読んでおくことをおすすめします。

いざ仕事がいそがしくなると大変になってしまうので、いま、なんとなく「速くなりたいなぁ」と思ったときにやってみましょう。

このページでは、「ホームポジション」「ローマ字のつづり」みたいな基本中の基本から説明しているので、まったくタイピングしたことがない人も始められるはずです。

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また、「なぜ手元を見たらダメなのか」はもっとも重要で、その理由もこまかく説明しています。

ブラインドタッチができないと、速くなるほど困ってしまうので、絶対に最初から手元を見ずに練習しましょう。

その理由が理解できれば、「本当にこの練習方法で大丈夫なの?」という不安も少なくできます。

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↓以下、このページで説明していることを簡単に書いておきます。

  • ホームポジションを守ること
  • 手元を見ないようにする練習方法
  • 五十音タイピング
  • ローマ字入力の正しいつづり
  • 漢字変換の基本操作
  • 数字と記号の練習方法
  • 手元を見ると上達しない理由
  • ブラインドタッチできるようになったあと、さらに上達する方法
  • 学生のタイピングスキルが低い理由(スマホ世代と授業の影響)

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ちなみに筆者はイータイピング腕試しで520前後、漢字変換ありの文章10分1500~2000文字くらいなので、だいたいタイピング検定1級レベルの2倍ほどのスキルがあり、普通の人から見たら超上級者といっても問題ないと思います。

↓こちらはイータイピングのカルテ。

↓漢字変換ありの文章をタイピングしている動画。(日本語ワープロ検定1級の過去問を1934字/10分のペースで入力)

↓本題に入る前に関連記事をひととおり。あとで気になったら読んでみてください。

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それではここからブラインドタッチについて書いていきます。

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もくじ

ブラインドタッチ(タッチタイピング)とは

ブラインドタッチ(タッチタイピング)は、手元を見ずにタイピングすることです。

※ここは前置きなので、練習したい人は次にすすんでください。

タッチタイピング」に言い換えが進んでいると言われることがありますが、実際はそうなっていません。

Googleトレンドによると、2004年から始まったデータでは常に「ブラインドタッチ」のほうが多く、全体では約2倍(46:24=66%:34%)の違いがあります。

年ごとの使用割合を集計すると、直近で「タッチタイピング」は30~40%の間を推移していました。

また、「ブラインド」が差別用語だという論もありますが、メディアでの取り扱われ方を見ると、そうはなっていません。(後述します)

そもそも「ブラインド」がつかわれる用語はいくつもあり、

  • 窓につかう「ブラインド」
  • 道路の「ブラインドコーナー」
  • 駐車するときに死角を映す「サイドブラインドモニター」
  • 意見を聞くための「ブラインドテスト」
  • 計器着陸の「ブラインドランディング」
  • 計器飛行の「ブラインドフライング」
  • 競技名の「ブラインドテニス」「ブラインドサッカー」「ブラインドゴルフ」「ブラインドボクシング」

これらの用例や英和辞典を見ればわかりますが、「盲目の」という意味のほかにも、「見ないでおこなう~、肉眼によらない~、計器による~」というニュアンスがあります。

とくに視覚障害者用の競技名にもつかわれるほどなので、「ブラインド」が差別用語なのではなく、ブラインドタッチに「盲目の」という意味をつけることが、逆に差別につながっているんじゃないでしょうか。

ここらへんの流れを見ると、「盲目の」という意味をあてがって広めたことにこそ問題があるとも思います。

そもそも明確な差別用語であれば、テレビや製品で使用しないように気をつけると思いますが、今まで見たものだけでも「マツコの知らない世界(2020年7月21日放送)」「となりのマエストロ(2010年2月7日放送)」で普通に発言されています。

ニンテンドースイッチの「タイピングクエスト」プロモーションムービーでは、動画中で”ブラインドタッチが学べる”と発言されています。

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まとめると、差別用語だという根拠には乏しく、メディアで使用しても訂正がされないことから、「ブラインドタッチ」は差別用語としては定義されていません。

どちらにしろ意味は同じなので、手元を見ないタイピングという意味で読んでください。

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※別の表現として、
手元を見ないタイピングを「タッチ・メソッド」、
手元を見るタイピングを「サイト・メソッド」、
ということもあります。

ブラインドタッチの練習方法

じゃぁ具体的にブラインドタッチできるようになるには、どんな練習をすればいいのか。

ただ、「コツ」とか「やり方」みたいに説明されてもできるものじゃなく、

楽器やゲームみたいに、繰り返しで上達していきます。

超初心者におすすめのサイト

まったくの初心者で、「ブログ読むの大変だぁ~」って思った人はこれをやってみてください。

プレイグラムタイピング

ゼロから始める子どもにやってもらうならとてもおすすめできます。

ローマ字の脳内変換やつづりに関して、よく配慮された設計になっているので、大人がよく分かってなくても、ある程度丸投げしやすいソフトです。

↓以下、ブログではこのような順番で、基本中の基本、ホームポジションから少しずつレベルを上げていきます。

  • ホームポジションに指を置く
  • 標準運指は正しいのか
  • アンカーキーを使ってはいけない
  • 五十音のタイピング練習
  • ローマ字入力の正しいつづり
  • 日本語でよくつかう言い回しを練習
  • 自分がよくつかうワードを反復練習
  • チャンク化
  • イメージトレーニング
  • 数字と記号のブラインドタッチ

ホームポジションに指を置く

↓指を置く位置は、
左手ASDF、右手JKL;
いわゆるホームポジションという基本位置。

ホームポジションで指を置く場所。ASDF、JKLセミコロン。

このホームポジションをしっかりしないとミスが増えやすいので、戻るクセをつけておきましょう。

ホームポジションに指を置いた状態。

腱鞘炎や肩こりにならないために

「左手ASDF、右手JKL;に置きましょう」と言っても、その置き方によっては手・肩を痛めてしまいます。

まず、キーボードに対して指をまっすぐにしないように気をつけます。

指をまっすぐにしてしまうと、どうやっても疲れやすくなってしまいます。

↓これがダメな例。指をまっすぐするために手首をひねると、負担がかかり続けます。

※広角側でカメラを撮っているので斜めに見えますが、なるべくまっすぐに手を置いています。

じゃぁ手首の負担を減らそうと、肩幅を狭くすると、今度は肩や胸の筋肉がこわばって疲れます。

このような理由のため、指をキーボードに対してまっすぐにすると、どうやっても疲れやすくなるので気をつけてください。

実際は、キーボードに対して指が斜めになるほうが疲れにくくなります。

また、この構え方をすると、前から見たときに、指がキーに対して斜めに向いていますが、気にする必要はありません。

斜めに打ったことが原因で指を痛めたなら、関節に負担がかかるほどの強い力で打鍵することを直さないと、どのみち痛めるリスクは高めです。

また、テーブルの上に置くように、手の甲が斜めのほうが、筋肉のこわばりがなく、短い小指がキーに近くなることによって、遠くに伸ばしやすくなります。(というかそもそも手の甲を平行にすると無理な姿勢になる)

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ようするに、十分に肩を広げたまま、力を入れずにキーボードに手を乗せるということです。

キーボードに手の形を合わせるのではなく、まずは楽な手の置き方をしてみてください。

力んでいる筋肉やねじっている関節があると、練習量が増えるにつれて故障してしまいます。

タイピングの練習をしていて疲れや痛みを感じたら、そのような箇所がないか、自分の体をよく観察してみてください。

(※もちろん手の長さや指の長さに個人差があるので、自分にとって力まない形を意識してください)

指が短いと不利なのか?

タイピングを練習するにあたって、指の短さが気になる人がいますが、指の短さそのものはそこまで不利にはなりません。

筆者はAIST日本人の手の寸法データの中で、概ね平均より小さく、

  • 主に使う4本は25パーセンタイル(短いほうから数えて4分の1)
  • 親指はとくに短く5パーセントタイル
  • (手のひらが平均的なため)手長が25%と50%の間くらい

日本人男性の平均よりは小さい、という評価になると思います。

男中央 パソ活 パーセンタイル
手長 182.9 180 25%(178.4)、50%(182.9)
60.5 55 5%(55.9)より下
71.1 69 ほぼ25%(68.9)
79.2 76 25%(77.0)よりちょっと下
74.3 71 25%(72.1)よりちょっと下
58.9 56 25%(56.5)よりちょっと下

※手長=中指先端から手首のしわ

そしてローマ字入力では(伸ばし棒以外)ホームポジションから隣接するキーを使用するので、必ずしも指が長いほど有利というわけではありません。

ホームポジションから少し離れているTYBが押しにくいと言われることがありますが、これはキーボードに対して手を斜めに置いているかどうかも結構影響します。

他にもホームポジションを構える上下の位置、手首を動かすか、パームレストを使用しているかなども関わってくるので、指の長さですべては決まりません。

あまり指の長さだけにとらわれないようにしましょう。

少なくとも、「指が短いから練習しても意味ないわ、やーめよ」というのはもったいないので、とりあえず「指が短い=できない」という考え方は捨ててみましょう。

めちゃくちゃ手が小さい場合は?

ただ、そうは言っても4歳とか明らかに手が小さい場合は、通常のキーピッチ19mmは大きすぎることもあるでしょう。

そんな場合はキーピッチ17mm程度のモバイルキーボードを選ぶのもひとつの方法です。

たとえば大人顔負けで日本一になった加来燎玄くんは、4歳のときに17mmピッチのポケモンタイピングDSの付属キーボードで練習していました。(下動画の1:58~)

仕事で使うキーボードは標準的な19mmピッチが多いので、最終的には切り替えたほうが無難ではありますが、成長の過程で選ぶのは良いと思います。

標準運指は正しいのか

どのキーをどの指で押さえるのか、教科書どおりの標準運指には注意が必要です。

ホームポジション標準運指

よく考えたらおかしいことに気づきますが、標準運指は腕の向きとキーの向きが(とくに左手で)同じではなく、指の長さも考えられていません。

ホームポジションからそのまま手を広げるとわかりますが、小指や人差し指は最上段に届かない人も多いんじゃないでしょうか。(個人差が大きいので、実際に手を広げて確認してください)

もともと届かないのに、標準運指だと手首を動かさないと打てないので、ミスにつながります。

そのため、最上段は中指・薬指で打つほうが合理的な場合もあります。

↓それを反映した運指がこちら。

指の長さや筋力には個人差があるので、教科書どおりの標準運指にこだわらないようにしてください。

標準運指は指の構造が考えられていません。

最適化

もうちょっと先の話ですが、さらに上達すると「最適化」というテクニックによって、もっと効率的に打つ人もいます。

例えばuは標準運指では人差し指ですが、中指のほうがメリットが大きくなります。

↓筆者の運指はこれ。中央付近のキーは、単語によって左右を使いわけ、キーによっては3つの指が担当することもあります。

タイピングの最適化について書いた記事」にもいろいろあるので興味があればどうぞ。

ただ、最適化を練習したほうがいい、ということではなく、

そもそも標準運指が合理的ではないので、「絶対に標準運指にしないといけない!」と気にしなくてもいい、ということがわかってもらえたらOKです。

自己流の運指をなおしたほうがいいか迷っているなら、上記最適化の記事を読んでみて、そのままでも大丈夫かどうか考えてみましょう。

それよりも、とにかく手元を見ずに打てることを優先してください。

手元を見ないことは絶対に重要なので、繰り返し繰り返し、くどいほどに繰り返します。

アンカーキーは使ったらダメ

タッチタイピングの基礎として、たまにアンカーキーというものを聞くことがあります。

これは、アンカー(船のイカリ)の意味で、たとえば上段のキーを打つとき、ほかの指をホームポジションに残したままにするというものです。

アンカーキーは、無理なフォームになるし、運指のことを考えると意味がありません。(例えばYのあとKLを打つことはないのでアンカーキーは無駄)

考えればすぐにわかることですが、ホームポジションに指を残しておくことに意味はないどころか、ムダな運指を覚えてしまうので、

アンカーキーは使ったらいけません。

たとえば上の写真では、人差し指でYを打ったら、次はAIUEOのどれかを打つので、KL;に指を残す意味がありません。

Yを打ったら、次Uならほとんど同時に打鍵することになるので、中指はすでにその位置に振りかぶっています。(※Uは標準運指で人差し指ですが、中指のほうが運指が良くなりやすいです)

YUを打つなら、Yの次はすでにUに振りかぶっています。

このように、前後のキーによって指の位置関係は毎回ちがうので、アンカーキーはやるだけムダです。

アンカーキーがなぜムダなのか、次の「五十音タイピング」でも説明しますが、日本語のタイピングだとアルファベット単位ではなく、カナ文字が最小単位になるので、アルファベットがどこにあるのか探すことは、意味がないどころかマイナスになります。

「アルファベットから探す」という行為は、ローマ字の脳内変換の原因になるので、やってはいけません。

↓アンカーキーを使わないほうがいい例として、もういちどこの動画を見てください。文章の入力中はアンカーキーを使わず、1ワード打ち終わるとホームポジションに戻ります。

↓じゃぁ日本語のタイピングを練習するときに、なにを意識して練習するのか、次で説明していきます。

五十音のタイピング練習

最初の練習におすすめなのは「五十音タイピング」です。

FJFJのようにアルファベットごとに練習しても意味がありません。

最初にアルファベットを練習してしまうと、あとあと「アルファベット→かな」の脳内変換が発生します。

日本語の文章は、かな文字の連接で構成されているので、アルファベットを1文字ずつ覚えても意味はありません。

[k]ケー[a]エー ⇒ 「か」
という変換を頭の中でするのではなく、
kaを右手中指と左手小指でほぼ同時に打つ」という、
指の動きが「か」という出力と直結するのを最初から意識してください。

※これは楽器で音を出すのに似ています。
・トランペットのピストンの組み合わせと吹く強さの組み合わせ
・リコーダーのふさぐ穴の組み合わせ
・ギターの弾く弦と押さえる場所の組み合わせ

ゲームで必殺技を出す組み合わせにも似ています。
・↓➘→+P = 波動拳

楽器もゲームも、いくつかの動作を組み合わせてひとつの出力を生み出すプロセスです。

「①②ピストン押さえたらミが鳴る」とか、ひとつひとつ考えているとすぐにスピードが限界になるので、頭の中で変換作業をせず、ひとつの動作とひとつの出力を直結させることが重要です。

