万年筆洗浄用スポイトの自作|万年筆のお手入れがグッと楽になります

「スポイトゴム」「使用済みのカートリッジ」を組み合わせて万年筆洗浄用のスポイトを作ってみました。

万年筆の中身を強制的に洗浄できるので浸け置きより簡単でおすすめです。こびり付いてないインクなら簡単に洗浄できます。

このブログでは万年筆用スポイトの作り方とゴム棒をどこで調達したか書きました。

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万年筆洗浄用スポイトの作り方

↓まずは使い終わったインクカートリッジを洗浄します。これはパイロット純正のインクカートリッジ。

パイロットのインクカートリッジ

穴の空いてない方を切って、

コクヨエアロフィットサクサ

両方に穴が空いた状態にします。ハサミで切る側(スポイト側)は多少ゆがんでも大丈夫ですが万年筆に挿し込む側は変形すると空気が漏れるので強く握らないように気をつけます。

↓この写真の左側が万年筆に差し込む側。変形しないように気をつける。

パイロットインクカートリッジの加工

そしてインクカートリッジにスポイトを取り付けて、

万年筆用スポイトゴム

これを万年筆の首軸にカートリッジを付けるようにブスッと挿して完成。

万年筆用スポイトゴム完成品

使う時はペン先を水に浸して吸ったり吐いたりすれば中身を強制的に洗浄できます。

↓この動画は自作のスポイトじゃなくて既成品のクリーナーキットを使ってますがスポイトを使う様子はほぼ同じです。吸ったり吐いたりするだけ。

手持ちの万年筆とメーカーが合うようであれば既成品のクリーナーキットを使うのもひとつの手です。プラチナ万年筆しかクリーナーキットは見当たらないみたいですが。

万年筆クリーナーキットを検索

※ちなみにこのインククリーナーセットについている洗浄液は顔料インクにも対応していて洗浄力に定評があります。

スポイトゴムやピペット用ゴム帽の比較

プラチナ万年筆の万年筆であればクリーナーキットを買えば洗浄液とスポイトがセットになっているのでコスパが良いかもしれませんが、それ以外のメーカーの万年筆でスポイト洗浄したい場合は以下の内容を参考にしてください。

重要になるスポイト部分ですが万年筆クリニックに行った時に「モノタロウで買った」ことをペンドクターに教えてもらいました。

最初はホームセンターで探したけど無かったらしいです。自分もコーナンで探したけど見つかりませんでした。

ということで自分もモノタロウのネットショップで探してみましたがスポイト程度だったらどのみち送料が500円かかってしまうのでいろいろな種類を注文しました。

万年筆用スポイトゴムの比較

↓モノタロウのスポイトの一覧ページはこちら。

シリコンゴム製スポイトゴム
スポイト アズワン ピペット用スポイト・ピペッター
白いスポイトは材質がシリコンゴム。

ラテックス製スポイトゴム
スポイトゴム アズワン ピペット用スポイト・ピペッター
赤いスポイトは材質がラテックス製。

シリコンゴム(白)のほうが良い

実際に使ってみると白いシリコンゴム製のほうが使いやすかったです。赤いラテックス製のスポイトは薄くて吸う力が弱く中身がへばりつきやすいのでイマイチ。

そういえば万年筆クリニックのペンドクターもシリコンゴム製使ってました。

パイロットのカートリッジには5ml用スポイトが使いやすい

パイロットのインクカートリッジはデジタルノギス実測で直径6.45mm。

それに対してシリコンゴム製の5ml用スポイトゴムの穴経は6.7mmと表記されていたので使えないかと思いましたがそのままでもギリギリ使えました。

3ml用なら内径6.5mmでわずかにキツく締まるんですがパワーが弱くなります。ゆるい場合は輪ゴムで締め上げれば良いので3mlよりは5mlのほうがおすすめ。

↓ということでシリコンゴム製・5ml用という条件を満たすこちらのスポイトが一番使いやすかったです。

5ML用 スポイト 1個 アズワン 【通販モノタロウ】 33470963

ただやっぱりネックなのが単品で買いにくいこと。東急ハンズがそういうの置いてあるかなと思って見てみましたがラテックス製しか置いてませんでした。

一応Amazonにも同じメーカーのシリコン5ml用がありますが同じくらい送料がかかります。

10ml用スポイトゴムも試せばよかった

まさか5ml用が輪ゴムで締めなくても使えるとは思わなかったので10ml用のスポイトは試しに買っていませんでした。

今さらまた送料がかかるので試す気にはなりませんがメーカーによってインクカートリッジの直径が違うので10ml用が合う万年筆もあるかもしれません。

5ml用の穴経6.7mmに対して10ml用は穴経が8mmになるのでおそらくそのままだと使えず、輪ゴムで締め上げることになりそうです。よりパワーが欲しいならありかも。

5ml用スポイトゴムとインクカートリッジの相性

アズワンのシリコンゴム製5ml用スポイトと自分が持っているメーカーのカートリッジで試した限りですが書いておきます。

  • パイロット(φ6.45mm)→そのまま使える(ちょっとゆるい)
  • ウォーターマン(φ6.77mm)→そのまま使える

パイロットはわりと緩いかな?と感じますが吸ったり吐いたりするだけなら問題なく使えます。

たぶんスポイトゴムが使えるカートリッジが多くてそれなりにパワーがあるので、5ml用のスポイトが一番バランスが良いと思います。

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↓こちらは万年筆クリニックに行った時に筆圧測定してもらった話。

パイロットの筆圧測定|筆記癖のアドバイスや性格診断もしてもらえます

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