前回「ドライボックスにシリカゲル乾燥剤入れたら湿度下がりすぎてビックリ」ということを紹介しました。
その時わかったのは、シリカゲル乾燥剤は除湿力が強すぎて40%より大幅に乾燥していまうということでした。
しかも使用したシリカゲルは一番サイズの小さい10g。
今回はそのシリカゲル乾燥剤をうまく調節して湿度40%あたりにする方法についていろいろ書いています。(そんなに大した方法じゃありませんが)
シリカゲル乾燥剤はどこまで湿度が下がるのか
前回はドライボックスにシリカゲルを入れてから2時間後に湿度が31%になってしまいました。
ただしシリカゲルの効き目はそんなもんじゃなく、一夜明けて確認してみると・・・、
外気の湿度62%に対して、
ドライボックスの湿度25%!
乾燥しすぎ(汗)これはお肌カッサカサ(゚Д゚;)。
ちなみにカメラは乾燥すれば良いってものではなく、湿度30%以下だとコーティングやゴムの劣化、ひび割れする危険性が出てくるとのこと。
チャック付きポリ袋に入れて湿度調節
そこでこんな感じでチャック付きポリ袋に入れてパンチで穴を開けてみました。
こうすることで外気とのやり取りを少し減らすという単純なことですね。さてどうなるか!
湿度40%になった!
結果、パンチ穴ひとつ空けたチャック付き袋で、なんと湿度40%付近(38~42%)に落ち着きました。
もう3時間近く経ちますが現在は41%くらいになってちょうど良さそうです。
シリカゲルは1袋10gで十分乾燥する
自分が使ったシリカゲル乾燥剤は1袋10gの小さいほうだったんですけど、そのまま入れると効きすぎましたし、チャック付き袋で調整しても、乾燥させる力は十分でした。
チャック付き袋で調整できるなら、1袋20gのほうを使って長持ちさせるような使い方でも良いかもしれませんね。
まとめ
シリカゲル乾燥剤は強力すぎます。チャック付きポリ袋に穴を空けて湿度を調節するくらいでちょうどいい。
↓調整する前提ならどの容量を使っても大丈夫なはず。
他に、自分で不織布やお茶パックなどを使って小分けにする場合は、大容量のシリカゲルもあります。容量単価がぐっと安くなります。
↓ちなみに10gのシリカゲルにはC-8(70x100mm)サイズのチャック付きポリ袋がピッタリです。
メーカーはいろいろあるでしょうけどサイズ区分は一緒なので、どれでもOK。ホームセンターに売ってますし、100均にもあるかもしれません。
追記:現在は機材が増えてきたので防湿庫を購入しました。カメラの台数が多い人や値段の高いカメラを大事に保存したい人は参考にどうぞ。
⇒トーリハンの防湿庫レビュー|薄型タイプ47LのT-83D-MII
「防湿庫の選び方や一覧表」も書きました。
シリカゲルを20gで使うにはチャツク付きポリ袋のサイズを教えてください。それから、シリカゲルがあればhakubaのキングドライはいらないのでしょうか?