ブログを書いていると途中で関連記事へのリンクを貼りたいことがちょくちょくあるんですが、100記事近くにもなると関連性が高い記事を探すのも大変になってきます。
100記事ならまだ目視でなんとかできるレベルでしょうけど、これが1,000記事になるとたぶん無理だと思います(笑)
なのでブログ内検索の方法をいろいろ試したところ、Googleカスタム検索が一番良いんじゃないかということになりました。
もくじ
Googleカスタム検索以外に試した方法
まずGoogleカスタム検索に至るまでに試した方法をそれぞれのメリット・デメリットも書きながら少し紹介していくと、
WordPressのブログ内検索
たぶんWordPressのテーマであればたいてい検索フォームが標準で付いていると思いますが、記事タイトルだけを検索対象にしたものが多いんじゃないでしょうか。
もちろんカスタマイズすればかなり細かい指定ができるはずですがどっちみち難しくなったら意味がないので今回やりたいことには合いません。
Yahoo!カスタムサーチ
Googleカスタム検索と同じようなカスタム検索です。
サムネイルも表示されて関連記事を探すにはまぁまぁ使いやすいとは思うんですが、なんとか頑張ってみても検索対象からトップページやカテゴリーページを除外するのができませんでした。
検索結果の絞り込みはGoogleカスタム検索のほうが直感的で設定しやすいと思います。あと検索スピードもGoogleのほうが速いです。
Google検索でsite:コマンドを使う
Googleの検索で「site:htp://pasokatu.com/●●」のように検索すればサイト内だけを検索できます。Googleが標準で搭載している検索演算子ですね。
ただしサムネイルが表示されない、スピードがカスタム検索より遅い、除外する設定がややこしいなどの理由でGoogleカスタム検索のほうが使い勝手が良いです。
ブログ内検索ならGoogleカスタム検索
結果、自分のブログ内を検索するならGoogleカスタム検索が一番使い勝手が良かったです。
- 検索スピードが速い
- トップページ・カテゴリページなどの除外が簡単
- 関連性の制度が高い(と思う)
というようにこれと言って不満点が見当たらず必要十分な使い勝手です。
Googleカスタム検索を導入する手順
まずGoogleカスタム検索のページにアクセスします。
「Add」をクリック
つづいて検索したいサイトのドメインなどを入力。
ここまででカスタム検索の作成が完了しました。公開URLを開けばカスタム検索のページが開きます。
カテゴリページなどのノイズを除外する設定
これで一応カスタム検索はできるようになりましたが、このまま検索するとカテゴリページなどのノイズが検索結果に含まれるのでまだ使いにくい状態です。
関連記事を探したいのでなるべく記事ページだけを検索結果に表示したいですよね。
ということで、
- トップページ
- カテゴリページ
- 固定ページ
これらのページを除外して記事ページだけを表示する設定をしていきます。
設定画面に戻り検索するサイトの部分で「詳細設定」をクリック。
すると「除外するサイト」の設定欄が開くので、
関連記事とは関係ないページを除外していきます。
トップページを除外
トップページのURLを入力して「完全に一致するURLだけを除外」する設定にします。
カテゴリページを全部除外
続いてURL欄にカテゴリページの途中まで入力して「URLを含むすべてのページを除外」を選択すればカテゴリページが検索結果からすべて除外されます。
カテゴリページの除外がノイズを減らすのに最も効果がある設定のひとつですね。
固定ページの除外
残るは固定ページのみですが検索対象にするか除外するかはブログによって違うでしょうから要らないと思えば除外する設定をしてください。
自分の場合は問い合わせやプロフィールの固定ページを完全一致で除外しました。
ノイズを除外した後の検索結果
これで検索結果が記事ページだけになって関連記事を探しやすくなりました。
どんな記事を抽出するのかはGoogleの検索アルゴリズムが使われるので、関連性の高い記事を探しやすくなります。
記事数が非常に多いサイトなら、さらに威力を発揮してくれると思います。
カスタム検索を使いやすくする設定 いろいろ
その他細かいことですが、Googleカスタム検索を使いやすくするための設定をいくつか。
検索結果の表示をシンプルにする
最初は「オーバーレイ」になっていますが、連続で検索するとEscで戻れないので不便です。「結果のみ」にしておけば検索欄にフォーカスが合ったままなので連続で検索できて便利になります。
サムネイルを表示する
サムネイルはオンにしたほうが関連記事を探しやすくなるのでぜひ設定しましょう。
自分が確認した限りだとアイキャッチ画像が表示されるようになっています。
記事タイトルだけを検索することもできる
Googleはデフォルトの精度でもかなり関連性が高い順番に並んでくれるのでそんなに使うことは無いかもしれませんが一応。
普通は記事タイトルと本文両方が検索対象になりますが検索キーワードの手前に
intitle:
を付けると記事タイトルだけを検索対象にすることができます。
検索結果をより絞り込みたい時や紹介する記事が決まっている場合などに素早く検索できるのでこれはこれで使う時があります。
使用頻度が高いようなら単語登録で「t:」を「intitle:」に変換すれば便利ですよ。
まとめ
現状試した限りではGoogleカスタム検索がスピード・精度・表示される情報の点で一番バランスが良く使いやすかったです。
検索するキーワードによっては広告が表示されて非表示にできないので我慢できない人は他の方法を使いましょう。無料だと広告を外せません。
検索エンジン繋がりの話題としては邪魔なサイトを除外して検索できる検索エンジンを作ったので知恵袋やNAVERまとめに悩まされてる人にはおすすめです。
あ-、感動しました。
有難う御座います。