今まで写真の共有をフォトストリーム使って適当にやっていたんですが写真の数が増えてくるに従って目的の写真を見つけ出すのが不可能になってきました。
ブログを書くのに画像は使うし欲しい画像をサッと出せないとせっかくのクラウドがもったいないです。
そこでなんとか画像の共有・活用を効率的にできないかとGoogleフォト(パソコンソフトはPicasa)をしばらく使ってみました。
※ちなみに今回の記事はiPhone・iPad・Windows7パソコンの間で共有する環境で比較しました。
もくじ
クラウドの保存容量
Googleフォトだと
Googleフォトは2048×2048ピクセル以内の画像なら容量無制限です。写真はだいたい4:3の縦横比なので2048×1536=約300万画素。パソコンで見たりL判に印刷するには十分な解像度。
もし大きい写真をアップロードしても自動的に2048×2048以内に縮小してくれるので撮影する時に画像サイズを気にする必要がありません。良いですね。
フォトストリームだと
iCloudのフォトストリームは初期値だと5GBの制限があってしかも1000枚・30日という制限がありクラウドで管理するのには向いていないです。
一応ローカルにダウンロードした写真は残りますがネット上からは消えるのでもしパソコンが壊れたらデータが無くなるリスクがあります。
キーワード検索・タグ検索
撮りためている写真を後になって
- ブログに載せたり
- メールで送信したり
- 共有したり
という時に任意のキーワード検索ができたらとても便利です。キーワード検索をする場合の比較をしてみましょう。
Googleフォトだと
写真の見た目からGoogleが自動で判断してある程度のタグを付けてくれています。写真が膨大にある場合は目的の写真に近いものは見つかりやすいかもしれません。
ただし精度はあまり良くなくほとんどは検索に引っかからないので自分でタグを設定したほうが確実ではあります。
Webブラウザから写真を1個1個開いて説明文を加えることもできますがパソコンにPicasaをインストールしてタグを付けるほうがショートカットキーも使えるので効率は良いです。
自分でタグを設定すれば検索の精度がかなり上がります。ただしPicasaで設定したタグがWebブラウザのGoogleフォトで反映されていないものもかなりありイマイチ信用性に欠けます。
パソコン上のPicasaで検索すると一瞬で表示されるのでローカルでの画像管理だけでもPicasaはそこそこ役に立ってます。
フォトストリームだと
キーワード検索できません。残念!
同期の簡単さ
Googleフォトだと
iPhoneで撮影してもリアルタイムですぐにアップロードはしてくれません。Google+アプリを起動したらアップロードが始まり、
アップロードが完了したら通知されます。iPhoneで撮影した写真がすぐにアップロードされることはありませんがアップロードは安定しているのでそんなに気になりません。
ただ自分でアプリを起動しないといつまでもアップロードされないので忘れた頃にアップロードすると大量の写真アップに待たされることがあります。
フォトストリームだと
iPhoneで撮影したらすぐにフォトストリームにアップロードが始まり少し経つとiPadのフォトストリームフォルダに表示されたりして同期の速さはなかなかです。
iPhone・iPad・Mac間で使うには同期を意識することもなく非常に使いやすいです。
ただしWindowsパソコンでとの同期が不安定すぎます。放っておいても同期されることがほとんどありませんでした。
iCloudコントロールパネルからフォトストリームをON→OFFすると同期が始まったりしますがそれじゃ意味がありません。
パソコンアプリケーションの使いやすさ
Googleフォトでは
GoogleはPicasaをダウンロードすればファイルの閲覧やキーワード検索などかなりサクサクといろんなことができて重宝します。ただしWeb上のGoogleフォトとの同期がうまくいかないことがあります。
なぜか一部の写真がPicasaのほうに同期されなかったりPicasaで設定したタグがWeb上では反映されていなかったり安心して使うことができません。
フォトストリームでは
Windows7では特に編集することはできずフォルダに入ってきたファイルを開いて別のアプリケーションで編集したりするくらいです。キーワードでの検索ができないので大量の写真から探したい時には向かないです。
Windowsパソコンでフォトストリームを使おうとすると「写真管理」とは呼べない状態です。
Macだと対応しているアプリがいろいろあるので選択肢には困らないと思います。
Googleフォトとフォトストリームどっちを使うか
Windows7環境だとまぁフォトストリームよりはGoogleフォトのほうが良いと思います。
同期の簡単さはフォトストリームのほうがリアルタイムですけどWindowsパソコンだと不安定になりがちです。
Picasaで設定したタグがWebにちゃんと反映されて双方向の同期が安定して動けば決定版だったんですけどねぇ。ググっても答えを見つけることができず・・・。
フォーラムにも様々な状況の人たちがいましたがパソコンにもともとインストールされているアプリケーションによっても違ったりするので正直すべてを検証する気力がありませんでした。
ということで騙し騙しGoogleフォトを使っていき他に良さそうなサービスがあれば試してみるって感じに落ち着きますかね。
上記の要望が全部叶えられるサービスがあれば多少お金払っても良いんですけどね。
<関連>
⇒Googleフォトの自動バックアップには転送量の制限があるらしい
いやいや、Google+最強でしょ。
花の写真撮って「花」とかで検索すると出てくるんだもん!「月」とか「山」でもイケた。自動識別機能すごすぎ。誰か写ったのを出したいなら「顔」か「人」でイケるはず。