SEOに強い無料ブログを比較・考察してみた|はてなブログはドメインが強いから上位表示されるわけじゃない

ノイズレスサーチをリリース(2016年3月)してから順位チェックのために、自分の興味ない分野も含めてさまざまなキーワードで検索したので、SEOに強そうなブログとか、なんとなくわかってきました。

「SEOに強い無料ブログ(レンタルブログ)!」みたいな記事がありますけど、被リンクとかインデックス数とか比較しても机上の空論になってしまうので、実際に検索して見かけたブログで考察していきます。

Googleのサイト評価もドメイン単位からページ単位になっているので、記事の書き方のほうが影響が大きいのは明らかですよね。

このページでは、さまざまなジャンルのキーワードで検索したときに、どの無料ブログをよく見かけたのか、また、どのような記事が上位表示されていたのかをまとめました。

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はてなブログ

はてなブログ

もう無料ブログの中でははてなブログがダントツの強さ。

というか独自ドメインのブログ(主にWordPress)にも匹敵する順位でヒットしています。

記事の書き方は数千文字以上のボリュームで網羅性があるものが多く、たまに1万文字以上のものもある。やりすぎ。

1記事ごとの気合いが尋常じゃない。網羅性の高さが頭一つ抜けている。

はてなドメインが強いというよりは・・・

なんではてなブログがこんなに強く感じるのかというと、ドメインが強いからではなく、

  • 網羅性が高くて詳細に解説しているから
  • 検索キーワードに対して関連性が高く、答えを返しているから

という印象。

ターゲットを意識している

検索上位に表示されているはてなブログに共通しているのは、「誰に、どうなって欲しいのか」ターゲットがはっきりしている記事が多いこと。

ほかの無料ブログだとこの視点がぼやけていることが多いけど、はてなブログだけはターゲットを意識して書かれた記事が多い。

具体的なキーワードがわからなくても、ターゲットが読むことを意識して書くだけで、検索キーワードに対しての「返答性」が良くなります。

拡散されやすい

はてなブログは、システム・ユーザー・読者の特性上、はてブやTwitterで拡散されやすいというメリットがあり、それをうまく使って外部評価を獲得しているブロガーが多いです。

昔と比べて、はてブ自体のSEO効果は弱まりましたが、はてブ経由で拡散されることによりSEOに良い影響があることは考えられます。

結局はその人の努力の結果

上位に表示されるはてなブログは、お金を稼ぎたいというモチベーションが非常に高い。

だからそのためのリサーチ・勉強にも余念がない。1ページの情報量も充実する。

極端な人になるとGoogleアナリティクス、ABテスト、CSSカスタマイズ、ヒートマップ、Googleタグマネージャ、サーチコンソール分析してリライト、などなど、笑えるレベル。

さらに記事タイトルもよく練られていて、キーワードとか文字数とか、あとで変更したりとか、検索からアクセスしてもらうための努力を欠かさない。

独自ドメインにしたりWordPressに引っ越そうかどうか悩むのもはてなブロガー特有の話題といえます。それだけブログに対する意識が高い。

ということで繰り返しになりますが、はてなブログのドメインが強いんじゃなく、SEO対策を意識したブロガーが多いから、はてなブログが強いだけだと思います。

残念ながら、はてなドメインの強さだけでは上位表示されません。

はてなブログのSEO対策

ちなみにこの記事を見ると、はてなブログはかなりSEO対策に力を入れていて、スパムの取り締まりも厳しいようです。

参考:寄稿:はてなブログのSEOが優れている7つの理由と、さらにSEO効果を高める5つのTIPS – はてなブログ開発ブログ

さっきは「ドメインの強さだけでは上位表示されない」と書きましたが、無料ブログサービスの中ではマシだと思います。

はてなブログとアフィリエイト

2019年10月から営利利用が許諾されるようになりました。(ただし運用するにあたってのルールは厳密になった)
詳しくは後述のリンクより。

はてなブログではアフィリエイトをしても、雑記ブログくらいならお咎めをくらうことはないと思いますが、一応、公式ヘルプでは以下のように記載されているので注意が必要です。

商用サイトへの誘導や収益を得ることを主目的とした、はてなブログの利用を認めません。

ただし、お勧めしたい商品(またはそのリンク)を自身の言葉でレビューし、読者に勧める目的で掲載される広告についてはその限りではありません。

広告の掲載方法や内容に関しては、別途定める「広告における禁止事項」で制限されます。禁止事項に反さない限り、アフィリエイトプログラムの制限はありません。すべてのアフィリエイトを利用できます。