これはタイピングでも同じで、ローマ字の脳内変換をしたらすぐに上達できなくなるので、最初から脳内変換をしない、「指の動き」=「文字」を意識して練習してください。

もう一度言います。

アルファベット1文字のタイピング練習をしても、日本語の練習には意味がありません。

「日本語の文字や文章」と「指の動き」を対応させて上達していくので、練習は必ず、かな文字・単語・文章単位でやっていきます。

タイピングで意識すること

脳内変換してはいけないことについて図解していきます。

」をキーボード入力するとき、

  • ×・・・kケー、aエー =「か」というふうに「アルファベット→かな」と脳内変換してはいけない
  • ◎・・・ka(右手中指と左手小指でほぼ同時に打つ指の動き=「か」)

というふうに、[ka]をひとつの”かたまり”として「か」と意識して、ほとんど同時押しできるようにしてください。

このとき、ひとつのかたまりとして意識できるということは、打鍵は
kタン・aタン」じゃなくてkaタン」と、2キーを1アクションで打ちます。

kaと、2アクションで打つと、遅くて、日本語として直感的でもなく、手を上げ下げする回数が増えて疲れやすくなります。

ーーー

なのでkaを一つのかたまりとして1アクションで打ってください。

「タン」と1アクションで打つということは、ほとんど同時押しになります。

このときの指の動かし方が「か」になるので、頭の中でアルファベットを考えてはいけません。

「かきくけこ」を入力するなら、
kakikukekoではなく、
kakikukekoというふうに、ひとつのかたまりが1アクションになることを意識しましょう。

同様に、「きゃ」とかも、[k]ケー[y]ワイ[a]エーではなく、kyaをひとつのかたまりとして「きゃ」と、1アクションで打ちましょう。

頭の中で「アルファベット→カナ」の変換をしていると、一定以上スピードアップすることができません。

ーーー

そもそも、ローマ字入力は日本語を入力するための方式のひとつでしかないので、極論、アルファベットを覚える必要がありません。

言い換えると、日本語を入力するならkアルファベットの K ではなく、「か行を入力するためのキー」です。

五十音は「行」と「段」の組み合わせなので、キーボード上に色分けすると以下のようになります。

↓このように行・段の役割があるだけなので、日本語を入力するためにアルファベットを覚える必要は無いことがわかります。

ローマ字入力は、
「行段キーの組み合わせで日本語を入力する方式」です。

「アルファベットからカナに変換する入力方式」ではありません。

そのため、1カナを2キーに分解して再組み立てする覚え方ではなく、あくまで1カナもしくは1音(「きゃ」「じゃ」など)をひとつのかたまりとして打ちます。

最初が大事なので、練習しはじめから意識してください。

ーーー

※このとき、ほとんど同時押しで重なるように打つことを「ロールオーバー打ち」といいます。

これができるかどうかで大きな差になるので、アルファベット1キーごとに指を上げ下げせず、かたまりならロールオーバー打ちできるように意識しましょう。

ただし、ki「中指 → 中指」のように、同じ指が連続する場合はロールオーバー打ちできないので、ki「きーい」のように、ひとつの塊の意識だけはしっかりと持ったまま打ってください。

上達すると最適化というテクニックで「人差し指 → 中指」みたいに違う指を使えますが、まだ先の話です。

ーーー

※これがさらに上達すると「チャンク化」というテクニックによって、より大きなまとまりも一気に入力できるようになっていきます。(チャンク化についても後半で少し説明します)

マイタイピングというサイトに五十音タイピングを作ってみたので、反復練習用に使ってみてください。

繰り返しますが、手元は絶対に見ずに。

手元を見ない理由はあとで詳しく書きますが、脳の仕組みからして、手元を見ると効果がなくなってしまいます。

必ず手元を見ずにタイピングしてください。

それでも手元を見てしまうなら、タッチタイピング養成ギプスを自作したりして、手元を見れないようにしてください。そのくらい手元を見ないことは重要です。

タッチタイピング養成ギプス
引用:タッチタイピング養成ギブスのつくりかた – 情報科blog

↑※ダンボールで簡単に作れるので、学校の先生にもおすすめ。

ーーー

ブラインドタッチの練習としてタオルをかぶせる方法がありますが、実際にやった学校を見る限り、タオルはおすすめしません。

参考:短時間でタイピングを習得させる方法を考える

自分でもやってみましたが、タオルがずれて指の下に入り込み、タオルごと打鍵してしまいます。

また、タオルがこすれる感触は、指先の感覚の邪魔になります。

手元を見れなくする方法としてはダンボール以外にも「タオル」「目隠し」「キーキャップにシールを貼る」などがありますが、タイピング練習に目隠しを使ってみた – baruku07のブログという記事でいろいろ試行錯誤されています。

調べたりやってみた限りでは、手の触覚を邪魔せず、画面は見ることができて、手とキーボードは見れない、という条件を満たすタッチタイピング養成ギプスのようなダンボールなどによるカバーが最適な道具だと思います。

キーボード図は左右どちらかに

キーの場所を見るためのキーボード図は、画面の左右どちらかに置いてください。

キーボード図はパソコン画面の左側に置く

理由としては以下のとおり。

  • ワープロ検定や仕事だと、資料を左右どちらかに置くことが多い
  • 資料を下に置くと、目線の移動が「上⇔下」になってしまい、手元を見るのと同じ動作になってしまう

あとあと検定や仕事で使うことを考えると、目線の移動は「上下」ではなく「左右」に慣れておくほうが良いでしょう。

データホルダーで検索すると、スタンドタイプ、アームタイプ、クリップ式など、いろいろな製品があります。

画面よりも低い位置になってしまう場合は、棚の上に置いたりして、高さ調節したほうが目に優しくなります。

↓ワープロ部の動画が参考になります。入力画面のすぐ左に文書をくっつけています。

ーーー

↓ローマ字入力用のキーボード図です。パソコンでクリックすると大きな画像(PDFファイル)が開くので印刷して使ってください。

※ただ、アルファベット表記だとどうしても発音が引っ張られてしまうので、頭の中で「ケー、エー」のように発音せずに、カナ文字発音を意識してください。キーボード図は早めに卒業しましょう。


キーボード図(PDF)

最初は「あ」から「ん」が手元を見ずに入力できるようになるまで反復練習して、濁音(゛)・拗音(小さい文字)など、ほかの文字も少しずつ練習していきましょう。

↓メモ帳で反復練習する順番の例

  • あいうえお かきくけこ さしすせそ たちつてと
  • なにぬねの はひふへほ まみむめも やゆよ らりるれろ わをん
  • がぎぐげご ざじずぜぞ だぢづでど ばびぶべぼ ぱぴぷぺぽ ぁぃぅぇぉ ゃゅょ
  • きゃ きゅ きょ しゃ しゅ しょ ちゃ ちゅ ちょ にゃ にゅ にょ ひゃ ひゅ ひょ みゃ みゅ みょ りゃ りゅ りょ ふぁ ふぃ ふぇ ふぉ うぃ うぇ うぉ
  • ぎゃ ぎゅ ぎょ じゃ じゅ じぇ じょ びゃ びゅ びょ ぴゃ ぴゅ ぴょ でぃ でゅ
  • ゔぁ ゔぃ ゔ ゔぇ ゔぉ ぢゃ ぢゅ ぢょ つぁ つぃ つぇ つぉ(この行はほとんど使うことがないので何となく覚えるだけでいいです)
※2通りの入力方法があるものはどちらでも入力できますが、打鍵数が増える「し」SHI など、おすすめじゃない打ち方は薄くしています。なるべく打鍵数が少ないものにしましょう。

ローマ字入力一覧表1
ローマ字入力一覧表2

ローマ字入力のつづり

大学生におけるローマ字入力速度と綴り選択に関する研究によると、大学生でも「てぃ」のつづりthiを2割しか知らないなど、つづりを知らないために無駄な打鍵をしている人がたくさんいます。

なので、まずは効率的なローマ字つづりを覚えておきましょう。

とくに小さい「っぁぃぅぇぉゃゅょ」を入力するときに、なんでもかんでもXで入力することが多いですが、打鍵数が増えるし運指も悪くなるので、Xは極力使わないように気をつけてください。

いったんクセがついてしまうと、明らかにムダな打ち方でも「慣れているから」という理由でなおすのが面倒になってしまいます。早めに矯正しましょう。

その他、正しく入力できないものなど、以下のつづりについて説明していきます。

  • du
  • 「ロケット」などのちいさい「っ」
  • きゃきゅきょkya
  • ふぁfa・じゃja
  • てぃthi・でぃdhi

これらはすべて専用のルールや特別なつづりが用意されているので、覚えましょう。

ここを覚えないと、これから先、ずーっとムダなやり方で練習することになってしまいます。

覚えるのは最初だけなので、本格的な練習をする前に、ひととおり知っておきましょう。

打鍵数の少ないつづりにする

まず基本中の基本として、打鍵数の多いつづりで打たないようにします。

◯)つ → tu
×) つ→ tsu

◯)し → si
×)し → shi

◯)ち → ti
×)ち → chi

ヘボン式と訓令式どちらが良いのかという議論もありますが、あくまで「日本語の文章を入力する方法」なので、住所や名前を表記するルールとは別物として慣れましょう。

ローマ字入力の表記にはさまざまなものがありますが、あくまで「ローマ字入力によるキーボード入力」においては、こだわっても意味がありません。

ぢ・づ

専用の、というよりは、単純に間違えやすいつづりに気をつけてください。

「つ」に濁点がつく「」のように、だ行の中であまり使われないもの。

◯)ぢ → di
◯)づ → du

先ほどの論文によると、duのつづりがわからず、zuで入力してしまうことがあるようです。

※「ぢ」「づ」は使う機会が少なく、間違えたとしても意味が通じて、読む側も指摘しないことがあるため、あまり問題が表面化しないミスだと思います。

ちいさい「っ」

小さい「っ」(促音)は、次の子音を連打します。
例)ロケット → roketto

xtuのように別々に打つと打数が増えて遅くなるので気をつけてください。
×)ロケット → rokextuto

xtuで教える学校もある

普通に考えたら rokextuto よりも roketto のほうが良いですけど、なぜか意外と xtu を使っているのを見聞きすることがあります。

実際、学校で xtu を教えていることもあるらしく、さすがに先生の知識不足じゃないかと思うので、強制された生徒はかわいそうだと思いますけど、実際の教育現場ではどういう状況なんでしょうか。

こちらの記事を書く際、「学校では xtu で教えられた」という話題で盛り上がっている動画(2:51:45)を見ると、配信のコメントが興味深かったです。

子音の連打で「っ」を知らなかったケースもあります。ただし十分に速い場合は、実用では困りません。

人によって「っ」をどう入力するのか全然違うし、逆に xtu を知らなかったという人もいるので、学校でやっていたやり方に慣れてしまうように思います。

このあと紹介する「てぃ」thi が正しいつづりで打てている人が非常に少なく、texi で打つ人数が最も多いことも考えると、特殊なつづりを教えず、すべて x で小さい文字を入力するやり方が一定数いるのでは?と予想してます。

繰り返しになりますが、「っ」は xtu、ltu で入力するメリットがほとんどないので、慣れてなくても子音の連続にすぐ矯正しましょう。

「きゃきゅきょ」など

これは授業でもちゃんと教えるだろうから間違わないと思いますが、別々に打たないように気をつけてください。
◯)きゃ → kya
×)きゃ → kixya

ふぁ・じゃ

「ふぁふぃふぇふぉ」「じゃじゅじぇじょ」は2打で入力できるので、jixyaのように打たないように気をつけてください。ものすごく打鍵数が増えてしまいます。

また、zyajyaも打鍵数が増えて運指も悪くなるのでやめましょう。

◯)ふぁ → fa
×)ふぁ → fuxa
◯)じゃ → ja
×)じゃ → jixya
×)じゃ → zya
×)じゃ → jya

でぃ・てぃ

さっきリンクを貼った論文によると「てぃ」はローマ字入力のつづりを知らない人がとくに多い2割くらいしか知らない)ので、必ず覚えておきましょう。

◯)でぃ → dhi
×)でぃ → dexi
◯)てぃ → thi
×)てぃ → texi

さきほどの論文によると、thidhiは、小学校の国語では習わない特殊なつづりとのこと。(だからこそ2割しか知らない)

つまり、授業で先生が教えないと、タイピング特有のつづりのため、知りようがないということになります。

Xを使わない

ここまでの話をまとめると、「でぃ」dhiのように入力できるのに、わざわざ「でぃ」dexiなんて打ち方をすると、打鍵数が増え、運指が悪くなり、直感的でもなくなってしまうので、必ず矯正するように頑張ってください。

Xは使わないように。

単独の小さい文字を入力する時は?

xを使わないように、といっても、「あっ!」のような、文末に小さい文字がある場合は、単独で打つ必要があります。

このとき、小さい「っ」はxtultuどちらでも打てますが、

Xではなく、基本的にLを使ってください。

↓このキーボード図を見てもわかるとおり、ほとんどの場合でLのほうが運指が良くなります。

学校の授業では「小さい文字を打つのはx」と教えられることもあるかもしれませんが、実際はLのほうが運指が良くなります。

Twitterのアンケート

Twitterで大規模(91,658票)になったアンケートがあったので、参考に掲載しておきます。

  • xa 51.6%
  • la 48.4%

フォロワーが5.8万人と非常に多いアカウントによるアンケートで、投票数も多く、かなり信頼性の高い結果じゃないかと思います。

で、xaに長年慣れている人はそのままでもいいですが、これからタイピングを練習する人は、運指が良い「la」にしておきましょう。

ーーー

つづりだけで長く説明してしまいましたが、ここを適当にすると、どんなに速くなってもずーっとデメリットを引きずることになるので、五十音をスルーした人はもう一度見てみましょう。

これらをしっかり覚えて五十音タイピングを反復練習すれば、最低限の基礎ができるので、手元を見ずに頑張って練習してみてください。

五十音タイピング
五十音タイピング

日本語でよく使う言い回しを練習

五十音のカナを打てるようになっても、日本語の文章としてスラスラ打てるようになるためには、文字の”かたまり”に慣れないといけません。

考えればわかることですが、「かきくけこ」という文字列は、日本語の文章には出てきません。

タイピングゲームで「い」……「ま」……「す」のように1文字単位の入力が速くなっても、実際の文章入力の上達にはなりません。

↓実際の文章では、こういう文字の流れ(連接)を入力していくことになります。

  • います
  • あった
  • おくと
  • していて
  • すること
  • こういう
  • そういう

(※タイピングゲームで反射神経が速くなっても文章入力がうまくできないのは当たり前で、連接のパターンに慣れていないからです。)

