タイピングは昔からそこそこ好きで、暇があれば何時間も練習してました。
昔はキーボードにこだわりなんか無く、パソコンに付属しているキーボードを使っては壊し使っては壊しの繰り返し。
安物のメンブレンキーボード5台は壊したと思います。
大量にタイピングするのに安いキーボードを壊し続けてたらもったいない。Realforceを買ってPC生活が変わったよ、というお話。
Realforce108UH(押下圧45g)とRealforce108US(押下圧30g)を10年以上メインで使ったレビューです。
ただただRealforce買ってよかったとしみじみ思います。
※Realforceの検索ができる一覧表を作りました。どのモデルを買おうか迷っている人は「東プレRealforceの一覧表」をどうぞ。複数条件でも検索できます。
もくじ
Realforceの価格とレビューの高さにビックリ
どうやらRealforce(リアルフォース)というキーボードが最高級だぞ?という情報に行き着きましてお値段なんと、
18,000円!
キーボードなんて500円でも買える時代に、なぜ18,000円もするんだ!って感じですが、世の中には「リアルフォーサー」が居るんですよね(笑)
1,000円のキーボードで満足している人から見たら宗教かと思ってしまうようなレビューも多く、一度使ったら信者化するとも言いますし、あながち間違ってないかも。
Realforce108UH(押下圧45g)を購入
その頃は仕事関係でExcelガシガシ使ったりブログ書いたりタイピングの練習したり、1日に数万打鍵することが当たり前になっていたのでもういいやと思って、
東プレのRealforce108UHを買いました。
- 108キーフルキーボード
- 押下圧・・・45g等荷重
- カラー・・・白
- 印字方式・・・昇華印刷
- カナ刻印・・・あり
※後述しますが、購入当時2007年はラインナップも少なく、本当は108キーの全キー30gが欲しかったけど無かったので45gの108UHを購入。
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押下圧は45g等荷重で、一般的なメンブレンキーボード(60g前後)より少し軽め。メカニカルの赤軸とだいたい同じ押下圧。キーオン位置の引っかかりはほとんど無いので45gでも軽く感じます。
そしてスイッチはRealforce共通の静電容量無接点方式。圧倒的な耐久性、チャタリングが発生しない、引っ掛かりがほぼ無し。
初めてRealforceを使ったときの衝撃。
ただただタイピングするだけで気持ちいい。
意味もなくタイピングしたくなる。その理由はスイッチに採用されている静電容量無接点方式のソフトタクタイルフィーリングによるもの。
この吸いつくような打鍵感はメンブレン・パンタグラフ・メカニカルどれも表現できない世界。まさに使ってみないとこの中毒性はわかりません。
今まで普通のメンブレンキーボード使ってる人が買ったらヤバイです。もう戻れません。
悪く言えば淡白な、良く言えば主張しない。頭の中で思っていることをスルスルとタイピングで吐き出せるキーボード。
ライター・ブロガーなど、頭から文章をひねり出す人は静電容量無接点方式との相性が最高です。
2007年6月から使い続け、次のRealforce108USを2013年12月に買うまで、少なくとも6年半の間はずーっと毎日数万打鍵くらいはタイピングしていたので、非常に耐久性があります。
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※現在はサブパソコンで使用しており、10年経ってもまだ正常に使えて、しかも昇華印刷のため、印字のカスレもキートップのテカリもありません。
Realforceは10年使えるのが当たり前なくらい耐久性があるので、安物のキーボードを買い換えるよりコスパが良いと言っても過言じゃありません。
Realforce 108UHの打鍵音
↓ちなみにこちらは自分で実際にタイピングしたRealforce 108UH打鍵音の動画。割とカチカチ感があって、「打ってる感覚」が味わえます。
ガシガシと打つ人なら30gより45gのほうが打ち応えがあって良いでしょうね。
Realforce108US(押下圧30g)を購入
先ほどのRealforce 108UH(押下圧45g)でも革命的な打ち心地で、もうずっと使い続けるだろうと思っていたんですが、、、
さすがに1日数万打鍵、多いときは1日10万打鍵を超えることもあり、もっと押下圧の軽いキーボードが欲しいと思っていたところ、
なんと押下圧30gのRealforceが発売されているのを発見して、速攻で買いました。
- 108キーフルキーボード
- 押下圧・・・30g等荷重
- カラー・・・白
- 印字方式・・・昇華印刷
- カナ刻印・・・あり
108UHと違うのはほぼ押下圧だけ。
押下圧30gは異次元の軽さでした。
一般的なメンブレンキーボードが押下圧60g前後と言われていて、それよりも軽いと言われるメカニカルキーボードの赤軸でも45g。
その軽いと言われる45gからいきなり30gになると、軽くなりすぎて最初は違和感がすごい。不必要に底打ちしてしまう。
でも30gに慣れるとこれまた気持ちよく、疲れ知らずで数万打鍵してもへっちゃらです。
今ではこれがずーっとメインキーボード。これ以外考えられない。そのくらい30gに慣れたら他のキーボードが使えなくなります。
Realforce 108USの打鍵音
↓こちらはRealforce108USの打鍵音動画。スコスコというよりはスカスカ・ペチペチという物足りない音に聞こえますが、この軽さに合わせた打鍵ができるようになるともう病みつき。そして思考が邪魔されなくなります。
↓こちらはタイプウェル憲法を約49分ぶっ続けでタイピングしている動画。スピードを意識しているので後半は疲れましたが、力まなければ長時間タイピングし続けても疲れません。
数千円の中途半端なキーボードを数年ごとに買い替えてるような人は、間違いなくRealforceのほうがコスパ良いです。
Realforceを徹底的に比較できる表を作りました
力の限り、「どのRealforceを買えば良いのか」という悩みを吹き飛ばせるページを作りました。
押下圧・静音タイプ・日本語配列と英語配列の違い・印字方式の違い・テンキーレス・DIPスイッチ・HiPro仕様、、、それぞれの比較項目について解説し、一覧表からは検索で最適なモデルをドンピシャで絞り込めます。
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関連:新品と6年使ったRealforce 30gの押下圧の変化
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今はメンブレンのキーボードを使っているんでけど
Realforceの30gはお勧めできますか?