最近Googleアナリティクスに表示されるリファラスパムがひどいです。
まだまだアクセス数の少ないブログなのでアクセス解析に影響を受けてしまいます。何とか対策しないと・・・。
調べれば意外とできるものでGoogleアナリティクスの設定からブロックすることができました。
もくじ
リファラスパムとは
Googleアナリティクスを見るとまるで存在しないページへのアクセスがあるように見えます。
リファラスパムとは、存在しないページにアクセスしてGoogleアナリティクスに残った記録からサイト管理人がアクセスするのを狙うスパム手法です。
ノイズにしかならないのでアクセス解析結果からブロックしたいですよね。
スパムのホストを個別にブロックする方法をよく見かけますがどっちみちイタチごっこになってしまうのでそもそもリファラスパムのアクセスは解析しないようにGoogleアナリティクスで設定します。
リファラスパムされると困ることは?
正直攻撃されているわけではないので直接的な被害は無い(はず)ですがアクセス解析の面では微妙に邪魔なんですよね。
ぶっちゃけアクセス数はなんとなく引き算すればだいたい把握できます。
しかし直帰率のパーセントや滞在時間はリファラスパムによってバラバラなので正確な解析結果を把握できなくなってしまいます。
ということで自分のブログ以外はアクセス解析からご退場願いましょう。
リファラスパムのホスト名リスト
ちなみに自分の場合、現在わかっている範囲でこれだけリファラスパムのホストがありました。
- priceg.com
- blackhatworth.com
- hulfingtonpost.com
- ilovevitaly.co
- shopping.ilovevitaly.com
- iedit.ilovevitaly.com
- forum.topic36201487.darodar.com
リファラスパムのアクセス数は直近1ヶ月で193PVほど。
自分のサイト以外をアクセス解析からブロック
まずGoogleアナリティクス画面上の「アナリティクス設定」をクリックします。
「アカウント」「プロパティ」「ビュー」を設定したいサイトにします。
画面右のほうにある「ビュー」列の「フィルタ」をクリック
「新しいフィルタ」をクリック
フィルタ設定
以下のように項目に入力します。
- 「新しいフィルタを作成」
- フィルタ名:自分で好きなフィルタ名を設定
- フィルタの種類:「定義済み」
- 「右のみを含む」「ホスト名へのトラフィック」「等しい」を選択
- ホスト名:自分のサイトのドメインを入力
ブロックされるホストを確認
そして少し下にある「このフィルタを確認する」をクリックすると除外されるホストのビフォーアフターが表示されます。
ここに表示されたホスト名がブロックされるということが分かります。
ドメインを打ち間違えると自分のサイトがブロックされるリストに表示されてしまうのでフィルタにかかっていないか確認しておきましょう。
どっちみイタチごっこになってしまうのでひとつの設定で自分以外は全部シャットダウンするこの設定のほうが楽ですね。
【おまけ】リファラスパムの参照元
さて、先ほどの設定ですでにアクセス解析からブロックは完了していますがおまけとしてどんなドメインが悪さをしているのか確認してみましょう。
参照元を表示
Googleアナリティクスサイドバーから「集客」→「すべてのトラフィック」→「チャネル」を選択
「Referral」をクリック
セカンダリディメンションを設定
次にセカンダリディメンションの選択肢から「ランディングページ」をクリックします。(セカンダリディメンションを「ページ」で検索すると探しやすいです)
するとどんなドメインがどんなページヘの参照になっているのか見ることができます。
普通であれば、
- 左側が参照元のサイト(どこから来たか)
- 右側はどの自分のサイトのどこにアクセスしてきたか
ということになるんですがリファラスパムの場合は自サイトに存在しないページにアクセスしたようになっているのですぐに分かります。
上記画像を見てみるとリファラスパムとして有名な「priceg.com」「ilovevitaly.co」「blackhatworth.com」あたりが炙りだされてますね。
ブログの改善は正しいアクセス解析から
ブログのアクセス数・直帰率・平均滞在時間などから改善点を見つけて対策していくのも正しいアクセス解析ができていないと始まりません。
自分の知らないうちにノイズが含まれているかもしれませんよ。
今までほとんどアクセス解析を見たことが無いという人は一度確認してみてはどうでしょうか。
[…] […]