そこで、よく使う言い回しを集めた問題を作成しました。

五十音ができるようになったら、次の練習として使ってみてください。

※ただし、よく使う言い回しからピックアップしているため、使っていないカナ文字があります。あくまで重点的・効率的な練習として利用してください。

ーーー

※この練習をするときは、1文字ずつポツポツと入力せず、かたまりを一気に入力できるように意識してください。

「います」だったら、imasuをひとつのかたまりとして素早く入力できるように。

i、m、a、s、u のようにポチポチと入力する指の動きと、
imasuをザッと一気に入力するときの指の動きは全然違います。

よく使う言い回しのタイピング練習
よく使う言い回し(3文字)

よく使う言い回しのタイピング練習
よく使う言い回し(4文字以上)

ーーー

覚える練習と慣れる練習

「五十音タイピング」と「よく使う言い回し」は、それぞれ目的が違います。

  • 五十音は覚えるための練習
  • よく使う言い回しは慣れるための練習

最終的には文章をなめらかに入力するのがゴールなので、いろいろな文章の流れに慣れる練習が重要です。

慣れる練習をしていくと、無意識で打てるパターンが増えていき、文章を考える余裕が出てきます。

自分がよく使うワードを反復練習

基本的な言い回しがスムーズにブラインドタッチできるようになったら、次は自分がよく使う文章を反復練習してみましょう。

※ここからは、ふだん入力している文章の個人差が大きいため、自分で文章をピックアップして、メモ帳などを使って練習してください。
  • おはようございます。
  • こんにちは、
  • こんばんは、
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などなど、挨拶文や日常的に使っているワードを、メール・SNS・授業のレポートなどからピックアップします。

あとはそれをメモ帳に、ひとつずつ、指が覚えるまで反復入力してみましょう。

そうしたら、最大限の練習効果を得られます。

単語の練習に慣れてきたら、短文・長文と、ピックアップする文章を長くしてみましょう。

このように、普段の入力を速くすることが目的なら、タイピングゲームよりも、よく使う文章を重点的に練習するほうが効果的です。

句読点の練習になる

タイピングゲームでは、句読点がなかなか練習できません。

実際の文章入力では、「auのあとにを打つことが多い」など、日本語特有の癖があるので、タイピングゲームばかりプレイしても身につかないスキルもあります。

ゲームで1番になりたいとか、目的が別ならかまいませんが、ほとんどの人にとって、タイピングを使うのは漢字変換ありの文章入力です。

練習方法が、目的に合っているかどうか、少し考えながら練習しましょう。

ーーー

タイピング検定が目標なら

授業や部活として取り組むタイピング検定(資格)に受かることが目標なら、過去問でよく使われる言い回しを反復練習してみましょう。

練習サイトをまとめた記事の「タイピング資格・大会の過去問」というもくじに、いろいろな検定のリンクがあるので、自分の受ける検定の過去問を見てください。

おおまかにピックアップするだけでも、かなり集まります。

  • だったのではないでしょうか。
  • なってくるのでしょうか。
  • というものがありました。
  • していることがあります。
  • なっていったようです。
  • といえるでしょう。
  • よくあります。
  • あるようです。
  • あるのですから、
  • なりました。
  • ありませんでした。

こういう言い回しだけでもスラスラと入力できるようになると、効率的な練習ができます。

文末は「でしょうか」「でしょう」「ありました」「あります」「ありません」「なります」「ようです」「みましょう」「ください」「しましょう」「でした」「です」「います」など。

文頭は「たとえば」「そして」「これは」「おそらく」「だから」「やはり」「その後」「どんなに」「どのような」「どれだけ」「すると」「これが」「これらが」「これまで」「ここまで」「それが」「それらが」「そこから」「このように」「あれが」「ちょうど」「さまざまな」など。

文中は「ですが」「あるので」「ですので」「すれば」「なくても」「ほうが」「していると」「くると」「にして」「するのが」「すれば」「できる」など。

このようにお決まりのパターンがあるので、それらが含まれる文章を練習すれば、本番で打つ可能性も高くなるでしょう。

ふだんから「日本語でよく見かけるな~」と思った部分をメモしてみましょう。

もちろん手元は見ずに練習してください。

ここまでの内容を手元を見ずにスラスラ入力できるようになれば、もう日常生活では困らないタイピングスキルです。

練習方法としてタイピングゲームもおすすめされることがありますが、「自分が使わないワードが多い」「ワンパターン」というデメリットもあるので、やり過ぎは禁物です。

タイピングゲームよりも、自分がよく使う文章のほうが実生活で役に立つので、あくまで自分がどうなりたいのかを基準に練習方法を決めてください。

  • 実用的なタイピング → 普段入力している文章を練習
  • タイピングゲームのスコアを伸ばす → ゲームをやり込む
  • タイピング検定を受ける → 過去問をやる。IME初期状態の漢字変換を研究する
  • 競技タイピングを目指す → ピアノやギターに取り組む。音ゲーをやり込む。反射神経を鍛える。最適化を研究する。運動をして基礎体力をつける。大会で使われるソフトのワードを研究する。

というように、タイピングを何に使うかによって、効果的な練習方法は全然違います。

漢字変換の基本操作

ここまでの練習は、どちらかというとキーの打鍵に絞って具体例をあげましたが、実際の文章入力では、漢字変換の操作が必要になります。

実は大学生への調査「日本語入力時の[変換]操作と[Enter]キーの操作 」(大阪成蹊短期大学1回生73名)では、過半数の学生は変換の基本操作を知らず、無駄な打鍵をしています。

知っているか知らないかで、大幅に効率が変わるので、最低限覚えておいてください。

以下、上記報告書の中にある内容を参照しながら説明していきます。

いちいち確定Enterをしない

質問1

漢字変換をした後、毎回[Enter]キーを押していますか
→ 84.9% 押している

たとえば、「私は学校へ行きます。」という文章で、

「私はスペース学校へスペース行きます。スペースEnter
と比べて、
「私はスペースEnter学校へスペースEnter行きます。Enter

というふうに、変換したあとにいちいちEnterで確定する癖がついている人は多いんじゃないでしょうか。

もっとひどくなると、こんな入力をしている例もあります。

「私スペースEnterEnter学校スペースEnterEnter行きますスペースEnterEnter

文章の途中にスペースで変換したあと、Enterで確定するのは時間の無駄です。

次のキーを打てば、変換中の候補は自動的に確定するのに、Enterで確定する必要はありません。

Enterが必要になるのは、改行するときだけです。句読点の区切りでさえ、その後に文章が続くのであればEnterは必要ありません。

遠くて重たいEnterを打鍵することにより、入力スピードは落ちて、何より疲労が大きくなります。

そのため、まずは文章途中で「変換のあとのEnterは無駄」ということを知り、すでに癖が付いている人は、意識してEnterを使わないようにしましょう。

Enterを打鍵するかどうかで、実用入力の効率がものすごく変わります。

※例外として、ひらがなのまま確定したいときはスペースで変換せずにEnterで確定することもあります。

※例文の「私は学校へ行きます」は一括変換もできますが、文章の内容や長さによって汎用性が高い文節変換を例にしました。もちろん簡単な文章は連文節変換でも問題ありません。

変換中の[文節移動]

質問3

[→][←]キーを用いた文節移動の方法を知っていますか
→ 知っている 43.8%(逆算から、知らない 56.2%

たとえば「かれはおもしろい」を一括変換して

「彼は面白い」を「彼はおもしろい」にしたかったら、キーで変換する文節を移動して、スペースで変換操作をします。

この文節移動ができないと、一括変換がまともに使えないのかもしれません。

※文節移動を知らない生徒がどう対処するのかはわかりません。「すべて消して入力し直す」「細かく漢字変換していく」などが考えられます。

変換中の[文節区切り修正]

質問4

[Shift]+[→][←]キーを用いた文節の区切り修正方法を知っていますか
→ 知っている 22.6%(逆算から、知らない 77.4%

たとえば「あしたはいしゃへいきます」を一括変換したら、
「明日歯医者に行きます」(あした / はいしゃに)
「明日は医者に行きます」(あしたは / いしゃに)
どちらかになるとして、変換する区切りを変更することができます。

↓説明が難しいので図解でどうぞ。

この文節区切り修正も、長文の一括変換をするなら必要になってきます。

ファンクションキーによる変換操作

質問5

ファンクションキーによる変換方法を知っていますか([F6][F7][F8][F9][F10]の働きについて答えてください)

キー 知っている
F6 ひらがな 5.5%
F7 カタカナ 21.9%
F8 半角カタカナ 11.0%
F9 全角英数 6.8%
F10 半角英数 4.1%

普段使っている割合ではなく、そもそも知っている人の割合が非常に少ないです。

ただ、ファンクションキーはホームポジションから遠いので必ずしも重要なテクニックではありません。

キーボードによっては使えないので、一応知っておく、という程度で良いと思います。

ーーー

さて、漢字変換の基本操作で特に重要なものをもう一度。

  • 変換したあとEnterでいちいち確定しない
  • カーソルキーによる文節移動を知っておく
  • Shift+カーソルキーによる文節区切り修正を知っておく

この中では、いちいちEnterキーで確定しないのが特に重要です。次のキーを打鍵すれば自動的に確定します。

Enterでいちいち確定しなければ、細かい文節変換でもロスがほとんど無くなるので、長文変換よりも実用では使いやすくなります。

長文変換は、どうしてもカーソルキーによる分節移動と区切り修正が必要になるので、ホームポジションが崩れて遅くなります。

繰り返しになりますが、すべてをまとめると、いちいちEnter確定せずに文節変換が、実用入力ではバランスが良いと思います。

チャンク化

チャンク(chunk)という英単語はもともと、「大きいかたまり」という意味があり、「タイピングのチャンク化」は、一気に入力するかたまりのことを言ったりします。

※ただし「チャンク化」はタイピング界でなんとなく使われているもので、正式な用語ではありません。

ーーー

たとえば「おはようございます。」は、チャンク化せずに1文字ずつだと以下のようになります。

[o] [ha] [yo] [u] [go] [za] [i] [ma] [su]
[お][は][よ][う][ご][ざ][い][ま][す]

これが、キーとキーのつながりに慣れてくると、だんだん大きなかたまりにして、一気に入力できる範囲を広げていくことができるようになります。

チャンク化されていく様子

ohayougozaimasu


ohayougozaimasu
おはようます

ohayougozaimasu
おはようございます

ohayougozaimasu
おはようございます

[gozai]はかたまりにするのが難しいですが、[ohayou]は慣れると簡単で、発音の「おはよう」とも一致させやすいので無理してる感じがありません。

最終的には「おはようございます」がひとつの流れとして無意識に打てるようにします。

ローマ字→かな脳内変換の影響

五十音タイピングの章で説明した、「指の動きとカナ文字が直結」できずに、「ローマ字→かな脳内変換」をしていると、チャンク化しにくくなります。

[y]ワイ[o]オー → 「よ」

というふうに脳内変換していると、かたまりを大きくして一気に入力できません。

youを「よう」と直結、
ohayouを「おはよう」と直結、
というふうに、チャンク化を大きくするのは脳内変換をしていると無理なので、意識を変えましょう。

イメージトレーニング

お風呂・通勤中・寝る前など、ぼーっとできるときに、頭の中でタイピングしてみましょう。

「シャドータイピング」「エアータイピング」ともいいます。

キーボードのホームポジションをイメージして、指がキーを触っている感覚まで思い浮かべてください。

キーボードに指をおいた状態をイメージして練習。

キーの位置をイメージするだけじゃなく、どの指をどのくらい動かすのかまでイメージしましょう。

数字と記号のブラインドタッチ

数字と記号もブラインドタッチできたら理想ですが、まずはここまで説明した、日本語をブラインドタッチできるようになってからです。

使うことが少ないなら、数字や記号は見ながら打ってもかまなわないでしょう。

数字のブラインドタッチ

日本語の文章の中でも、いくつかの数字はよく使うので、最上段の数字をブラインドタッチで入力できるようになると便利です。

↓無理やりだけど例文。

「12月31日、今日はリサイクルショップで机が安く買えた。価格は5,000円、サイズは横幅75cmだった。」

日付や価格では1230を使うことが多いので、これだけでもスラスラ打てると役に立ちます。

567あたりはブラインドタッチするのがもともと難しい位置にあるので、最初のうちは完璧にできなくても良いでしょう。

記号のブラインドタッチ

記号は、人によって使う・使わないが全然違うので、自分がよく使う記号があるなら練習する、くらいのつもりでいいでしょう。

Shiftキーとの組み合わせも多いので、難易度も高くなります。

↓文章の中で使われそうな記号はこのあたりでしょうか。

とくには日本語の文章でも使うことが多いでしょう。

英数字記号の練習に使えるサイト

英数字記号の練習が充実している練習ソフトは少ないので、いざ使うときにスラスラ打てない人も多いと思います。

それに、タイピングゲームだと英数字記号がほとんど出てこないものも多く、出題パターンが少なすぎて練習量が少なくなりがちです。

そこで、ゲームではなく、英数字記号がたくさんあるWebサイトをコピータイピングするのがおすすめです。

ーーー

例えば「通販新聞」というサイトの「決済情報」のタグがついた記事一覧では、「2020年7月期第3四半期、前年同期比9.4%増」のように、「億、万、円、件、年、月、日、時、%、社、代、部、冊、個、桁、増、減、人、店舗、約、同、比、~」など、実際に数字の前後につきやすい単位と合わせて練習することができます。

通販新聞

↓数字が多く含まれる文章を一部引用。

(株)ファンケルが30日発表した2020年3月期第2四半期(19年4~9月)連結決算は、売上高が前年同期比9.8%増の662億300万円、営業利益は同25.6%増の88億9600万円、純利益は同21.1%増の58億7200万円となった。

