WD内蔵HDD Red 3TB増設|ベンチマークでBlueとRedの比較

内蔵ハードディスク増設

動画を扱う者の宿命というかついに自分もHDDが近いうちにパンクする予感が・・・。(まだ400GBほどは空きがあったんですけどね)

なんせ動画をどんどん撮影・編集し始めたら1ヶ月に100GBのペースでHDDが埋まっていくのでこりゃぁ1TBのHDDじゃ全然足りないわということで、どどーんと3TBのHDDでもぶち込んでみようかということに。

Amazonで値段を調べてみても3TBが容量あたりのコスパが最も安いみたいです。将来的には4TB、6TBと移っていくでしょうけど。

6TBはさすがに使い切るのに時間がかかるし3TBが埋まる頃(1ヶ月100GBで2年半)にはパソコンのストレージ事情もかなり変わるんじゃないかと思って3TBを買いました。

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Western Digital HDD「Red 3TB」

購入したのはWD(Western Digital)の3.5インチ内蔵HDD Red 3TB(WD30EFRX)。赤色のパッケージが目印。

他には一番安くて人気の Green 3TB(今はBlue) もあったんですけど値段が約2000円しか変わらずに低発熱・NASやRAIDに対応しているという耐久性に惹かれてRedを購入しました。

「WD HDD Red」で検索

回転速度は5400rpm~7200rpm可変ということで常時7200rpmのHDDと比べると速度の面では不利とのこと。

後述しますがベンチマークで測るとパソコン購入当初から付いていた7200rpmの Blue 1TB と比べたら少しだけRedのほうが遅かったです。でも体感速度は変わらないですけどね。

内蔵HDD増設の手順

と、なんだか知ったふうにつらつらとブログを書いてますけど今の今までPCパーツの交換はメモリ増設とグラボ取り付けしかやったことがないシロウトです。

やった後でわかったことですけどHDDの増設のほうがメモリやグラボよりちょっと面倒くさいですね。一度わかればあとは簡単にできると思いますけど。

USB3.0のスピードでも十分速いので次は裸族のカプセルホテルとかにしたほうがいいかもしれません。

さてそれではHDDの増設作業に取り掛かるためにパソコンのケースカバーを開けてみます。

パソコンケース

↑これがパソコンケースの片側(おもて側)を開けたところです。COOLER MASTERのミドルタワーケース。HDDベイが6個。(6個のうち4個は取り外し可能)

このクーラーマスターのケースは両側が開くので裏配線を使ってスッキリさせることができます。

↓これが反対側(マザーボードの裏側)を開けたところ。スッキリしてますね。と言っても購入当初のままなので自分で配線したわけじゃないですけど。

パソコンケース裏側

HDDに繋ぐ電源ケーブルが短い・・・

HDDの取り付けには電源を供給する電源ケーブルとデータをやり取りするSATAケーブルが必要なので配線を確認してみると、

HDD電源ケーブル

電源ケーブルは既存の端子が余ってました・・・けどなんか余裕が無い。パッツンパッツンでなかなか挿さりません。

HDD裏側

↑下側が今回増設したHDD。なんとか電源ケーブル挿しましたけど抜けなくなりました(汗)

ケーブルは硬くて曲げることもできないし・・・。

電源延長ケーブルでバイパス

近くのパソコン工房で店員さんにいろいろ聞いてみたら電源ケーブルにあんまりテンションかかると途中でプラスチック部分が割れたりして接触が悪くなって認識しないってことが過去の相談にあったりしたらしいです。

ということでテンションかかりすぎの電源ケーブルはいったん外して別の電源端子から電源延長ケーブルでバイパスして接続しようということになりました。

↓パソコン工房で購入した電源延長ケーブルがこれ。

電源ケーブル延長

テンションかかりすぎて抜けなくなった電源ケーブルは他のドライブの電源端子も一旦抜くと抜けました。

なぜか自分だとそんなことも気づかないんですよね。これぞ初心者。

SATAケーブルの向きの違い

そしてSATAケーブルも購入。

SATAケーブル

自分の場合は下L型を買いましたが他にもストレート型上L型があるのでHDDを取り付ける位置によって使い分けが必要です。

ちなみに方向がわかりにくい下L型と上L型の見分け方は写真でどうぞ。

↓これが下L型で

下L型SATAケーブル

↓これが上L型

上L型SATAケーブル

ケーブルが伸びる方向」と覚えておけば大丈夫。

それにしてもパソコン工房の店員さん自分でもパソコンいじりするのが好きそうですごく助かる。

SATA端子を挿す場所

HDDのSATA端子から接続するマザーボード側のSATA端子は以下のようになっていました。

SATAケーブル端子

青と白の2種類があって転送速度の違いを表しています。青色の端子が3Gb/秒、白色の端子が6Gb/秒で具体的な速度は割愛するけど要するに6Gb/秒のほうが速い端子ってことです。

ただしHDDだと3GのSATA端子でも体感速度は変わらないとのこと。

上の写真を見てもらうとわかる通り白色の6Gb/秒が余っていてどうせ他に使ってないから増設したHDDはこの6Gに挿しました。

これで一応増設したHDDには電源ケーブルとSATAケーブルが接続されてパソコンを起動すれば認識するはず。

HDDのフォーマット

ハードディスクに無事SATAケーブルと電源ケーブルを挿せて認識されてもそのままでは使うことができないので最初にフォーマットをします。まぁそんなに難しいことでもなくググれば普通にやり方がわかります。

参考:ハードディスクを増設したが、Windows上で認識されない|FAQ Search|エプソンダイレクト

気をつけるのは2TBを超えるHDDの場合はフォーマットする時にパーティションスタイルにGPT(GUIDパーティションテーブル)というのを選ぶとのこと。これで晴れて3TBのHDDが使えるようになります。

ベンチマークでHDDとSSDを比較

新しいHDDの増設が完了したので現在搭載されているSSDとHDD(WDのBlue)の速度と比較してみました。ベンチマークに使用したソフトはCrystalDiskMarkです。計測日は2014/9/20。

SSD 256GB CFD 東芝製 CSSD-S6T256NHG5Q

SSDベンチマーク

こちらは購入当初(2013/7/21)から付けていたSSD。さすがに速いです。HDDと比較になりません。

HDD WD Blue 1TB WD10EZEX

HDDベンチマークWDBlue1TB

こちらは購入当初(2013/7/21)から付けていたWDのBlue 1TB HDD。常時7200回転なのでこれと比べて5400~7200可変のRedがどのくらいの速度か?がポイントですね。

HDD WD Red 3TB WD30EFRX

HDDベンチマークWDRed3TB

そしてこちらが今回(2014/9/20)増設したRed 3TB HDDです。

「WD HDD Red」で検索

ベンチマークの数値をBlueと比べてみるとSeq(シーケンシャルアクセス)は回転数の差でBlueのほうが速いですけど他の数値ではRedのほうが上回っています。

ただしBlueが使用開始から1年2ヶ月経っていてファイル断片化の影響を受けていそうなので厳密なベンチマークとは言えませんね。

まぁRedのほうで動画の編集をしても体感速度が変わった気はしないので耐久性の安心感があるぶん概ね満足な結果となりました。

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