カメラのレンズクリーニングに重宝するレンズペン。
前回ジャンク品のレンズを綺麗にできてその後も大活躍してるんですが、この前コンパクトデジカメのレンズを掃除しようとした時に、サイズが大きすぎてとてもやりにくかったことがあったので、コンデジのレンズクリーニングにも使いやすい、もっと小さいサイズのレンズペンを買ってみました。
ネオ一眼や一眼レフだけなら普通サイズの「レンズ用」や「レンズフィルター用」だけ持っていれば良いでしょうけど、コンデジも使用頻度が高いなら小さいサイズも持ってたほうが何かと便利でした。
コンデジに普通のレンズペンは大きくて使えない
元々持ってた普通のサイズの「レンズフィルター用」レンズペンがこれ。
↓これをこのコンデジのレンズクリーニングに使おうとしたんだけど、
全然サイズが合わなくて端っこのほうにフェルト部分が届かない・・・。
こりゃダメだということでコンパクトデジカメにも使えるレンズペンを探すことに。
コンデジ用のレンズペンは「ビューファインダー用」が使いやすい
レンズペンは5種類のサイズが用意されていて、カメラのサイズやクリーニングする部分によって分けられています。
その中でもコンデジに使えそうなサイズは
- コンパクト/レンズ用
- ビューファインダー用
この2種類があるんですけど、個人的にはコンデジにはビューファインダー用のレンズペンがおすすめです。
この「ビューファインダー用」のレンズペンは、セーム革部分の大きさがレンズペンの中で一番小さなタイプで、本来はビューファインダーをクリーニングするためのタイプになってます。
コンデジのレンズに使うんだから「コンパクト/レンズ用」で良いじゃないかと思いそうですけど、形状が丸いので意外とコンデジのレンズの隅っこにフェルトが届きにくく、ビューファインダー用くらい小さいほうが小回りが効きます。
先端のセーム革チップを通常サイズとビューファインダー用を比べてみたところ、通常サイズのレンズペンよりかなり小さいです。
通常サイズのレンズフィルター用が直径12mmなのに対して、ビューファインダー用は半分以下の直径5.5mmという小ささ。
↓コンデジのレンズに使った時もこの通り、かなり隅っこのほうまでフェルト部分が届きます。
そもそもコンデジのレンズってそんなに大きくないので、ビューファインダー用くらいセーム革チップが小さくてもクリーニングするのに問題ありません。
セーム革チップの耐久度は
1日5~6回使用で約半年間(約1000回程度)
とのことなのでサイズが小さくてもあまり心配する必要もないかなと思ってます。
コンデジのレンズクリーニング用品いろいろ
まずはレンズペンのおすすめサイズ「ビューファインダー用」
あと、上記本体には最初からスペアが1個付いてるからよっぽどクリーニングしないと必要ないと思いますけど、一応セーム革チップはスペア単体でも販売されてます。
それとレンズペンで掃除する前に必ずやっておきたいのがブロワーでのホコリ飛ばし。
ホコリを飛ばしておかないと、レンズペンでこすると逆にキズをつけたりすることになるので、なんでも良いからブロワーは必須。
長期間放置しない限りは上記の乾式クリーニングだけで綺麗にできるけど、レンズペンで取れないような頑固な汚れの場合は湿式クリーニングすることになるかもしれません。
無水エタノールを
シルボン紙に付けて拭くとかなりの汚れまで対応できます。
でも無水エタノールは作業性がちょっと難しくて液残りもあったりするので、頻度が低いならカメラ用のウェットティッシュみたいなものを使うのもお手軽でなかなかおすすめ。
ほどよい湿り具合で液残りしにくくて使いやすいです。
後半の湿式クリーニングはコンデジには大げさですけど、レンズペンはすごい汎用性が高くて便利なので1個持っておくと便利ですよ。
↓前回、ジャンク品のめちゃくちゃ汚れたレンズを、レンズペンだけで綺麗にした時の記事もどうぞ。レンズペンだけでかなりの汚れまで取れます。