引用:ファンケル2Q、営業利益25%増…駆け込み需要を取り込み | 通販通信

こういう文章はニュースサイトでもありますが、カテゴリが特化しているサイトのほうが例文を見つけやすいのでおすすめです。

また、数字とセットになる「円」などの単位は、人によってよく使うものが違うだろうから、自分の仕事と関係が深そうなWebサイトを探してみるのもいいと思います。

ーーー

あと、文章に統一性はありませんが、「Amazon」もさまざまなパターンで英数字記号が練習できます。

たとえば上記のページから抽出すると以下のとおり。

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  • 認識しますか?
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もちろん、Amazon以外の通販サイトでもかまいません。

ーーー

繰り返しになりますが、英数字記号の練習は、まずは日本語のカナ文字を完璧にブラインドタッチでスラスラ打てるようになってからにしましょう。

ブラインドタッチを練習する理由

  • ブラインドタッチ(手元を見ないタイピング)
  • スピード
  • 正確性

この3つの中だと、スピード・正確性が大事だと思われがちです。

でも、実際は3つの中でブラインドタッチ(手元を見ずにタイピングできること)がダントツで重要です。

いま、授業で友達と比べればそこそこタイピングが速くても、手元を見てタイピングしていたら、全部ムダ、と言っても過言じゃないので、ここから先をよく読んでください。

とくに、学校の授業でとりあえず手元を見ながらタイピングすると、あとですごく大変になります。

「手元を見る」=「間違ったやり方」ということを知っておいてください。

ブラインドタッチできないと、いつまでたっても指先と脳がつながりません。

ブラインドタッチできる人の割合

そもそもブラインドタッチできる人ってどのくらいいるんでしょうか。

「ブラインドタッチなんか当たり前でしょ?」って思うかもしれませんけど、実際はできる人がとても少ないことがわかります。

たとえば自分が集めたYouTubeでのアンケートでは、ブラインドタッチできる人は15%しかいません。(回答者数2,849人)

ブラインドタッチできるか、アンケート結果。完璧だと答えたのは15%。ほとんど手元を見てしまう人が48%で最も多い。

ーーー

※その後、「文章」と「数字記号」も分けたアンケートを実施したので、こちらのほうがより実態を表せていると思います。

閲覧者の属性
  • 端末
    • スマホ 58.3%
    • タブレット 19.5%
    • パソコン14.1%
    • ゲーム機6.2%
    • テレビ1.7%
  • 年齢
    • 13~17歳 17.0%
    • 18~24歳 40.1%
    • 25~34歳 16.1%
    • 35~44歳 14.4%
    • 45~54歳 11.4%
    • 55~64歳 0.3%
    • 65歳以上 0.8%

上記は回答者ではありませんが、アンケートを設置していた動画を見ている視聴者の属性です。

スマホからの回答と、若い年齢の人が多いと思われるので、マイナビとかで社会人のみに聞いたアンケートよりは、裾野が広い結果になると思います。

↓アンケート結果を書き起こすと以下のとおり。

数字記号まで完璧な人がほとんどいないのはしかたないですが、文章を完璧にブラインドタッチできる人が18.5%しかいません。

割合 人数
(n=1337)
文章◎ 数字記号◯ 4.9% 65
文章◎ 数字記号× 13.6% 182
文章△ 数字記号× 25.0% 334
文章× 数字記号× 51.4% 687
キーボード使わない 5.2% 69

他にもいろいろなアンケート調査を検索してみましたが、一般的にはブラインドタッチできない人のほうが多いようです。

※ただ、結局こういうアンケートは、回答する母集団の影響を強く受けてしまいます。「ブラインドタッチできる割合」として提示する場合、回答者の属性も合わせて見せないと、恣意的な見せ方になってしまうでしょう。

他のアンケート調査

他にも、マイナビのアンケート、2017年2月調査、社会人211人ブラインドタッチできる人が37.0%。(はい・いいえ 2択)

大学生の情報リテラシーに関する調査結果に関する記事。2011年調査、東京農工大学1回生876名約半数はタッチタイピングができない。

大学生のスマートフォンとPCでの文字入力方法。2016年調査、立命館大学1回生~大学院(回答はほとんど1~2回生)6学部568名「ほとんどキーボードを見ずにタッチタイピングできる」14.4%。

初年次教育における情報処理科目の授業開発に向けた一考察の調査、2013年調査、東洋学園大学1回生257名、具体的な数値は書かれていないが”タッチタイピング(キーボードを見ないで速く打てる)が修得できている学生は少ない。“と記載あり。さらに、「ウォ」「ディ」「ファ」などのローマ字入力が正しくできない学生がいまだに多いとのこと。

打鍵ミス低減に重点を置いたタッチタイピング教育の評価、2014年調査、甲子園短期大学1回生34人、タッチタイピングスキル「ある程度あり」17.6%

大学入学時のスマホ・情報スキル・タイピングに関する調査について、2012~2016年調査、甲子園大学、「手元を見ないで両手で打てる」どの年度も10%以下。「たまには見てしまうが両手で打てる」を合わせても30%以下。

自宅でパソコンを毎日利用しますか? パソコン利用に関する調査結果(2018) | スマートアンサー、22,002人。「できる」学生はだいたい20%以下、社会人はだいたい30%以下。※「だいたいできる」を含めるとプラス30%ほど増えるが、他の調査の「たまに手元を見る」と傾向が似ている。

プチアンケート – インターネットでタイピング練習 イータイピング | e-typing ローマ字タイピング、1398人。完璧15%、ほぼできる35%、少しできる32%。できない16%。

これらの調査から考えると、ブラインドタッチが完璧にできる人は非常に少ないことがわかります。

また、傾向として、大学1年生だと20%以下の結果が多い感じがします。

そんな状況なのに、

『どうやったらタイピングが速くなる?』

という質問に、

「練習あるのみ!」

とアドバイスしても、手元を見てタイピングしてしまう可能性が高くなるので、がむしゃらに練習しないように気をつけてください。

「練習あるのみ」で上達できるのは「練習しながらコツを発見できる、センスのある人」であって、初心者にとっては「練習あるのみ」は最適な方法ではありません。

なんでブラインドタッチじゃないとダメなのか

なんでこんなにもブラインドタッチが重要なのかというと、手元を見るタイピング(タッチメソッド)は意味がないどころかマイナスになるからです。

手元を見てタイピングしていると、本来できるはずの手の感覚が、逆に鍛えられなくなります。

また、手元を見ながらタイピングが速くなってしまうと、ブラインドタッチのほうが遅く感じてしまうので、ついついいまできる(慣れている)やり方でやってしまいます。

なので、手元を見て速くしてはいけません。

「情報」の授業を担当している先生のブログには、見ながら打てる生徒はなかなかブラインドタッチが身につかないということも書かれています。

1年生「情報A」の授業もすでに5回ほどありました。年々タイピングが速い生徒が増えているようです。

ところが、逆にそこが難しい問題を呼んでいます。ある程度の速度で打てる生徒の2/3はキーボードを見ながら自己流のタイピングをする生徒なのです。

見ながら打てる生徒は、なかなかタッチタイピングが身につかないのです。

引用:情報科blog

いったん手元を見て中途半端に速くなってしまうと、なおすのが大変になるので、絶対に手元を見ないようにしましょう。

タイピングが速くなるためには、手元を見ずに、カナ文字・単語・文節に対して手の動きを覚え込ませる必要がありますが、手元を見ていると、いつまでも目を使うので、上達できなくなってしまいます。

↓手元を見て速くなってしまうと、ブラインドタッチをしたくても、このグラフのように、いったんゼロからスタートすることになります。

手元を見てタイピング練習すると無駄になってしまうので、最初からブラインドタッチで練習しないといけない。

手元を見るタイピングで使っていたテクニック「視線移動・首の上下運動」はブラインドタッチでは使わないため、練習したものがすべてムダになります。

それどころか、一時的にスピードが遅くなることにストレスを感じるので、中途半端に速い人ほど、なおすのが大変になります。

だから、手元を見てタイピングしてはいけません。

まずスピードを捨てて、ブラインドタッチができるようにならないと、結局速くなることができないどころか、どんどん遠回りしてしまいます。

手元を見ているなら、すぐに手元を見るのをやめましょう。デメリットしかありません。

ブラインドタッチで練習するとスピードが遅くても上達する

逆に、手元さえ見なければ、スピードが遅くてもかまいません。

大事なのは「見ずに打つこと」です。

ミスが増えても、

  • 正しい → 正しいキーということが指先と脳でわかる
  • 間違えた → 正しくないキーということが指先と脳でわかる

「指をどう動かしたか」→「このキーが入力された」

という繰り返しで「指の動き」と「出力される文字」が脳にフィードバックされていきます。

このような仕組みのため、手元を見ていると、目に見えた情報が邪魔をして、脳に届くフィードバックが変わってしまいます。

そのため、たとえ間違えまくってもいいので、やはり手元を見ないことが重要になります。

手元を見ると脳の処理が変わってしまうので上達できない

上の説明でだいたい言っていることですが別の言い方でも説明します。

目で確認してからキーを打つと、上達できません。

プロセスの違い

●ブラインドタッチ(タッチ・メソッド)
正しいと思うキーを打つ答え合わせ

●手元を見てタイピング(サイト・メソッド)
目視で答え合わせ正しいキーを打つ

重要なのはキーを打つ答え合わせという順番です。

正しいキーを打とうとして打ち間違えるからこそ、そのフィードバックを修正して上達できるのに、目で確認してから打っていたら、永遠にできるようにならないどころか、間違ったやり方で上達することになります。

「自分が正しいと思ったキーが違う → 修正する」という順番が大事です。

ブラインドタッチの成長曲線

ブラインドタッチと手元を見るタイピングの成長曲線をグラフにしました。

手元を見るタイピングとブラインドタッチの違いをあらわすグラフ。手元を見るとすぐに限界がきてしまう。

手元を見るタイピングだと、さきに目・首の限界が来てしまうため、どうやっても頭打ちになりますが、ブラインドタッチなら指の筋力の限界や、文章を読む脳の限界まで上達して、練習によってその限界を少しずつ突破していきます。

しかも上のグラフの「人間の限界」は、本当の限界(競技タイピングの世界)の話なので、普通の人はグラフの中にある緑色の限界をいくつか超えるくらいです。

ブラインドタッチができるようになるまでは大変かもしれませんが、手元を見ているとどっちみちすぐに頭打ちになってしまうので、最初から手元を見ずに練習しましょう。

手元を見ると実用入力が遅くなる

「速く打てれば手元を見なくても一緒じゃん!」と思う人もいるかもしれませんが、文章を入力していくときは、打鍵以外の動作も同時並行で行われているので、画面も見ていないと結果的に遅くなります。

文章を入力するときは以下のプロセスが行われます。

  • 何を打つのか考える(ゲームの場合はお題を認識する)
  • 打鍵順を頭の中で組み立てる
  • 打鍵する

そして同時に、

  • 打つキーを間違えていないか確認
  • 漢字変換が正しいか確認

という正誤確認も同時並行で行われます。

このうち下2つは入力画面を見ないと確認できないため、同時進行できなくなり、結果的にトータルの文章作成時間が長引くことになります。

もっと言うと、長めに入力してから画面を見たときに初めてミスに気づいたら、大幅なロスになります。

これ、タイピングゲームみたいに漢字変換せずに短文のお題が1問ずつ出題されるものだと影響が少なめなんですが、実際の文章入力では影響が大きくなります。

結局最終的には大学のレポートや仕事で文章を入力していくことになるので、やはり手元を見ることはデメリットが大きすぎます。

---

ここまででブラインドタッチの細かい説明は終わりです。

ここからは、ブラインドタッチが完璧にできるようになったあとの話です。

ブラインドタッチできるようになったあとの練習

ぶっちゃけブラインドタッチが完璧にできるようになったら、あとは最初に紹介した「自分がよく使う文章をメモ帳に入力する」だけでも上達できるので、誰もが厳しいトレーニングをしなければならないというわけではありません。

大事なのは、自分の仕事や学業が快適にこなせるスピードまで練習することで、それをゴールにします。

それ以上、やたらめったら速くなっても、実生活でリターンは少なめです。

ちなみに「タイピングが速くなりたい」と言ってもいろいろなレベルがあります。

タイピングが速くなる目的
  • 実用的なタイピングがしたい(資格1級レベル
  • YouTubeのすごいタイピング動画くらい速くなりたい(1級の2倍
  • 競技タイピングで戦うくらい修羅の道へ(1級の3倍以上)

このうち、速ければ速いほど良いと思いたくなりますが、実際は文章を考える速度がボトルネックになっていくので、資格1級レベル(漢字変換込み700文字/10分)くらいでも十分快適になります。

この速さで打てる人は少ないので、最終目標を1級くらいにして良いでしょう。これでも、ほとんどの人にとっては高い目標です。

タイピングの資格について記事を書いていますが、この中の1級やA判定が取得できれば、十分すぎるスキルです。

逆に、競技タイピングのような速さ(2000文字/10分以上)を目標にするのはおすすめしません。

ほとんどの人にとってそのスピードを活かす場面はなく、そのレベルに達するまでに膨大な時間を費やすことになります。世の中の速すぎる人たちと自分を比べて、ネガティブにならないようにしましょう。

↓じゃぁブラインドタッチができるようになったあとに意識することを書いていきます。

手元を絶対に見ない

え?しつこい?

