おすすめのカメラ乾燥剤シリカゲル|強力すぎてドライボックスの湿度が大変なことに

シリカゲル乾燥剤

台風が来るちょっと前から急に湿度が高い日が続いて、不快指数がひどいのなんのって。

急に寝苦しくなりました。

それと同時に部屋の湿度も急上昇で、湿度70%くらいをキープし続けている状態です。カメラにとっては湿度が高すぎるので、しっかりとドライボックスに乾燥剤を入れて保管してました。

密閉容器はカメラ用の定番があって迷う必要が無かったんですが、乾燥剤はいろいろな選択肢があってややこしかったので、迷ったことなどをメモしています。

※追記:現在はカメラ資産も増えてついに防湿庫を買ったので、防湿庫の購入を検討している人はこちらの記事もどうぞ。
カメラ防湿庫のスペック一覧表とメーカーの選び方
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キングドライ乾燥剤が役立たず!

こちらはカメラを入れるのに使っているキャパティのドライボックス。カメラの保管容器として定番の商品でした。

ドライボックス

そしてドライボックスと合わせて購入していたキングドライの乾燥剤だと湿度が60%までしか下がらない!外気とほとんど一緒!

キングドライ乾燥剤

そりゃないぜ~と思いながらレビューを見てみると、何やらキングドライの乾燥剤は急に湿度が下がるのではなく、湿度が安定するのに2週間以上かかるとの書き込みも・・・。

↓以下、レビューから引用

湿度が下がって安定するまで2週間以上かかりましたが、その後は1年経っても45%程度をキープしています。ただし、ドライボックスの蓋は2回くらいしか開けていません。
頻繁に蓋を開けるような使い方には向かないようです。よく使うレンズは11リットルのドライボックスに入れていますが、こちらは普通のシリカゲルの乾燥剤を併用しています。

via:Amazon.co.jp: HAKUBA 強力乾燥剤 キングドライ 3パック KMC-33Sの Amazon Customerさんのレビュー

自分みたいに動画を撮影するために頻繁にドライボックスを開け閉めするような使い方だとそもそも向いてない乾燥剤だったのかもしれません。タンスに入れるような使い方なら良いのかも。

シリカゲル乾燥剤

そこでもう一度Amazonを乾燥剤で検索してレビューなどを見てみると、シリカゲル乾燥剤のほうが強力で即効性があり、(そのぶん寿命が短いが)頻繁にフタを開け閉めする自分に向いてそうでした。

↓こんなふうにチャック付き袋にシリカゲル乾燥剤が入っています。チャックに隙間があるとシリカゲルが全滅するので気をつけましょう。

シリカゲル乾燥剤のパッケージ。外気が入らないように気をつける。

↓こちらが取り出したシリカゲル乾燥剤1袋の外観です。不織布で空気が行き来し吸湿します。

シリカゲル乾燥剤の不織布。中身の粒が青色ならまだ大丈夫。

未使用だと粒が青色吸湿性がなくなると粒が紫色っぽくなります。

シリカゲル乾燥剤の除湿力

このシリカゲル乾燥剤を8リットルのドライボックスに1個だけ入れてみたところ、あっという間に湿度が下がり2時間経ったあたりで外気の湿度60%に対して、

ドライボックスの中は湿度31%・・・効きすぎ(泣)

ドライボックスの容量がもう少し大きければ湿度の調節も緩やかになりそうですけどそれにしても除湿力が強力です。

※その後、チャック付き袋に穴を空けて湿度を調節できました。リンクはこのページの最後に貼ります。

シリカゲルの寿命は短い

除湿力が強力なだけあって寿命が短いです。

Amazonのレビューを見るとだいたい1週間から3週間くらいが寿命みたいです。自分もだいたい2週間くらいで寿命になっています。

外気の湿度によってバラつきが出るだろうから、だいたいいつもどのくらいで寿命が来るのか把握しておく必要があります。

湿度計が内蔵されていないドライボックスの場合は、必ず湿度計を入れましょう。

カメラの乾燥剤関連アイテム

シリカゲル乾燥剤とドライボックスを組み合わせる方法だと安上がりだけど、消耗品代と手間がかかる。

防湿庫だと初期投資が高いけど手間が少なく安定した湿度管理ができる。

それぞれ良し悪しがありますね。

↓最後に、ドライボックス関連で使用した商品などをまとめておきます。

シリカゲル乾燥剤

シリカゲルは10gと20gの2種類がありますが、8リットルのドライボックスにカメラ1台を収納するくらいなら10gタイプでも十分です。20gはもっと大きいドライボックスを使うなら検討してください。

もしくは、チャック付き袋に小さな穴を開けて除湿力を調整して使うなら20gのもので良いかもしれません。

他に、自分で不織布やお茶パックなどを使って小分けにする場合は、大容量のシリカゲルもあります。容量単価がぐっと安くなります。

シリカゲル乾燥剤を検索

ドライボックス

ドライボックスは湿度計が付いているキャパティのものが定番。収納するカメラによって形状やサイズがいろいろあります。内寸を見て、カメラが収まるかよく確認してください。

ドライボックスを検索

湿度計

湿度計としての性能に定評があり裏面に小さな強力磁石がついていたり何かと使い勝手が良いハクバの湿度計です。ドライボックスの中に置くには向いてなさそうだけど。

湿度計を検索

シリカゲルとチャック付き袋で湿度調節

その後、「チャック付き袋を使って湿度を下げすぎない方法」も考えたのでこちらもどうぞ。

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追記:結局最終的には防湿庫を買いました。ドライボックスとシリカゲルはどうしても管理に手間がかかるし、ミスったら湿度が高くなってしまうので、値段が高いということもあって、カメラを保管するなら防湿庫のほうがメリットは大きくなることを実感してます。「防湿庫の選び方」についても記事をかいてあるのでどうぞ。

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『おすすめのカメラ乾燥剤シリカゲル|強力すぎてドライボックスの湿度が大変なことに』へのコメント

  1. 名前:匿名 投稿日:2015/07/07(火) 13:08:43 ID:7e3ab58ef 返信

    楽器用ですが、ピアノメイトというシリカゲルがコスパ抜群です。
    乾燥剤というより調湿剤なので、過乾燥の心配はないですし、カビを防ぐ程度には除湿してくれているようです。
    ここ10年ほどピアノ用シリカゲルを使っていますが、フィルム一眼も、ヤフオクで落としたレンズもずっとカビ知らずです。

    • 名前:パソ活 投稿日:2015/07/08(水) 14:24:08 ID:4fd360e4d 返信

      ピアノメイトというものは知らなかったです。教えてくれてありがとうございます。

      調べてみたら、そもそもシリカゲルってA型とB型があるんですね。

      ピアノメイトの調湿範囲を見てみると50%〜60%とのことで、カメラの最適湿度として見かけた40%と比べたら若干高めなんですかね?(それも本当に正しいのかどうか自信はないですが・・・)

      でも長期間調節してくれるなら良いですね。

      ただ、自分の場合はそれなりのビデオカメラは1台しか持ってなくてそれなりに頻繁に開け閉めして使用するので今のシリカゲルのほうが合ってるかなぁと思ってます。

      一眼レフのレンズなど機材をたくさん持っていて、それぞれの使用頻度がそこまで高くない場合は良さそうかなぁと思ったり。

      そうは言ってもカメラについては一眼レフは持ってないし、レンズを使い分けるほど詳しくないので、まだまだ勘違いが多いと思います。間違っているところがあったらご指摘いただけると助かります。m(_ _)m

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