引用:はてなブログのガイドライン – はてなブログ ヘルプ

※2019年10月から、新しいガイドラインによって、はてなブログの個人営利利用が可能になりました。

参考:2019年10月1日より、はてなブログの個人営利利用を許諾します – はてなブログ開発ブログ

禁止事項はありますが、今まで線引きがあいまいだった営利利用についてハッキリしたので、グレーなまま運営する心配が取り除かれました。そのぶんルールが厳しくなったみたいですが。

note

note

note

ブログサービスとしてリリースされてはいないけど、SEOが強くなっているnote。

割と骨太な記事が多く、執筆意欲が高めの人が多いように見えます。

自分が検索している限りでも、noteを見かけることは結構ありました。

ただ、致命的なのがアクセス解析。Googleアナリティクスもサーチコンソールも設置できず、note本家のアクセス解析は記事ごとのPVが見れる程度なので、記事を改善する手がかりがかなり少なくなります。

特にサーチコンソールが使えない=検索流入のキーワードが見れない、ということなので、加筆修正の決定的なヒントが見れず、記事を育てていくストック型コンテンツの運用には向いていません。

note proこちらのヘルプページによるとGoogleアナリティクスを使用可能ですが、法人向け、基本料金が月額5万、Googleアナリティクスオプションが月額1万円なので、個人のブログとは関係がなさそう。

とはいえ、noteは6周年をむかえ、月間アクティブユーザーが4,400万を超えました。6年をふり返る、インフォグラフィックを公開|note株式会社を見る限り、サービスは非常に順調に伸びているようなので、キーワードなど難しいことを意識せず、多くの人に見てもらうチャンスを増やしたいという人なら相性が良さそうではあります。

ライブドアブログ

⇒ ライブドアブログ

ライブドアブログ(livedoor blog)は、はてなブログと比べると検索で見かける回数は少ないですが、レビューブログがたまにヒットします。

これもドメインが強いんじゃなく、ちゃんと書かれた記事がヒットするだけ

SEOの意識よりも純粋な情報提供

ライブドアブログでは、はてなブログみたいにSEO対策を意識した記事よりも、本当にその分野に詳しい人が、純粋に「誰かの役に立ったらいいな」という雰囲気。

そのため、レビューや使い方の検索では、初心者向けの長文解説記事よりも、すでに知っている人向けの掘り下げた情報を見かけることが多かったです。

そのぶん1記事ごとの情報量や網羅性は低くなりがちで、SEO対策では、はてなブロガーに負けやすいような気がします。

方向転換は難しそう

ライブドアブロガーは、特定のジャンルに詳しい人が結構いるので、初心者向けの網羅性の高い記事を書いたら強いと思います。

記事タイトルを意識して、h見出しを使ってちゃんとキーワード入れるだけで違いそう。

特に記事タイトルを内容に合わせて、ターゲットが検索しそうなキーワードを考えてみるのが一番効果的と思ったりします。

でもそれはいわゆる「ブロガー脳」なので、そう簡単には切り替えができないし、心理的に抵抗がある人も多そう。

個人的には、そういうコアな記事はエキスパートにしか書けない情報も多く、キュレーションやまとめサイトが乱立する時代では貴重だから、無くならないでほしいと思ってます。

検索エンジンスパムへの対応について

ちなみにライブドアブログでは公式でスパムサイト作成を禁止しており、報告フォームも用意しています。

公式:検索エンジンスパムへの対応について – ライブドアブログのヘルプ

ただし、ライブドアブログにはいわゆる「まとめサイト」(5ch転載)が多く、残念ながらSEOにも強い。

ライブドアブログのランキングを見ても一目瞭然で、まとめサイトは取り締まりの対象にはなっていません。

Blogger

Blogger

Bloggerはブログサービス名としては一般の人にはあまり浸透しておらず、利用者も少ないはずだけど、検索では結構ヒットする。

パッと見ではわかりませんが、BloggerはGoogleが運営しています。

ITの技術的な記事が多い。商品レビュー系は少ない。役に立つ記事は結構多い。ブロガーのITリテラシーがかなり高い。

また、広告が少なくデザインがシンプルで洗練されている。

余計なブログパーツ・特等席を占領する広告・ブログサービス内の交流が必要ない人なら相性が良さそう。

↓こちらの記事では、BloggerとWordPressそのものにSEO上の優劣はなく、それぞれメリットデメリットがあるということが書かれています。

参考:WordPressとBloggerはどちらがSEOに強いのか? | 海外SEO情報ブログ

FC2ブログ

FC2ブログ

FC2ブログは機能が多いし見た目もシンプルにできるし、システム的にそんなに劣っているようには見えないけど、普通のブログが少ない印象。

著作権違反の動画サイト、アダルトサイト、アフィリベタベタ貼っただけのスパムサイト、まとめサイトなど、グレーなブログが多い。会社自体もグレー。

参考:FC2 – Wikipedia

また、過去にFC2ブログがGoogleインデックスから削除されるという騒動もありました。

参考:FC2ブログが Google インデックスから削除? 28日時点で問題は解消 ::SEM R (#SEMR)