それでもついつい見ちゃうんだよねー、という人は絶対に手元を見ないということを思い出してください。

タイピングソフトのデメリット

まず初心者が練習するのにおすすめなプレイグラムタイピングを紹介しましたが、ここからは、すでにブラインドタッチを習得して、ある程度タイピングできる人向けの内容です。

有名どころだと寿司打e-typingタイ速Weather TypingタイピンガーZなどがありますが、練習サイト・ソフトは以下のデメリットがあります。

練習サイトによくあるデメリット
  • 漢字変換が無い(影響大)
  • 出題されたワードのコピータイピングなので、自分の考えた文章とは感覚が違う
  • 句読点が少ない
  • 記号が少ない
  • 収録ワード数に限りがあるので慣れてしまう

という感じで、実際に文章をタイピングするのとかなり違うことがわかりますね。

これらの違いを踏まえた上で練習しないと、「タイピング “ゲームだけ” うまくなって、実際の文章がそんなに速くならない」という結果になります。

ーーー

↓以下、タイピングソフトのデメリットについて、もう少し解説していきます。

漢字変換が無い

漢字変換ができる練習ソフトも一部ありますが、人によって使う漢字が全然違うので、効果的な練習が非常に難しく、システムも煩雑になりがちで、そもそも練習ソフトと漢字変換の相性が悪いです。

漢字変換はカバーする範囲が広すぎて、ソフトでの練習はコスパが悪いので、自分が普段入力している文章をお題に練習するのが良いでしょう。

このとき、漢字変換のスキルを上げたいからといって、普段入力しないような難しい漢字が含まれる文章を頑張って練習しても、それを実生活で使わないのであれば恩恵がありません。あくまで自分の生活ベースで考えましょう。

それこそ、前半で紹介した「自分がよく使うワードを反復練習」を参考にしてください。

コピータイピングと創作分の違い

タイピングソフトは基本的に、出題されたお題を入力(コピータイピング)していくので、創作文とは以下のような違いがあります。

  • ソフト:目で見る → 入力
  • 創作文:考える → 入力

このプロセスは脳の使い方が違うので、最終的に実用入力が速くなりたいなら、創作分の入力もしたほうが良いでしょう。

逆に、データ入力や書類の転記など、仕事でコピータイピングすることが多いなら、「目で見る → 入力」という処理に近い、タイピングソフトでの練習効果は大きくなります。

結局、これも目的によります。

句読点や記号が少ない

タイピングソフトは、句読点や記号を入力することが極端に少ないです。

実際の文章だとは使うことが多いですが、これらを全く使わないタイピングソフトもあります。

打鍵速度が十分に速い人は、これらの句読点や記号も入力できるように、別途練習しておくと良いですよ。

※というか、カッコなどは入力しにくい位置にあるので、そもそも単語登録やローマ字テーブルのカスタマイズをしたほうが大幅に入力しやすくなります。実用入力が速くなりたい人はぜひ読んでください。

収録ワード数が少ない

これは、たくさん練習する人にとってのデメリットですが、タイピングソフトは収録されているワード数に限りがあるため、そのうちワードに慣れてしまいます。

たとえば寿司打はよくプレイされますが、各ステージに収録されているワード数はそんなに多くなく、頻繁に同じワードを入力することになります。

あまりにも寿司打ばかりプレイすると、寿司打のワードばかり速く打てて、実用入力に効果が薄くなってしまいます。

覚えゲーになってしまった時点で、目に入ってきた文字列を処理する過程がすっ飛ばされてしまうので、実用入力に恩恵が少なくなります。

なので、いろいろなワードに慣れる意味で、ひとつの練習サイトにこだわらないようにしてください。

タイピングソフトのメリット

逆に、タイピングソフトはその特徴を活かして練習に取り入れましょう。

練習サイトのメリット
  1. 普段は打たないワードで、さまざまなパターンの指の流れから、脳を鍛えられる
  2. ハイスコア更新や対戦に勝つことなど、ゲーム性によるモチベーションアップ
  3. 収録ワード数に限りがあるので、逆にほどよい反復練習になる

タイピングソフトは、実用入力よりも狭い範囲の、重点的な練習をするなら効果的です。

たとえば、野球だったら、

  • 実用入力は、「試合」
  • タイピングソフトは「素振り」「トスバッティング」「ベースランニング」「遠投」「守備練習」などなど

実用入力を鍛えたいからと言って、試合を漫然と繰り返しているだけだと、反復練習が少ないせいで苦手な部分は放置され、得意なことだけ伸びて、頭打ちになります。

いざ本番、苦手なボールが飛んできたときに、いつもミスをしてしまいます。タイピングの場合は膨大な文字の組み合わせなので、同じパターンが頻繁にやってくることは少なく、「あ、またミスしちゃった」が繰り返されます。

センスがある人は試合だけでも気づきを得てどんどん成長し、
センスがない人は惰性で同じ失敗を繰り返し、頭打ちになります。

タイピングソフトは、センスがない人(というか、天才以外のほとんどの人)にとって、(使い方次第では)非常に効果的です。

気をつけないといけないのは、使い方次第ということです。

タイピングソフトを漠然と練習するだけだと、(漢字変換・句読点・記号が少ないぶん)ヘタしたら実用入力を惰性で練習するよりも良くないでしょう。

タイピング全体のスキルは「打鍵速度」「正確性」「漢字変換」「単語登録」「薬指や小指の強さ」「初速」「先読み」「速読」「最適化」など、たくさんありますが、

実用入力だと「ある程度の打鍵速度」「正確性」「漢字変換」「単語登録」「先読み(先に考える)」「最適化」「ショートカットキー」あたりが役に立ちます。

実用入力に「初速」は全然必要なく、「異常な打鍵速度」「ピアニストのような強靭な指」も必要ありません。

タイピングソフトは、「自分がふだん使わない語彙」の練習、そして収録ワードが少ないために「適度な反復練習」になり、次に出題されたときに苦手ワードが克服できたかどうかチェックできます。

具体的には、明らかに遅かった文章をその場でメモ帳でもいいので何回か反復練習して、次に出題されたときに、克服できていなければもういちど反復練習、の繰り返しです。

練習時間は重要ではありません。ミスしたらすぐに、メモ帳で数回反復練習するだけです。(タイピングが趣味でもない人が、惰性でストレスを溜めながら長時間練習するのはまったくおすすめできません。)

その結果、ミスしなかった文章は反復練習しなくていいし、最終的にミスし続けた超苦手な文章の反復練習が多くなり、効率的な練習になります。

とくに、凡人の頭は反復練習を短い期間でやらないと、定着してくれません。忘却曲線の彼方に消え去ってしまいます。

野球の試合のように、「たまに立つ打席」「たまにボールが飛んでくる守備」だけだと、定着しません。

能力を伸ばしたければ、どこまで分解できるか(どこまで分解すれば効果的か)判断するのが重要とも言えます。

タイピングだと、たまに出てくる文字のパターンで、同じミスや詰まりを経験した人は多いんじゃないでしょうか。

上記の練習方法を、さまざまなソフト、つまりさまざまな語彙で克服していけば、初めて書くような分野の文章でも、淀みなく入力できるようになります。

※反復練習に特化したTypeLighterというソフトもあります。

楽器の練習と似ている

ピアノが弾きたいからといって、通し練習でミスしては最初からやり直しはダメな練習方法です。これは惰性でタイピング練習するのと同じ。

かといって、ハノンを極限まで鍛え上げるのは、どんな初見文章でも高速入力できるタイパーの世界なので、一般人がやる必要はありません。

なので、難しい部分を「片手ずつ」「2小節だけ」など、細かく分解して練習するのが、時間が限られる一般人にとって最も現実的な方法です。

楽器練習の方法論とタイピング練習はものすごく親和性が高く、楽器の経験がある人は非常に有利です。

ーーー

タイピングソフトについて長くなってしまったので再確認ですが、最終的には、仕事でメールや問い合わせ返信する人や、レポートを書く学生など、自分で考えた文章をタイピングする人を想定しています。

そういう人たちにとって、タイピングソフトも使い方次第で効果的、という趣旨になります。

タイピングゲームについてまとめている記事もあるのでどうぞ。

漢字変換込みの和文を練習する

漢字変換込みの文章を練習するなら、とりあえず自分の普段入力している文章を打てば良いと思いますが、もっと多くの語彙に対応したいなら、タイピング検定の過去問をコピー打鍵するのも一つの方法で、「タイピング資格の記事」にまとめているリンクからたくさん見ることができます。

特に、仕事で転記する機会が多い!という人なら効果的かもしれません。

↓以下の動画はワープロ検定1級の過去問をメモ帳に入力しています。

チャットで練習する

漢字変換込みの文章を練習するもうひとつの方法がチャットで、こちらのほうが頭の中で作った文章を入力するので、メール作成や問い合わせ返信などの実務に近いでしょう。

パソコンでLINEなどのメッセージアプリを使ったり、オンラインゲームでチャットすることが多い人にとっては、とても効果的な練習方法になります。

タイピングの資格を取得してみる

学校でタイピング検定を受験する機会があり、コピータイピングを上達させたい人だとしたら、「タイピング資格の取得」をしてみましょう。

練習する動機付けになるし、受験日という期限があるから「練習しないと!」という締め切り効果も得られます。

タイピングの資格そのものが就職に有利になるほどではないと思いますが、「1級です」のひと言でスキルを証明できるので、非常に楽です。

タイピング資格の記事をどうぞ。

長時間練習しすぎはダメ

タイピングは筋力の限界よりも、脳から指に「動けー!」と命令する処理能力のほうが先に限界を迎えます。

速く正確にタイピングできない原因は(よっぽどの競技タイピングじゃない限りは)脳から指への命令がうまくいかないからです。

その命令をうまく出すためには反復練習が必要になりますが、1日で何時間も練習して、ほかの日に練習しないよりも、30分ずつでもいいので、毎日練習するほうが効果的です。

脳が元気な状態で反復練習しないと、神経回路が繋がりにくいと考えられます。

つまり、あまりにも長時間の練習は、(脳を元気な状態に保つのが非常に難しいため)練習効率が落ちまくります。

「とにかくがんばる!」とガシガシやってしまうのは逆効果なので、頭打ちだと感じている人は、なおさら休みましょう。

また、忘却曲線の面でも、細切れに頻度を増やすと効果が高くなると考えられます。

ーーー

これらの理由から、「ガッツリ練習しよう!」と意気込むと効率が悪いので、スキマ時間に(数分でも)気軽にやってください。

良いキーボードを買う

練習量が多い人は、良いキーボードを使うことも検討してください。(良い楽器を買うのと似ています)

一般的なメンブレンキーボードは押下圧(文字が入力されるまでの重さ)が60g前後のものも多く、経年劣化によって軋(きし)みが発生し、さらに重たくなることもあります。

このようなキーボードで長時間練習すると腱鞘炎になってしまうので、指や腕に疲れ・痛みを感じたら、キーボードの買い替えを検討しましょう。

まだ使えるからといって体に悪いキーボードを使い続けると、それ以上のデメリットになってしまいます。

予算が許すなら静電容量無接点方式のRealforceがおすすめです。

※Realforceは明らかに値段が高いので即決はできないと思いますが、耐久性が圧倒的に違います。次の候補になるだろうメカニカルキーボードはチャタリングが発生することを考慮すると、トータルのコスパはどっちが良いのか決めきれません。

予算がそこまで出せずに普通のメンブレンキーボードを買う場合は、せめて型番で検索して、メーカー公式の仕様から「押下圧」を見てください。50gなら軽いほう。60gならメンブレンとしては普通だけど重い、という感じです。

ーーー

キーボード選びは楽器と似ています。

安い楽器でも、もちろん努力によって上達することはできますが、キーボードの軋(きし)みと一緒で、自分の出したい音が楽器の性能によって制限されてしまいます。

だから、すでに上手な人や、もっと上達したいという人は、それに見合った道具を使いましょう。

スマホ世代のタイピングスキル

以上、今までのタイピング経験から書けることをすべて書きました。

ブラインドタッチできる割合の章でもいろいろリンクを貼った、大学生を調査したタイピングの論文もいろいろ読んだりするんですが、だいたい以下のような傾向があります。

  • 大学1年でブラインドタッチできるのは15%前後
  • 中学・高校で情報の授業が不十分な学校が多い
  • 大学生でもローマ字入力のつづりが正しく打てない生徒が多い
  • タイピングが重要だと認識している生徒は多いが、スキルがともなわない
  • スマホの普及によってますますパソコンを使う機会が減っている
  • 大学入学時のe-typingスコアが104.9点(名古屋学院大学1341名)社会人も含めた全国平均の半分以下

その結果、大学のレポートや仕事でいざパソコンを使うときに困る可能性が高いと思われます。

また、「パソコンを使う機会が減っている」裏付けとして、「青少年のインターネット利用環境実態調査 – 内閣府」によると、どんどん利用率が下がっていることがわかります。

↓2014~2017年のデータをExcelでグラフ化しました。(値は「インターネット利用率」ですが、同調査に記載されているネットにつながっていないものも含めた利用率はごく少数なので、データが揃っているほうで統一しています。)

高校生はほとんどスマホを利用(94.1%)していて、パソコンの利用率がどんどん下がっています。

中学生はパソコン利用率が下がることに加えて、これからますますスマホの利用率が上がりそうです。また、高校生よりもタブレットの利用率が高いのも特徴的。

この「利用率」は自分専用・家族共用に限らず、パソコンを使っているかどうかの割合なので、世帯パソコン所有率よりも実態をつかみやすいと思います。

家庭におけるパソコンの所有率については「パソコンの普及率の長期推移をさぐる(不破雷蔵) – 個人 – Yahoo!ニュース」によると、2人以上の世帯におけるパソコン普及率が78.4%でここ数年横ばいなので、家にパソコンがあっても利用しない中高生が増えたということです。

このように、スマホが急速に普及したことと、「情報」の授業体制が十分じゃないことによって、タイピングできない学生が多いのも当然の結果ということがわかります。

つまりは、パソコン難民が多くなっているのが現状です。

福島高専の取り組み

ただ、タイピングスキルが低い理由は生徒の能力が低いわけではなく、ちゃんと授業の環境と時間を確保すれば伸びる事例もあります。

↓以下、福島工業高等専門学校(福島高専)について。

福島高専の情報基礎科目におけるタッチタイピング学習での学生の傾向について」という論文や、
世界標準レベルの「タイピングスキル」を目指して」という記事によると、充実した環境を用意して、生徒のタイピング能力を飛躍的に向上させています。

  • 1人1台パソコン
  • 学校でいつでも練習可能
  • e-typing pro を利用しているので自宅での練習も成績に反映される
  • 動機分析について」という報告によると、高校生の世代にとって「友人との比較・負けたくない・ランキングを見て」という理由が大きい。
  • 生徒の練習実績がオンラインで管理できるので、できない生徒へのアドバイスや補習をもれなく実施しやすい
  • 基準を満たさない生徒は何度も補習を実施する時間を確保
  • e-typing209点(ランク A- )という合格ラインを設定することによって、やらなければいけないという意識を持たせる
  • 入学時に平均109.9点だったスコアが(グラフを見る限りでは)平均240点前後になっている
  • 2018年度は99%の生徒が目標に達している
ゲーミフィケーションについて

この中でもとくに、ランキングが全体に公開されることによって「友達に負けたくない」「高いスコアは称号システムのように自慢できる」など、合格ラインよりさらに上のスコアについてはゲーミフィケーションによる効果が高いと思われるので、イータイピングに限らず、ユーザーアカウントをクラウド管理するタイプのタイピングゲームなら、同様の効果が期待できるんじゃないでしょうか。

