なんか最近のChromeは過去のバージョン52で「バックスペースで前のページに戻れなくなった」こともあって、変更が激しいような気がしますね。
今回のバージョン53へのアップデートではFlashを排除する動きがより活発になったことが変更点として話題みたいですけど、実際に使っている感触ではFlash排除よりもマテリアルデザインが規定になったことのほうが変化を感じます。
マテリアルデザイン自体がまるっきり悪いわけじゃないけど長らくデザインは変更されておらず、不具合があるわけじゃないけど確実に違和感は感じるため、一応マテリアルデザインをオフにする設定を書いておこうかなと。
※ただ、今後マテリアルデザインが規定の設定になっていく可能性も高いだろうから、これから書く設定でオフにできなくなる可能性もあるかもしれません。自己責任でご利用ください。
マテリアルデザインを無効にする方法
マテリアルデザインの設定変更は通常のChrome設定画面からだとできないので、隠し機能の設定画面に入るために、アドレスバーに以下の文字を入力します。コピーしてアドレスバーに入力→Enterで開いてください。
chrome://flags/
そしたらその中に「ブラウザのトップchrome部分でマテリアルデザインを使用する」という項目があるので、「マテリアルを使用しない」に変更します。
そして最後に「いますぐ再起動」ボタンを押すと設定が反映されます。
編集中の画面も強制終了してしまうので、消えたら困るタブがあったらあらかじめ保存しておきましょう。
今までとマテリアルデザインの違い
Chromeバージョン53から規定のデザインとして採用されたマテリアルデザインですが、特に違和感なく使えてるなら変更する必要はありません。
細かいところで見た目やマウスオーバーした時の挙動が変わっているので、我慢できない人だけ変更しましょう。
いちいち設定を変更して確認するのも面倒だろうから、今までのデザインとマテリアルデザインをスクショ撮って並べてみました。
ブックマークをマウスオーバーした時の挙動
↓バージョン52以前のブックマークの部分をマウスオーバーするとパキっと枠が出現してましたが、
↓バージョン53以降マテリアルデザインではマウスオーバーしたら、ぼやぁっとグレーの背景色が浮かぶようになりました。
個人的には以前のようにマウスオーバーした瞬間に枠が付いたほうが、今選択している部分がどこなのか瞬時にわかるので、マテリアルデザインのほうが不便に感じます。慣れの問題かもしれませんけどね。
拡張機能ボタンが小さくなった
Chrome右上に並んでる拡張機能のボタンの、アイコンの大きさが小さくなりました。
↓これがバージョン52以前の拡張機能ボタン群で
↓こちらがバージョン53以降マテリアルデザインの拡張機能ボタン群
小さくなったと言っても、マウスで選択できる範囲は変わってなくて、アイコンの部分が小さくなって余白が大きくなっただけですけどね。
でもアイコンが小さくなったということは、似ているデザインのアイコンは視認性が悪くなったので、個人的には以前の大きさのほうが良かったです。
ページ内検索窓のデザイン
↓これがバージョン52以前のページ内検索窓で、
↓こちらがバージョン53以降マテリアルデザインのページ内検索
横に短く、縦に長くなりました。ページ内検索だったらそんなに長いキーワードを検索することは少ないだろうから横幅が短くなったのは良い点かも。
でも検索結果が無い時に以前は赤くなって分かりやすかったんですけどマテリアルデザインでは判別しにくくなりました。
使っていくうちに慣れると思う
ソフトウェアの仕様が変更されたら、良いか悪いかという点よりも、今までと使い勝手が変わることについて批判が出がちですけど、結構使っていくうちに慣れることが多いので、最初違和感を感じても使い続けると意外と大丈夫だったりします。
まぁバージョン52で導入されたバックスペースで前のページに戻れない問題は公式から拡張機能がリリースされちゃうほどの変更でしたけど・・・。
マテリアルデザインはまぁ悪くなったというよりは今までと変わったという程度なのでそのうち自分も慣れていくんじゃないかなぁと思ってます。
なぜ機能が変わらないのにデザインを変更してしまうのか。
慣れれば済むとかいう問題じゃないんだよなあ
慣れるまでの時間が無駄だしストレスも無意味に溜まるだけ