そのため、SEOには強いかもしれないけど、なんだか危なっかしい。

アメブロ

アメブロ

アメブロは検索でほとんどヒットしません。でもたまに特定の分野の専門家がいます。

情報が充実している記事でもGoogle検索では3ページ目以降だったりするので、もしかしたらドメイン自体が弱いのかな?と感じることはありました。

アメブロは2008年頃だったか、非常にアクティブユーザーの数が多くてバブルっぽい時期があり、専門家や実店舗がビジネスのために開設する例が多く、また、それをサポートするビジネスもよく見かけました。

でも今となってはそのメリットもほぼ無くなっているし、ブログの見た目が安っぽいので、ブログサービスとしては一歩劣る、という印象。

営利目的の活動には少し気を使う必要あり。
参考:アメブロの商用利用は禁止なのか? 公式に確認してみた | 編集長ブログ―安田英久 | Web担当者Forum

※追記:利用できるアフィリエイトサービスが拡大されました。
参考:Amebaヘルプ|ご利用いただけるアフィリエイトサービス

さらに追記:「アメブロ商業利用解禁。SEOってどうなの? 相性の良いジャンルは? 検索で上がってくるのか聞いてみた。 | インタビュー | Web担当者Forum」の中に書かれていた、記事の品質とインデックスされるかどうかについてが興味深いです。

Seesaaブログ

⇒ Seesaaブログ

Seesaaブログは、Amazonや楽天のアフィリをベタベタ貼ったものや、数万ページで構成されるまとめサイトなど、スパムサイトが非常に多い。

検索したときに邪魔だと感じたことが何度もありました。普通のブログはほぼヒットしません。

いくらなんでも運営がスパムサイトを放置しすぎです。それだけスパム的なSEO対策としては使いやすいのかもしれませんが、人の気配がしません。

ドメインそのものがペナルティを受けるんじゃないかと思う汚染度。

↓2020/05/18。ユーザビリティがひどかったので追記しました。

表示スピードが非常に遅いブログが多く、画像なし1000文字程度の記事で、5回計測したファーストビューまでの秒数が、30秒、28秒、11秒、11秒、11秒、というふうに、速くても10秒以上かかっている状態でした。(計測環境はiPhone 7、Safari、Wi-Fiで50Mbps、ネットが混まない15:00)

特定のブログだけかもしれないので、念のため無作為にGoogle検索からSeesaaブログを30個ほど開いてみましたが、すべて10秒~30秒くらいでした。

ただ、Seesaaブログ公式の人気ランキング上位のまとめサイトは1~3秒前後でページが表示されるので、何かしらの最適化をすれば高速化は可能かもしれません。一般人ができる難易度かどうかはわかりませんが。

それと、スマホ表示の広告が大きく、「記事タイトル上」「記事タイトル下」「画面下オーバーレイ」の3つでファーストビューが広告で埋まっていて、スクロールしないと本文が見えません。

さらに、ときどきページ移動の際にインタースティシャル広告(全画面広告)が表示されます。

インタースティシャルは2016年8月の時点でGoogle公式ブログでもユーザビリティを下げる要因として言及され、順位を下げる可能性があると書かれています。

↓こちらも参考に。

参考:ウザいインタースティシャル広告に徹底ペナルティ、グーグルが遂に決定 などSEO記事まとめ10+2本 | 海外&国内SEO情報ウォッチ | Web担当者Forum