サービスを作る側の人たちにとっては、ゲーミフィケーションの書籍を読んでみると参考になると思います。

※学校の授業では寿司打P検タイピングを使う例をよく見ますが、競うとしてもまわりの友達だけなので自分の実力が可視化されません。これだと、「もっと速くなりたい・勝ちたい」という動機づけが起きにくくなり、タイピングに熱中する生徒が生まれにくくなりそうです。(ゲーミフィケーションで言うと、内発的動機づけが起こりにくい状態)

以上、このくらい環境を整えて、時間も十分に確保すればタイピング能力を伸ばすことは十分に可能だということがわかります。

タイピングできないのはスマホ世代だからという理由だけじゃなく、キーボード入力が重視されていない授業も大きな原因のひとつです。

まとめ

そして、とてもじゃないけど自分には全国の「情報」授業の根本的な改善なんてできないので、ブログを書いて見てもらおうと思ったわけです。

もちろんブログを書いただけだとみんなに読まれるわけもなく、だけどとても重要なことだとも個人的に思っているので、実は、

合計 10万円 自腹でTwitter広告にも出してみました。

もちろんそんな規模だといくらお金があっても足らないし、利益が出ない記事に何十万もコストをかけることはできません。

なので、お願いです。

友達、学校の先生など、知り合いに「こんなのあったよ」と教えてあげたり、リツイートによる拡散をしてもらえると助かります。

↓Twitter広告に出稿しているのはこのツイートです。タップしたらツイートに飛びます。

ーーー

以上です。

手元を見ずにタイピングできることを最優先にして練習してください。

長くなったので、最後に練習する順番をまとめておきます。

ーーー

タイピングに関する記事が全部見たい人はタイピングカテゴリからどうぞ。

その他関連記事などを貼っておきます。

関連:無料のタイピング練習ゲームまとめ

関連:ローマ字入力とかな入力どっちが良いのか

関連:タイピング検定(資格)と練習方法

関連:英語タイピング練習サイト

関連:Twitter広告の検証

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『ブラインドタッチ練習のコツと上達方法』へのコメント

  1. 名前:匿名 投稿日:2018/02/03(土) 21:46:19 ID:2a01fa0fb 返信

    個人的な話ですが,タッチタイピングがある程度できるようになってきた時,学校などパソコンがないところで机をタイピングするエアタイピングみたいなので,指がスラスラ動く様になっていました.
    実物のキーボードが無くても大体この位置にこのキーがあると無意識に認識できると良いんでしょうね.

    • 名前:パソ活 投稿日:2018/02/04(日) 00:05:42 ID:cd7e50927 返信

      それくらいになるとかなり上達してきているので、どんどん楽しくなってくる段階ですね。

  2. 名前:タッチタイピングが修得できない! 投稿日:2018/03/03(土) 05:40:05 ID:2be186540 返信

     はじめまして。^^

    ようやく、探し求めていた答えがパソ活様の当記事にあり、
    感涙にむせぶ思いでブックマークさせて頂きました♪(ToT)

     長期間に渡って悩んでいた問題なので少し長文になりますが、
    無論、このコメントもタッチタイピングで入力を、しております。

     さて私は、昨年からタッチタイピングに
    本格的に取り組み、e-typingでの入力文字数は40万文字を超え、
    ( 最高ランクはB )かつブログ記事も全てタッチタイピングで
    入力しておりますので、おそらくブラインドタッチだけで
    100万文字は、間違いなく超えている状態です。

    唯一、手元を見て入力するのは、パスワード入力のときくらい。

     いちおう、「 手元を見ずに打てるようには、なった 」
    のですが、「 打鍵の無意識化 」が全く出来ないのです。

     そればかりか、e-typingのカルテのグラフも最近は頭打ちで
    ずっと横ばいの状態が続き、半年経った今も習得はおろか、
    上達の兆しが全く見えてこない状態が現状です。

     数々のサイトを拝見させて頂きましたが、全ての記述で
    「 練習すれば、だれでも修得できるもの 」
    としか書かれていません。

    「 タッチタイピングの修得には向き不向きがあるのでは? 」
    と思ってしまいますが、現在も練習に励んでおります。

     無論、ホームポジション、決まった指で打鍵する、
    パソ活様が再三、記されている絶対に手元を見ないという
    条件を守って実践しております。

     実は当方、数年間に渡って手元を見ながらのタイピングを
    行っており、完全なる我流が身に染み付いてしまった状態で
    タッチタイピングの練習を始めたので、過去の習慣と
    悪い癖が抜けずに邪魔をしているのかもしれません。

     確かに、手元を見ずにタイピングが出来るのは出来ますが
    「 いったん頭の中でキーの配列を思い出さないと打てない 」
    状態から、なかなか脱却できないでおります。

     引き続き練習を続けて参りますが、パソ活様の記事は
    十把一からげ的な「 練習すれば誰でも半年でマスター 」
    という謳い文句とは違い、理論的にタイプメソッドの
    仕組みを解説されているので、とても勉強になりました。

     ありがとうございます。m(_ _)m

    • 名前:パソ活 投稿日:2018/03/03(土) 15:31:18 ID:2bdf172f2 返信

      こんにちは。感想などありがとうございます。

      質問に可能な範囲で回答させていただきます。

      ブログ・ツイッターも合わせてざっと見させてもらったところ、以下のような状況ということですね。

      ・数年間の手元を見るタイピングが身に染み付いている
      ・ブラインドタッチの練習に取り組み始めたのは2017年6月頃?
      ・e-typing登録は2017年9月末(約5ヶ月で練習回数1700回超え・40万打鍵超え)
      ・e-typingスコアは190(レベルB)
      ・最近は成長が横ばい
      ・無意識での打鍵はまだできていない

      すごく細かく記録など取っておられるので、逆に根を詰めてしまうのではないかと心配になるレベルです(笑)

      まず、数年間の癖を矯正しようとしてこれだけ練習しているのは凄いですね。凄まじいモチベーションだと思います。

      一番気になっている、”「 打鍵の無意識化 」が全く出来ない”ことや”横ばい”についてですが、正直、何がハッキリした原因なのかが、自分にもよく分かりません。可能性はいくつも考えられると思います。

      ・練習量
      練習量は十分だと思います。イータイピングだけでも5ヶ月で40万打鍵なので、単純計算しても毎日平均しても2700打鍵ほど打っていますし、練習しない日のことも考えると、1日あたりの打鍵数は十分すぎるほどでしょう。それと合わせてブログ記事や通常のパソコン操作もするので、練習量の少なさが原因では無いと思います。

      ・練習ソフトの偏り・惰性
      あまりにも練習ソフトがイータイピング一辺倒なので、毎週更新されるとは言え、出題キーワードのパターンが少なく、脳への刺激が少なくなっている可能性はあるかもしれません。他のソフトもやってみるのはどうでしょうか。
      http://pasokatu.com/7510

      P検無料タイピング練習は出題文が実用的なので慣れると役に立つと思います。(パターンは少ないですが)。
      タイプウェルは今の速度だと1回練習するのに2~3分かかって大変かもしれませんが、出題キーワードの種類が非常に多くて実用的なので、長期的にはレベルアップに貢献してくれる余地が大きいソフトです。
      イータイピングはタイピング練習ソフトの中でも、1テーマあたりのキーワードのパターンが少なくて惰性になりやすいので、もっとイータイピングの練習比率を減らしても良いと思います。

      ・年齢
      年齢を心配している旨があったので、確かにその可能性はあるかもしれません。ただ、年齢の違いによって優位な差が出るという信憑性の高いソースも見ることがないので、予想の範囲を超えず、断言はできません。このへんは、今までどのような手続き記憶に関する経験があるのかという影響も大きいと思います(楽器とか)。

      ・チャンク化
      この記事のチャンク化の部分に該当することですが、1文字ずつの塊ではなく、単語・文節単位の塊を意識すると、1文字ごとの無意識ではなく、指の流れとして記憶が蓄積していく、かもしれません。※ただ、それを意識するだけでできるようになるのかが自分にもわかりません。単純に練習した結果論としてそうなるだけかもしれませんし。

      ・実は順調に進んでいる
      テストの暗記と違い、タイピングは手続き記憶なので、命令を繰り返すことによって徐々に神経回路が太くなって無意識でできるようになる、ことを考えると、実は太くなっている途中というだけかもしれません。
      これまたハッキリとそう言い切れるものじゃないんですが、少なくとも、なかなか上達せずに横ばいになっていることをネガティブなこととして捉えると、上達の邪魔になってしまうので、できるだけ平静を保って、自分の状態を冷静に見つめながら淡々と練習してみてください。熱くなったりネガティブになりすぎると、心身に影響が出てしまいます。

      ・向き不向き
      確かにあるんだと思います。これに関しては安易に「頑張ればできるようになるよ!とにかく練習!」と言うことはできません。根を詰めて心身を壊しては元も子もないので、優先順位を見誤らないように気をつけないといけませんね。

  3. 名前:決して諦めることはしない! 投稿日:2018/03/10(土) 07:06:47 ID:18b94d054 返信

     パソ活さま、長文にてご丁寧なアドバイスを頂き
    恐悦至極に存じます。^^

    ネガティブな発想は捨て去ることと、e-typingのみでなく様々な
    タイピング・サイトを試してみては?との有益な情報を頂き、
    誠に、ありがとうございます。

     さっそく、試してみたいと思います。

    しかし、つまるところ結局は何だかんだ言っても、
    最終的には練習に拠る鍛錬の積み重ねしか無いのかな?
    と言う結論なのですね。

     パソ活さまのYouTube動画のタイピングは凄く早いですね。
    チャンネル登録もさせていただきました。

    最終的には私も、目指したい領域です。

    決して諦めることなく、継続して努力をしてまいります。

    「 凄まじいモチベーションだと思います。」のコメントに
    大変、嬉しく思いました。(^o^)

    • 名前:パソ活 投稿日:2018/03/10(土) 15:53:56 ID:8eb2b5108 返信

      ありがとうございます。継続するモチベーションにしていただけたらと思います。

      それと、申し訳ございませんがリンク先が最初とは違うトレンドブログ?になっていて(貼り間違え?)運営ポリシー上あまりそういうサイトにはリンクを飛ばしたくないので削除させていただきました。ご了承ください。

  4. 名前:継続して鍛錬あるのみです! 投稿日:2018/03/10(土) 19:28:14 ID:18b94d054 返信

     パソ活さま大変失礼を、いたしました。m(_ _)m

    Twitterでもフォローして頂き、ありがとうございます。

    さっそく、いくつかオススメをトライしてみましたが、
    手指とキーボードの表示が出てくるe-typingの
    ありがたみが、心から分かりました。

    タイプウェルもインストールして使ってみましたが、
    タイプミスが多くて3回連続でクリア出来ませんでした。

    気長に挑戦を継続して参ります。

  5. 名前:匿名 投稿日:2018/08/27(月) 00:03:06 ID:adc5d20af 返信

    こんにちは。
    大変参考になる記事で、特にチャンク化という意識付けが自分に足りてないなと再認識させられました。たとえば「さしすせそ」、「かきくけこ」などはホームポジションが起点ということもありやりやすいのですが「ぱぴぷぺぽ」など打つ際はまだまだ”タタン”と打つことができてないなと。
    また、お恥ずかしい話ですが「てぃ」、「つぃ」といった打ち方をもっと簡単にできることを知りました。目から鱗でした。
    ほかにもマ行を右中指で始めたり、JAではなくZYAを打っていたり悪い癖を発見できました。直さねば。

    そういった矯正向けのタイピングサイトなどありましたら、教えていただきたいです。今のところ寿司打をつかっております。

    とにかく毎日練習してコツコツ重ねていきたいと思います。
    ありがとうございました。

    • 名前:パソ活 投稿日:2018/08/27(月) 00:25:08 ID:ea09ced3c 返信

      「矯正向け」と言っても、「この方法で打ちなさい!」というサイトは無く、「どの方法でも打てる」サイトで練習することになると思います。

      無料のタイピング練習ゲームとフリーソフトまとめ」の記事で紹介している中では、だいたいのものがどの打ち方でも対応しているので問題ないですが、「美佳タイプ」だけは「ん」が nn 2回固定だったりするのでおすすめしません。

      ちなみに寿司打はワードの種類が少なくて慣れてしまうので、こればかりやりすぎるのもよくありません。先程のリンクからいろいろなサイト・ソフトを試してみてください。

      サイトごとに、どんな人に向いているのか、簡単に分かる範囲で説明もしています。

  6. 名前:匿名 投稿日:2018/08/27(月) 09:09:18 ID:adc5d20af 返信

    返信ありがとうございます。
    こんなにたくさんのサイトがあるんですね。一通りやってみようと思います

  7. 名前:陽射しを見守る我が家のCEO 投稿日:2018/09/02(日) 10:10:24 ID:76b829363 返信

    私は今タッチタイピングで文を打っています。携帯もガラケーのままです。
    肉体労働者でしたが ﹅事故で前の仕事が出来なくなってしまいました。(32歳)

    今買ったばかりのキーボードで動かしずらい指と格闘しながら1文字1文字綴ってています。(20分経つ(苦笑))
    今年はまだ仕事に行けていないので、今完全に見ながらしか打てないキーボード操作が、何処まで成長できるのか、たのしみでしかありません。
    頭をつかう事から沢山にげてきたけど頭を使える今があるだけでも幸せな事だと思える、気づけたので文字だけで語れるように成りたいです。
    (2018ー9ー2勝手な決意表明w、y)

  8. 名前:渡邉豊 投稿日:2018/10/05(金) 09:42:34 ID:397f5c03f 返信

    70歳のおじんです。最近、趣味として始めたプログラミンが面白くて、仕事の合間で楽しんでおります。そしたらPC歴15年目で「タッチタイピング」の重要性をしみじみ実感致し、このサイトを見ながら頑張っております。15年間の”悪い癖”がついているのでイライラの毎日ですが何とか出来るようになります。只今、青春中です。

