Flickr・Googleフォト・プライムフォトを比較したけどアレの圧勝でした

Amazonが写真のクラウドストレージをさらにグレードアップして、プライムフォトという名前でリリースしました。

プライム会員限定ですが、プライムフォトは無劣化で、しかもRAWファイルも無制限に保存できると話題になってます。

果たしてクラウドストレージの大手「Googleフォト」「Flickr」「プライムフォト」を比較したらどうなるのか。

結論から言うとGoogleフォトが優勢かな。

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プライムフォトの特徴

プライムフォト

プライムフォトは数多くあるプライム会員特典のひとつとして提供されています。

公式:プライムフォト

写真のクラウドストレージとしては以下のような特徴を持っています。

プライムフォトの特徴
  • 保存容量無制限
  • RAWを無劣化で保存可能
  • JPEGを無劣化で保存可能
  • 無劣化なのでファイルサイズは大きくなる

RAWを無劣化で保存できる

プライムフォトはRAWでも無劣化(オリジナル)で無制限に保存できるというのが最大のウリです。

※RAWって何?という人のためにwikipediaより引用。RAW画像に色や露出を味付けして圧縮したものがJPEG画像になります。

RAW画像(ローがぞう、英: Raw image format)は、デジタルカメラなどにおける完成状態にされていない画像データのことである。英語でRawは「生」「未加工」を意味する。

via:RAW画像 – Wikipedia

他にRAWを保存できるクラウドストレージサービスは年間5000円のEyeFiクラウドくらいなので年間3900円で他にも特典があるプライム会員がいかにリーズナブルな価格設定かよくわかります。

JPEGを無劣化で保存できる

プライムフォトはJPEGもRAWもとにかくすべて無劣化で保存できます。

ただし無劣化で保存するとファイルサイズが大きくなるので「写真の閲覧がもたつく」「クラウドストレージの容量を圧迫する」というデメリットもあります。

JPEGはGoogleフォトのように写真を圧縮したほうがメリットが大きいと思うんですけどね。実際のところJPEG写真であれば、無劣化でも圧縮しても違いがわかりません。

ちなみにGoogleフォトの圧縮でどのくらい画像が変わるのかは、こちらの記事が参考になります。

試しに、4,608×3,456ピクセル(6.78MB)のJPEG写真を高品質設定でアップロードし、アップロードした同写真をダウンロードしてみたところ、4,608×3,456ピクセル(1.06MB)になった。ピクセル数は変わらず(4,608×3,456=約1,593メガピクセル)、ファイルサイズが6.78MBから1.06MBへと圧縮されたわけだ。

肝心な見た目はというと、ファイルサイズが圧縮された割りに、大きな変化はないように感じる。これなら安心して高品質設定が利用できそうだ。

via:【悩める写真管理&バックアップに福音?「Googleフォト」を使いこなす】第3回:圧縮画像はどの程度劣化しているのか? – デジカメ Watch

※↑この記事の中で紹介されている写真をクリックすると、元サイズの写真を見ることができます。等倍で見比べても違いがわかりません。そのくらいGoogleフォトは圧縮されても十分綺麗です。

実際に見比べてみて違いを感じ取れないなら、圧縮したほうがメリットが大きいと思います。

動画の容量が少ない

プライムフォトは写真は容量無制限ですが、動画は5GBまでしか保存できません。

例えばiPhone5sの標準カメラアプリで動画を撮るとだいたい45分で5GBになってしまうほど少ない容量しか使えません。

スナップ動画ぐらいなら問題ないかもしれませんけど、ちゃんとしたカメラなりビデオカメラで動画を撮影するなら5GBは全然足りません。動画撮影もするつもりならプライムフォトはおすすめしません。

プライムフォト・Googleフォトに向いてる人

これらの特徴から考えてみるとプライムフォトとGoogleフォト、それぞれどんな人が向いているのかわかってきます。

プライムフォト向きの人
  • RAW撮影をする人
  • 写真は無劣化で残しておきたい人
  • Googleフォトの圧縮前と圧縮後の画質の違いがわかる人
  • 動画を撮影する機会が少ない人
Googleフォト向きの人
  • 写真はスマホかコンパクトデジカメで撮る
  • スマホで撮った写真の画質には満足している
  • 動画をよく撮影する
  • RAWで撮影できるデジカメは持っていない

RAWで写真が撮れるデジカメを持っている人自体がかなり少ないと思うので、ほとんどの人にとってはGoogleフォトのほうが便利に使えます。

確かにRAW無制限という点だけ見たらプライムフォトも魅力的ですけど、メリットを最大限に受け取れる人があまりにも少ないんじゃないかというのが率直な感想です。

Flickrは?

あれ?そういえばFlickrがほとんど話題に上がりませんでしたね。

RAWは使えないし無劣化だから重たくなるし動画アップするならGoogleフォトのほうがYouTubeと連携しやすいしWebで写真を閲覧するのが快適じゃないし、と言った理由があって残念ながらFlickrは勝負になりませんでした。

別の記事にも書きましたが、とにかくFlickrは閲覧が遅くてストレスが溜まります。

関連:やっぱりFlickrは使わないことにしました

さらにFlickrを運営しているYahoo!についても良いニュースをあまり聞きません。

2016年3月にFlickrのアップローダーアプリ「Auto-Uploadr」が有料になったり、

参考:Flickr有料化は今のところAuto-Uploadrだけ – 360万パワー

2013年に買収したTumblrを2016年2月頃のニュースでは「近く全損処理か」というような見出しが目に付きます。

参考:Yahoo: 2013年に約10億ドルで買収したTumblrを近く全損処理へ – BusinessNewsline

サービス存続の安心感という意味でもFlickrはちょっと不安になってしまうんですよねぇ。

まとめ

最初はプライムフォトのRAW無制限すげーなとか思ってましたが、この記事を書いていくうちに「あれ?なんだかプライムフォト微妙じゃね?」と思い始め、やっぱり使うのはGoogleフォトかなぁという結論になりました。

プライムフォトに向いている「RAW撮影を頻繁にして動画はあんまり撮らない。圧縮した画質の違いに気付くほど目の肥えた人」なんて本当に少ないですよね。

なのでやっぱり写真のクラウドストレージはGoogleフォトが一番おすすめということになりました。

公式:プライムフォト
公式:Googleフォト
公式:Flickr

関連:Googleフォトは手動でタグ付けができない?Picasaで設定したタグも検索できなくなっていた

関連:やっぱりFlickrは使わないことにしました

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