このように、表示速度と広告によるユーザビリティ低下を考慮すると、普通の人にSeesaaブログの開設はおすすめできません。

gooブログ・exciteブログ・ココログ

これらは、今まで紹介したブログよりもさらに検索でヒットすることが少なく、明らかにSEOに弱いもしくはしっかり書かれたブログが少ない印象。

ブログ初期の雰囲気が残っているものが多く、検索からアクセスというよりは、知っている者同士で交流しているブログがちらほら。

記事タイトルにはキーワードが含まれていないことが多く、アクセス数的にも、検索ユーザーの利便性から考えてももったいないと思うことがありました。

Google検索でヒットするとしたら、3ページ目以降でたまに見かける程度。

そもそもアクセス数が目的じゃなさそうなブログが多いから、当然っちゃ当然だけど。

gooブログ
exciteブログ
ココログ

その他の無料ブログ

楽天ブログSo-netブログJUGEM忍者ブログウェブリブログLINEブログなどなど、たくさんの無料ブログがありますが、これらも検索でほとんど見かけません。

ブログのSEOが弱いのか、単にユーザーが少ないだけなのかわかりませんが、見かける機会はほとんどありませんでした。

検索結果の5ページ目くらいまで掘っていけばヒットすることもありますが、その順位まで掘ると検索キーワードとの関連性が低くなるし、文字数は少なく、網羅性もほとんどありません。

無料ブログがサービス終了するリスク

無料ブログの注意点として、運営会社の勢いが落ちる可能性があります。

この記事を更新している2020/05/18の時点でははてなブログがおすすめになっていると思いますが、数年間たつと、どのように情勢が変わるかわかりません。

邪魔な広告が強制的に追加されたり、ブログサービス全体が順位低下するかもしれません。

無料ブログを利用する限り、そのような、自分の力の及ばない影響を受ける覚悟が必要です。

運営会社の業績が落ちれば、ブログサービスの質が良くても終了なんてことも十分にありえます。

もっともインパクトが大きかったのは、ヤフーブログ終了でしょう。

他社ブログへの移行ツールが提供されましたが、ドメインに蓄積されたGoogle検索の評価は引き継がれないし、はてブ数もリセットされてしまいます。

無料ブログに記事を書くなら、すべてがゼロになるリスクが常にあります。

Googleアドセンスは独自ドメイン必須

本気でブログを運営して収益化したい人はすでに知っていると思いますが、独自ドメインじゃないと、Googleアドセンスは申請すらできません。

無料ブログサービスは全て初期状態だと
サブドメイン(http://xxxxxx.hatenablog.com )
サブディレクトリ(http://blog.livedoor.jp/xxxxxx )

のような構成になっているので、Googleアドセンスの申請そのものができません。

無料ブログサービスでGoogleアドセンスを貼りたい場合は、はてなブログProのように、独自ドメインを適用できるオプションを使う必要があります。

収益化まで視野に入れている人は、無料で運営すると逆に損をする可能性があるので気をつけてください。

まとめ

やっぱり無料ブログを新しく始めるとしたらはてなブログがもっとも環境が良いのかなと思います。

でも、そこまで気合いがあるなら独自ドメイン取ってWordPressで運営するのもありかもしれません。

無料ブログサービスは運営会社の規約に違反すると警告なしに削除または非公開にされることがあり、アダルト・商用利用・アフィリエイトについては事前にルールを把握しておくことが重要です。また、収益化を意識したときに、アドセンスだと独自ドメインが必要になるなど、結局は何かしらのランニングコストはかかってきます。

逆にWordPressは、無料ブログのように運営会社の影響を受けることがありませんが、言い換えると「自己責任」になるので、自分の設定ミスによってブログが見れなくなるなんてこともあります。CSSやHTMLなど、多少プログラミング的な文字も理解できないと、WordPressの強みを最大限に発揮できないし、負担を感じてしまうでしょう。

どちらを選べば良いのか難しいですが、

  • 何でも自分で調べて解決する癖がついていて収益化も長期的にとことんやりたいならWordPress
  • ブログのカスタマイズよりも記事を書くことに集中したい人ははてなブログ

って感じでしょうか。

ここらへんのバランスを書き始めると無限に書いてしまいそうです。ブログ選び、難しいですね。

ーーー

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『SEOに強い無料ブログを比較・考察してみた|はてなブログはドメインが強いから上位表示されるわけじゃない』へのコメント

  1. 名前:たかぼー64 投稿日:2020/07/31(金) 03:52:33 ID:2e17dd9e1 返信

    意外とBlogger強かったんですね。
    何年かアメブロやってたんですが、記事更新しなくなったらほとんど0PVになりました。なのでその記事をFC2ブログ経由でBloggerに移植したりしました(´・ω・`)

    • 名前:パソ活 投稿日:2020/08/01(土) 19:29:11 ID:350e4b5c5 返信

      Bloggerが「SEOとして強いかどうか」分かったわけではないので注意は必要です。

      あくまで検索していて見かけた印象だけなので、「書いてる人が多い」「しっかり書かれた記事が多い」だけの可能性もあります。

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