  9. 名前:濱中 康至 投稿日:2018/10/17(水) 21:34:54 ID:775cc4feb 返信

    定期的にパソ活さんのサイト、YouTube動画を拝見しております。いろいろなサイトや教材がある中で、パソ活さんのサイト説明が一番しっくりきて、尚且つわかりやすいので、参考にしています。僕は12年くらい1本指でキーボードを見ながらゆっくりタイピングしていたのですが、それまでは全然、タッチタイピングの必要性を感じていなかったのも事実です。YouTubeでネットビジネスの動画を以前はよく見ていたのですが、皆さん当たり前のように喋りながらパパパパーンと文字を打っていることに気が付いたのです。なんか当たり前に打っているのがすごいなと思ったのがきっかけで、それと自分の実力を比較したら、自分にはスキルが足りないと思い始めたんです。よくもまー、こんなんでネットビジネス(転売)をやってこれたなと。

    そこで1年半くらい前にタッチタイピングの練習を始めておそらく2000時間くらいは練習したかと思います。月のだ件数だと正確にはわかりませんが、50~100万打鍵の間くらいかなと思います。最近、タイプ数カウンターをインストールして計測を初めて見たのですが、最初こそ、月100万打鍵スペースで練習していたものの、ある日調子が落ちてきて(スランプとかはないと思っています)、休みを入れるようにしたんです。それまではほぼ毎日練習を重ねていましたが、休むことも必要だと1年も練習してやっと気付いたんです。

    調子が悪い時(調子が悪い日ではない)に無理をして練習しても、ミスは多いし、スピードも上がりません。なぜかと思って調べたら、脳へのインプットが多過ぎて、情報処理が間に合わず、脳がオーバーヒートしているんですね。それまでは、毎日練習することが、いいとずっと信じていました。脳疲労というのですが、脳疲労の状態ってタイピングの調子でわかるんです。脳疲労の時にインプットを続けると、どんどん脳の調子が落ちてきます。集中力、やる気、どんどん落てくるんです。そういう時は528Hzのソルフェジオを聞いて瞑想したり、緑の多い公園を散歩したり、睡眠を取ったりすると早く回復します。

    1年半やってきて、やっとe-typingとマイタイピングで全国平均を超えるところまで成長しました。目標はパソ活さんレベルです。皆さん記号や数字が苦手な人が多くて、記号や数字を毎日練習したらランキングで簡単に上位入賞してしまいました。これはランキング参加者のレベルが低すぎるためだと思っています。自分では全然満足していません。タイピング練習サイトやタイピングソフトばかりだと、ネットビジネスで使うような用語が全然出てきません。毎日意味のない文章を打ち込んでいることに最近疑問を感じ、どうせなら知識と練習を兼ねたほうがいいのでは、と思い始め、fasttypeというソフトでオリジナル文章を打ち込む練習と記号練習に力を入れています。マイタイピングでは、歌詞に英語が入っているものも積極的に打っています。基本的な文章はかなり打ち込んできたので、今は広く深くタッチタイピングを練習しています。そしてe-typingとマイタイピングの毎週のお題をこなし、ランキングに参加する。マイタイピングのお題をExcelに入力し標準偏差を出し、苦手なお題は何十回でも練習してスコアの底上げを日課にしています。記号に関しては200回以上トライしています。記号だけは数日まったく練習をしないとレベルが元に逆行するような気がしています。休むにしてもあまり休みすぎない。時々タイピングしてみて調子を見ながら練習量を調整しています。

    練習していると文章が潜在意識に入ってくるので、お題はニュースなどのネガティブなものより、ポジティブな文章を心がけています。アファメーションタイピングなんかも効果的だと思います。

    • 名前:パソ活 投稿日:2018/10/17(水) 22:38:04 ID:f9fb715f1 返信

      お久しぶりです。以前にお問い合わせいただいたことがありましたね。

      月100万打鍵は指や体への負担もそれなりに大きいと思うので、疲れがたまらないように気をつけてください。

      おっしゃっている「脳疲労」のようなことは感じることがありますね。タイピングの成績に結構影響すると思います。

      記号は練習している人も少ないので練習すれば簡単に上位に入れると思いますが、実際の使用頻度が少ないので、「ランキング上位になること」そのものが目的でない限りは、ほどほどにしておいたほうが良いかもしれません。

  10. 名前:濱中 康至 投稿日:2018/10/21(日) 07:14:36 ID:ec46f5021 返信

    パソ活さん、おはようございます。
    数日打鍵数を落としたら、また急にタイピング練習にハマりだして、2日間で16万打鍵くらいやってしまいました。僕がなんでタイピング練習に明け暮れているかと言えば、嫉妬心なんです。仮想ライバルに負けたり、自分の2倍以上のスピードで打つ人がいたり、同じ人間なのにここまで差を付けられて。

    毎日、自己ベスト更新を狙っているんですが、調子が落ちてくると、初見の時のレベルまで落ちます。こういった技術的なものは練習してもすぐに成果に繋がらないのは頭ではわかっているのですが、同じ課題に何十回、何百回トライして数ヵ月も自己ベストが更新できなかったりすると、結構あれこれ悩みます。

    たぶん練習のしすぎて脳が疲れているんじゃないかとは思いますが。どんな文書でも速く打てるようになりたいから、いろんな課題にいっぺんにチャレンジしちゃうんです。ワードによって得意不得意の差をできるだけ小さくしたい思っています。

    記号や英語は確かに実用的ではないかもしれません。普段、あまり使わないですから。数字は日程や時間でよく使う気がします。チルダとか。簡単な英語は歌詞タイピングの時、好きな歌詞をスラスラ打ちたいという願望が有るため、なるべく臆することなくチャレンジしています。

    確かにランキングに参加することで自分のレベルが客観的にわかるのがランキング登録の目的だったのですが、そこは欲が出て、ランキングが上がるほど、優越感や達成感があります。記号だとあんまり実用性はないかもしれませんが。なるべくどんな文章でもスラスラ打てるようになりたいんです。

    • 名前:パソ活 投稿日:2018/10/21(日) 14:32:35 ID:389969fc7 返信

      2日で16万打鍵は明らかに練習しすぎだと思うので、それが続かないように気をつけてください。

      トップレベルのタイパーが「1日10万打鍵」などと言うことがあるかもしれませんが、打鍵速度が違えば練習時間も変わってくるので、同じ打鍵数でも練習時間が長くなっている可能性があります。

      また、熟練者だとRealforceなどの高級キーボードを使っていることも多いので、同じ練習時間や打鍵数でも疲れ具合が違ってきます。

      そう考えると、濱中さんの練習内容は、指ではなく、体全体の血行不良・脳疲労の面で、タイパー以上の負荷がかかっている可能性も捨てきれません。

      単純な話、座り続けている時間が長くなりすぎると非常にストレスが強くなり、気が滅入りやすくなるので、30分おきに離席するつもりでいたほうがいいくらいです。

      運動不足だったり年齢が上だったりすると基礎代謝が低くなりやすいので、ますますその傾向が強くなります。

      タイピングはスポーツとよく似ていて、練習時間に比例して成長するものではない(練習時間を増やすと練習効率を維持するのが大変になる)ので、そのことを知っているだけでも変わってくると思います。

  11. 名前:sugizo 投稿日:2019/08/18(日) 21:30:59 ID:8fe03af22 返信

    「タイピング連打のコツ」で、検索したら寿司打の動画があり、視聴させて頂きました。これから、こちらのブログを参考に練習していきます。
    立派なタイピングの啓蒙活動をされていると感心すると同時に、感謝いたします。

    • 名前:パソ活 投稿日:2019/08/18(日) 22:46:00 ID:9233cfe2c 返信

      こちらこそ、YouTubeのほうにもコメントありがとうございました。

  12. 名前:匿名 投稿日:2020/07/13(月) 17:33:21 ID:fda0f80f2 返信

    ブラインドタッチは出来るのですが、アンカーキーを止めることができません。
    ホームポジションから少し離れたキーを押す時該当する指だけ動かして他の指は必死にホームポジションに居座っています。
    これを直すにはどういった練習をすべきでしょうか?

    • 名前:パソ活 投稿日:2020/07/13(月) 17:46:27 ID:f899ccf7f 返信

      すでに癖になっている場合、どのようにすれば矯正できるのか、方法論まではよくわかりません。

      まずはアンカーキーを使うやり方(指の動かし方)が良くない、ということを理解しておき、そうならないように意識する、くらいでしょうか。

      いきなり文章の通しで練習せずに、ひらがな1文字、たとえば「み」miで
      m(人差し指)→ i(中指)
      をほぼ同時に打鍵して、「み」1文字1アクションの直感性を感じれるように打ってみてください。

      これはアンカーキーを使うとできないことなので、まずはアンカーキーを使わない場合の打鍵感がどのようになるのか体感して、違いを自分の体で感じてみるのはどうでしょうか。

  13. 名前:奈々子 投稿日:2020/08/03(月) 00:46:51 ID:5fadbaa8f 返信

    今まで手元を見て我流で入力してたんですがある時ふっと「ブラインドタッチできないけどできるようになるのかな?」と思い立ってブラインドタッチの練習をしてみました。
    意外にも記事にあるように手元を見た我流だと大変だということはあまり感じませんでした。
    長い間チャットなどしていなかったので我流の癖が抜けていたのもあったかもしれません。
    ブラインドタッチ練習3日目(10~15時間くらい?)で大体ブラインドタッチできるようになりe-typingの成績が180WPMになりました。
    それから約2か月で今は330WPMくらいになりました。
    途中でキーボードを変えたり一部の拗音や「き」「で」「ざ」の最適化などなどで遅くなったりもしましたがまだまだ誤入力や入力に詰まったり入力が遅い瞬間や文字の認識速度が遅いなど速くなりそうな要素がいくつもあるのでこれからも頑張りたいと思います。
    そしてこれからもこちらのサイトを参考にさせていただきたいと思います。

    • 名前:パソ活 投稿日:2020/08/03(月) 02:07:19 ID:f6cc0258f 返信

      2か月で180WPMから330WPMはすごいですね。期間に対する成長具合を聞く機会は少ないので、参考になります。

      速くなりそうな要素を感じているなら、さらに速くなるんでしょう。

      • 名前:奈々子 投稿日:2020/08/03(月) 21:44:18 ID:5fadbaa8f 返信

        元々ある程度の速度(少なくとも180WPM以上)で入力できていたのですぐにそのくらいの速さになったんだと思います。330WPMは一か月半の段階で出たんですがそこからキーボード変えたり最適化したりで遅くなったのを現在やっと取り戻した感じです。

        練習量としては最初の頃は一日5時間くらいやってましたが今は1日1万文字前後で1時間くらい?だと思います。

        「ん」をxnで入力できるようになったりbを右手でも必要に応じて入力できるようになりたいですね。

  14. 名前:奈々子 投稿日:2020/09/03(木) 21:53:34 ID:c4539ef71 返信

    今日久々にE-typingで腕試しをやったんですがたまたま得意な元気の出る言葉で370wpmが出ました。
    キーボードをまたまた変えたのでちょっと慣れてなかったのですが意外にも良い成績が出たのでびっくりです。
    一応第一目標の毎秒6打鍵(360wpm)を達成できたのですがまだまだ入力が遅いと思うのでこれからも頑張ります。

    最近は一日2万打鍵打つこともあるのでリアルフォース買おうか迷ってます。現在はパソ活さんが勧めていたロジクールのK120を購入したのですが押下圧を調べたところ1円玉をキーに載せて60gでした。「そんなに重いのか?じゃあノートPCの押下圧は?」と調べたらこちらも60g程度でした。ノートPCのキーボードはヘタリ気味だったので購入自体は無駄ではなかったのですがちょっとショックでした。ちなみにK120のラバーカップは50gで押下できました。

    • 名前:パソ活 投稿日:2020/09/03(木) 22:26:59 ID:feb06b719 返信

      K120はメーカー仕様では50gなんですが、安いキーボードでコストダウンも激しいと思うので、使い込むと摩擦面の引っかかりが大きくなり、 “きしみ” によって押下圧が重くなる場合もあるかもしれません。

      自分はK270で徐々に引っかかりが大きくなり、Shiftキーが押下から戻ってこなくなったりしたことがあります。

      もしキーボードにガタが発生するペースが早くて頻繁に買い換えるほどなら、高級キーボードのほうがコスパは良くなると思います。(特にRealforceは耐久性が段違いなので)

      ノートパソコンは主にパンタグラフスイッチで、メンブレンと同じような押下圧なので、60g前後がよくある重さだと思います。(浅いので体感では軽く感じる人が多いですが)

      • 名前:奈々子 投稿日:2020/09/03(木) 23:16:32 ID:c4539ef71 返信

        毎回丁寧な返信ありがとうございます。
        使い込んで60gなら納得なんですが開封直後の時点で60gだったんですよ……。
        一応摩擦対策として使用前に分解してクレのドライファストルブを使っているので今のところ摩耗とかはそんなにないはずです。

        キーボード変えてる経緯ですがこんな感じです。決してあっという間に使い潰しているわけじゃないんです。
        古いUSBのキーボードで練習。
        キーピッチが狭く一部のキーがへたっているので他の環境に移っても問題ないようにUSBキーボードを外してノートPC(8年選手)のままで練習。
        K120のほうが押下圧低いならそっちの方が良いだろうということでK120を購入。
        という流れなのです。

        K120が壊れたらリアルフォース買うかどうか決めます。

        • 名前:パソ活 投稿日:2020/09/03(木) 23:51:41 ID:feb06b719

          >開封直後の時点で60g
          →押下圧ってメーカーが仕様として公式サイトに記載したりしていますが、実際に自分で重りを乗せた値とどのように違うのかは事例が少なくて何とも言えません。

          やるなら新品を計測しないといけないし、そもそも最初から◯g±◯gのように表記している場合もあります。(ロジクールは±の記載はないですが)

          例としてCherry MX軸の解説だと55cN ±25cNのようになっていたり。
          https://www.diatec.co.jp/products/CHERRY/

          K120とは事情が違いますが、自分が新品のRealforce 108US(30g)を自作の重りで計測すると31~36g、という感じでした。
          https://twitter.com/tattitaipingu/status/1196363713755799552
          これは「メーカー公称値よりも押下圧が重たい」のではなく、「自作の計り方だったら31~36gになった」という結果でしかないので、いろいろ可能性が考えられます。

          ①公称値と実際の押下圧が違う
          ②使用していなくても製造から時間がたったら押下圧が変わる
          ③自作で31~36gという結果がメーカー公称値30gとイコール

          >開封直後の時点で60g
          これが①だと感じられているように見えましたが、③のように自分の計測と計り方が違うのでK120の50gと自分の60gを比較しても確かめようがないんじゃないでしょうか。

          >ドライファストルブ
          膜を作るのではなく粉状のものが表面に乗る感じなので、キースイッチの摩擦の仕方と相性がどうなるのかが気になります。ちょっと検索してみた限り、悪影響にはならなさそうですね。

          すでに知っているかもしれませんがグリスやKURE5-56などの油は使わないようにご注意ください。

          そして根本的なことですが、こだわりが強く、しかも押下圧が軽いものを求めている場合、メンブレンキーボードでは満足できないと思います。

          50g未満の押下圧にこだわったらメカニカルか静電容量無接点方式になるので、相応のお金も必要になります。

  15. 名前:奈々子 投稿日:2020/09/04(金) 07:50:32 ID:0eb7d0178 返信

    >これが①だと感じられているように見えましたが、~
    計測のやり方は絶対違うと思いますのでたぶんそうだと思います。

    >50g未満の押下圧にこだわったらメカニカルか静電容量無接点方式になるので、相応のお金も必要になります。
    やはりキーボード代を貯めておく必要がありそうですね。

    重ね重ね丁寧な返信ありがとうございました。

  16. 名前:奈々子 投稿日:2020/09/05(土) 19:50:28 ID:ec0110d16 返信

    連投になってすみません。
    Realforceを買ってはいませんが今使っているメンブレンキーボードを改造して押下圧を下げました。
    理由は軽度ですが腱鞘炎や頚肩腕症候群の症状が出てきたためです。
    こうなってはもうRealforceを買うしかない。しかしメンブレンキーボードを改造してる人がいることを思い出したのでそれを試して駄目だったら買おうと思いました。
    そしてそれらを参考に3㎜と4㎜の穴あけポンチでラバーのカップ部分をくり抜いて押下圧を数字とアルファベットその他を36g、シフトとスペースとエンターを40gにしました。

    あとはどのくらい持つかわかりませんが駄目になったらRealforceに行きます。

    • 名前:パソ活 投稿日:2020/09/05(土) 20:21:42 ID:3ad8f4649 返信

      メンブレンを改造しましたか。なかなか気合が入ってますね。

      その改造例は見かけたことがありますが、まだ自分ではメンブレンでやったことはありません。

      Realforceとどのような違いがあるのかわかりませんが、とりあえず押下圧は軽くできそうですね。

      • 名前:奈々子 投稿日:2020/09/05(土) 21:14:42 ID:ec0110d16 返信

        パソ活さんは過去にRealforceで似たような改造を行ってますね。
        コツさえつかめば作業時間は分解して穴開けて組み立てるまでで1時間掛からないと思います。
        穴に関してはいろんな大きさのポンチを用意して2つ開けて済ますようにした方が良いですね。3つ以上だと開けるのが手間ですし1つだとバランスが悪いので。

        もっともパソ活さんの場合、Realforceをすでにお持ちのなのでブログや動画のネタとしてやる以外ではメリットはないかもしれません。

  17. 名前:奈々子 投稿日:2020/10/05(月) 22:03:17 ID:f9550b6c1 返信

    こんばんは、パソ活さん。
    今日、ついに小説の長文(句読点、鍵括弧有り、3000打鍵ほど)を初見で毎秒6打鍵で打てました。
    先月は腱鞘炎などに悩まされ、しばらくタイピングを休んで腕を回復させてストレッチや姿勢改善をして、さらにBやCやYやNそのほか様々な最適化にも取り組んでいたため、なかなか成果が上がらなかったのですが、またジワジワと伸びてきました。

    腱鞘炎及び頚肩腕症候群についてですが、タイピングの量だけではなく、どうも手首と腕を浮かせたままタイピングしていたのがまずかったようです。これのせいで首や肩や僧帽筋に負担が掛かり、そこから腕や肘にまで負担が掛かっていたようです。
    今ではタイピングは2万打鍵程度に抑えて、腕を机に乗せるようにして背筋を伸ばして、軽く胸を張ってタイピングしています。またタイピングの合間に指、腕、肘、肩のストレッチをするようにしたところ症状が改善しました。また腕のだるさや握力の低下など身体の異常にも気を付けるようになりました。

    • 名前:パソ活 投稿日:2020/10/06(火) 01:15:51 ID:34322590f 返信

      すごいですね。そこまでできるのはかなりの情熱だと思います。

  18. 名前:濱中 投稿日:2020/11/05(木) 00:23:35 ID:cd5e00cd3 返信

    タイピング練習を3年以上続けていますが、最近ようやく秒速5打鍵くらいになって自分でもよく頑張ったなと思うのですが。

    到底パソ活さんレベルには、足元にも及びません。そんな中、ネットを見回せば奈々子さんのように数ヶ月であっさり秒速6打鍵を叩き出したり、E-typing腕試しで300超えをする人(投稿、記事)を何度も見て苦杯を嘗めてきました。

    ブラインドタッチの練習を本格的に始めて110万打鍵は超えていると思います。

    比較的若い方が凄い勢いで成長しているように感じます。才能も大きいと思いますかわ、やはり練習を始めた年齢が大きい気がします。認めたくはないですが。

    タイピング練習を始めた年齢が52歳か53歳くらいだと思いますが、今まで年齢を言い訳にしたことがないですが、流石に壁を感じます。

    たまにブラインドタッチは1日でマスターできます!、半年あればこのくらいのスコアが出せます。僕にもできたんだから貴方ならもっと早く到達しますよ!みたいな投稿や記事を見ると逆に萎えます。

    記号もほぼ完璧、数字もほぼ完璧、今は英語タイピングに力を入れていりせいで、日本語タイピングの練習量が以前の6割くらいになりました。

    あと認知度が低いですが、タイピング練習にはスランプ以外にプラトーが必ず起きますね。スランプだとと思っているのは、殆どの場合、プラトーですね。初心者や中級者には、スランプはありません。

    長文失礼しました。

    • 名前:パソ活 投稿日:2020/11/05(木) 00:49:45 ID:3bcc1853f 返信

      年齢は確かに大きいと思います。タイピングは、性質が楽器やスポーツと非常に似ているので、仕方がありません。タイピングの練習にかけた時間よりも、過去の運動・楽器・指先を使うことの経験が強く影響すると思います。

      思うようにいかないことに関してですが、体のほうが心配なので、僕からは無理しないでくださいとしか言うことができませんが、滅入らないようにしてくださいね。

      「1日でマスターできます」「僕にもできた」は売り文句なので、当然個人差があると思います。責任は取らないので言いたい放題だし。最初から当てにしないようにしましょう。

    • 名前:奈々子 投稿日:2020/11/05(木) 21:54:48 ID:0c8c87f57 返信

      こんばんわ濱中さん。
      私の場合は小学生~高校生ぐらいまで、チャットなどで指が鍛えられていたというところもあると思います。高校生の頃は音ゲーもやってましたし。
      なのである意味、元からこのくらいの速度まで到達できるポテンシャルがあって、ブラインドタッチの練習でそれが開花しただけなんだと思います。
      最近は最適化などの影響もあってか停滞期に入っていて、私生活でもうまく行かないことがあったりしてストレスと集中力の低下で、10月6日から今日までは1度も記録更新ができていません。それどころか毎秒6打鍵すら10月5日の1度しか出ていません。十月の第2週辺りは毎秒5.4打鍵くらいまで成績が落ちて最近やっと毎秒5.9打鍵戻ってきたくらいです。

      ブラインドタッチの成長速度や頭打ちについては明らかに個人差があります。パソ活さんのブログのコメント欄でもタッチタイピングが修得できない!さんも苦労しているみたいですし私自身も伸び悩みしています。

      上を見たらキリがないですし、誰かと比較するのではなく自分と比較するといいと思います。わずかでも自己ベストを更新できたら喜ぶでいいと思います。

  19. 名前:えびかに 投稿日:2020/12/18(金) 21:22:43 ID:1d0e46347 返信

    ここの記事を参考にタイピング始めました!
    1か月間それなりに練習して、寿司打で5.6打/秒まで上達できました。ありがとうございますm(_ _)m
    まだまだミスタッチが多いので、減らせるように更なる練習を重ねます!

  20. 名前:yuta2525 投稿日:2020/12/29(火) 15:30:34 ID:781fa25f2 返信

    こんにちは。僕はタイピングは一応できるのですが、ミスが多すぎます。
    e-typingではWPMは200以上なのですが、正確率は200回以上練習しても88%くらいです。酷いですよね。
    ノートパソコンの薄いキーボードで練習しているのが原因でしょうか?
    正確率を95%前後で安定させる方法があれば是非お願いします。

    • 名前:パソ活 投稿日:2020/12/30(水) 17:21:08 ID:52be9e8d1 返信

      がっつりタイピングが上手な人を基準にするとミスが多いと感じるかもしれませんが、88%は悪すぎるというほどでもなく、上達にともなって改善されていくんじゃないでしょうか。

      キーボードが原因かどうかはなんとも言えません。

      薄いキーボード(パンタグラフキーボード)だとしても、たとえば端っこのほうを打鍵しても反応してくれないとか、微妙な品質のものだったら原因の可能性もありますが、ノートパソコンであればその程度の品質は保たれていると思うので、たぶん関係ないかなぁと思ってます。

      タイピングゲームで正確率を95%で安定させるのは、競技タイパーにとっても難しいことなので、最終目標くらいのつもりでいたほうが、精神衛生上の点でも良いと思います。

      88%でミスが多すぎると感じるなら意識が高いほうだと思うので、練習していくうちにミスを減らすように、自然と努力するでしょう。

      ミスしたときに自分の指がどのように動いていたのか、体感を何度も重ねてトライアンドエラーの繰り返しなので、特定の方法ではなく、自分の感覚の積み重ねによって正確性を上げていってください。

  21. 名前:りんくー 投稿日:2021/10/19(火) 23:12:09 ID:b61da0c28 返信

    日本語ワープロ1級を取りたいのですが、速度でミスが多発します。文書作成は上手いことできていますが。

    e-typingなどをやっていますが、効率はいいのですか?

    一応準1級は取得済みです。

    • 名前:パソ活 投稿日:2021/10/19(火) 23:40:24 ID:ffe27a80e 返信

      日本情報処理検定協会の「日本語ワープロ検定試験」ですね。(コメント欄見た人のために一応URL載せときます)

      公式サイト
      https://www.goukaku.ne.jp/test_wordpro.html

      ブログ内の記事
      http://pasokatu.com/7373#i-12

      e-typingは漢字変換がなく、同じワードを打ちがちなので、日本語ワープロ対策としては効率が悪いんじゃないでしょうか。
      (日本語ワープロは漢字変換ありで初見の文書なので正反対ですね)

      なので、タイピング資格の過去問をやるのがとりあえず確実ではあります。(過去問は公式サイトに公開されている)

      もちろん、スピードを上げる意識でe-typingを少しやるのは特に問題ないです。

    • 名前:奈々子 投稿日:2021/10/23(土) 10:49:28 ID:4daab2f4f 返信

      E-typingはパソ活さんのおっしゃるようにワード数が少なく変換や改行がなく、入力速度だけではなく反射神経も重要になりますので、あまりワープロ検定の練習向きではないと思います。
      過去問の場合、入力するワードの傾向も覚えられるのでやはり過去問を練習するのがおすすめだと思います。

      ミスの多さに関しては速く入力するのではなく、意識して速さをセーブして正確に入力するように意識した方が良いと思います。もっと言うならリラックスして入力できるようになると早く正確に入力できるようになると思います。

  22. 名前:りんくー 投稿日:2021/10/23(土) 23:23:23 ID:673703c58 返信

    日検の日本語ワープロ1級を再度受けてみます。落ち着いて入力できるように、取り組みたいですね。
    初段の問題は知らないですが、文章作成が2つあるらしいです。

    検定委員長賞をとれるように、頑張りたいです。

  23. 名前:ヨッシー 投稿日:2022/07/29(金) 10:56:38 ID:5ad0bb7e8 返信

    私は正確性が高いです。スピードを落としましたので。タイピングゲームでやってみたらスコアは落ちたけど、漢字変換ありでやってみると前よりスラスラ打てました。今は色々なサイトで練習をしています。今は仕事で十分使えるレベルぐらいですが、上級者レベルを最終目標にします。今は。文字は完璧にブラインドタッチできるのですが、数字や記号は毎回キーボードを見ています。数字をよく使うときもあるので、数字がブラインドタッチできるように練習していきたいと思います。

  24. 名前:りんくー 投稿日:2022/09/19(月) 21:25:49 ID:214a820b6 返信

    日本語ワープロ検定試験1級を合格したものです。タイピングはスピードよりも正確性が大事だと気付きました。
    文書入力スピード1級も目指します。

  25. 名前:りんくー 投稿日:2022/11/23(水) 22:44:17 ID:daad733d1 返信

    タイピンガーZは面白いです。私の実力ではZ3がクリアできる程度です。
    日検では表計算1級は不合格でしたが、日本語ワープロ1級と文書入力スピード1級、文書デザイン1級、プレゼンテーション1級の4つは取得できました。

  26. 名前:渡辺 康生 投稿日:2023/06/26(月) 09:13:50 ID:fd01a2883 返信

    株式会社シェアウィズと申します。 BtoC向け社会人向けの教育学習サイトの開発運営とBtoB向け企業約1000社10万人以上に対して企業研修E-learningを提供しております。
    今回、主にBtoB企業複数社様より、プラインドタッチタイピングについてもっと早く打ちたい、ブラインドタッチの上達を望む声が多く、その入門講座が出来ないかというご依頼を頂いております。御社様の本ページご展開を拝見して、是非動画講義としてコンテンツを有料配信させて頂けないかというご依頼でご連絡申し上げました。御社様の宣伝の機会にも繋がればと考えております。今回の件はBtoC向けではなくBtoB向けが主となります。御社様に是非ご検討頂きたくご連絡申し上げました。折り返しご返信等頂けましたら幸いでございます。詳細ご説明にてリモートにてお話が出来ましたら幸いです。何卒よろしくお願い申し上げます。

    • 名前:パソ活 投稿日:2023/06/26(月) 17:06:54 ID:04d925f20 返信

      二度手間になってしまい申し訳ございませんが、ビジネス関係の問い合わせは問い合わせフォームからご連絡をお願いいたします。

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