マイクロカットのシュレッダー比較「アスカ Asmix S34M」レビュー

1万円以下のマイクロカット電動シュレッダーを比較して、アスカ「Asmix S34M」というシュレッダーを購入しました。

このページには、今回おすすめするアスカのシュレッダー詳細レビューと、購入候補だったシュレッダーをいくつか、簡単なレビューも書きました。

手動(手回し式)シュレッダーは比較していません。絶対面倒になるので、最初から電動シュレッダーだけに絞りました。

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今までは適当に買った電動シュレッダーを使っていたんですが、調子が悪くなったので、きちんと選んでみようかなと思って吟味しています。

選んだ基準なこんな感じ。

  • マイクロカット(裁断サイズ 2x10mm)
  • 1万円を超えない
  • うるさすぎない
  • 引き出し式ダストボックス
  • CD処分機能はいらない

↓公式サイトから仕様引用(一部省略)。

  • 定格細断枚数:5枚(A4コピー用紙 50/60Hz)
  • 最大細断枚数:7枚(A4コピー用紙 50/60Hz)
  • 定格使用時間:5分間
  • ダストボックス容量:用紙:約10ℓ(約210枚)
  • 給紙口寸法:4.3×218mm
  • セキュリティーレベル:5
  • マイクロカット細断寸法:2.0×10mm
  • カッターまでの距離:58mm
  • 空転時騒音:66.4dB
  • 細断速度:約2.8m/分 50/60㎐
  • 待機電力:1.1W 50/60Hz
  • 本体寸法(W×D×H):190×360×335mm
  • 本体質量:5.3kg
  • ホッチキス10号/11号の針細断可能

引用:S34M | 株式会社アスカ

特にマイクロカットは最優先で、復元困難というセキュリティ上の理由もありますが、ゴミがかさばらないのも良いところ。

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裁断サイズ

まずはシュレッダー選びでとても重要になってくる裁断方法(裁断サイズ)について少し説明して、今回選んだ機種の特徴などを書いていきます。

シュレッダーの裁断方法は大まかに

  • ストレートカット
  • クロスカット
  • マイクロカット(マイクロクロスカット)

の3種類があって、小さくなるほど復元が難しくなるのでセキュリティが向上し、さらにゴミを減容化できます。

今回買ったS34Mは、最も小さい裁断サイズのマイクロカット。

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↓各カット方法の大まかな特徴。

カット方法 サイズ例 ゴミかさ 値段
ストレートカット 多い 安い
クロスカット 4x40mm
マイクロカット 2x10mm 少ない 高い

ストレートカット

値段の安いシュレッダーで採用されている裁断方法。

縦に長く切るだけなので復元が比較的容易で、ゴミもかさばるため、今回は選択肢に入れてません。

ストレートカットのシュレッダー」を検索してみると、電動でも3000円前後で購入できます。

クロスカット

家庭用シュレッダーとしてはよく見かける裁断サイズですが、裁断後の紙片を見ると、結構文字が判別できてしまうことがわかります。

↓これは以前使っていたナカバヤシのNSE-104というシュレッダーなんですが、

裁断サイズが5 x 41mmで、文字サイズによっては普通に判別できてしまうくらいのセキュリティレベルになります。

上記写真のシュレッダーくず、真ん中あたりにある「す 家 課」のあたり、完全に文字が読めてしまいます。

向きが違うと普通に文章が読めてしまうので、クロスカットのシュレッダーでは挿入方向に気をつけないといけません。

※ただ、クロスカットのシュレッダーを検索すると、4 x 40mmの裁断サイズが一般的のようなので、上記写真よりはマシになります。

家庭用のセキュリティ

ぶっちゃけ、クロスカット 4 x 40mmでも復元が面倒なことには変わりないので、十分なセキュリティだとは思います。

一般家庭の情報をわざわざ復元する動機も、普通は起こらないでしょう。

自分はセキュリティよりも、ゴミの減容化がありがたいのでマイクロカットを選びました。

マイクロカット

「マイクロカット」として売られているシュレッダーは裁断サイズが2mm幅のもの中心で、たまに3mm幅のものがあります。4mm幅でマイクロカットとして売られているものはありませんでした。

今回買ったアスカ Asmix S34Mの裁断サイズは2 x 10mmで、裁断クズを見ると、1文字がまるごと判別できるものが少なくなり、2文字が1つの紙片に入ることはほとんど無くなるので、復元するのが困難になります。

家庭用のゴミをわざわざ手間かけて復元すること自体が割に合わないので、「手間がかかる」ということがセキュリティを大幅に上昇させてくれるでしょう。

「ドイツDIN規格LV5」というセキュリティレベルらしく、復元がそれなりに困難なので家庭用としては十分。

ーーー

マイクロカットのシュレッダーはセキュリティが高いだけでなく、ゴミがかさばらないのも良いところです。

2 x 10mm5 x 41mmを並べてみてみると、これだけ違いがあります。

カールするハガキをシュレッダーにかけたらクロスカットのほうは隙間がかなりできるので、同じ容量のダストボックスでも、マイクロカットのほうがゴミ捨ての回数が減ります。

給紙口の安全性

ほとんどのシュレッダーが大丈夫だと思いますが、用紙の挿入幅が狭いほうが安全です。

S34Mの安全性に関わる数値は以下のようになっています。

  • 給紙口寸法:4.3×218mm
  • カッターまでの距離:58mm

大人が小指を入れようとすると、こんな感じで、もちろん入りません。

もし赤ちゃんが指を突っ込む場合、公式サイトの数値で表すと、
4.3mm幅より小さい指が、5.8cm以上の深さに達すると危険ということになります。

より安全性が高いシュレッダーだと給紙口の幅が2.5mmなんてものもあるので、寸法を理解した上で選びましょう。

逆転スイッチ

シュレッダーだと当たり前の機能ですが、詰まったときなどに逆転するための切り替えスイッチがあります。

カチカチっと「逆転」に合わせると、モーターが動きます。

紙詰まりやオイルメンテナンスのときにも使うことになります。

持ち運びしやすい取っ手

これ地味に便利だったんですが、持ち手がついているので、持ち運びがとても楽です。

上から見るとこんな感じで、指を入れる隙間は十分な余裕があります。

重量は5.3kgで、まぁそんなもんか、という感じ。

引き出し式ダストボックス

シュレッダーのダストボックスには蓋を外すタイプと引き出し式の2種類があります。

↓これがゴミ箱みたいに上蓋を外す見た目。

アイリスオーヤマ シュレッダー マイクロカット 細断枚数 3枚 P3GM-C ホワイト

↓そしてこれが今回購入したシュレッダーの引き出し式。

以前使用していたシュレッダーは蓋を外すタイプだったので、ゴミ捨ての時がやや面倒でした。

引き出し式のほうが取り外す時が楽です。

ただし、ダストボックスに裁断くずを溜めすぎると、引き出す時に盛大にこぼれると思うので、少し早めにゴミ捨てしたほうが良さそう。

裁断クズが半分くらいなら、引き出しても裁断クズは散らばらないので快適です。

CD裁断機能は必要ない

シュレッダーによってはCDやクレジットカードの投入口がありますが、CDは3~5個くらいに割るだけなので、わざわざシュレッダーにそんな機能はいりません。

シュレッダーにCD裁断機能がつくと、内部トレイが増えて圧迫したり、コストが上乗せされます。

プラスチックや金属片を切るなら、万能ハサミで十分。

裁断性能

「一度に裁断できる枚数」や「裁断スピード」はそんなに高性能を求めていないので、そこそこで十分でした。

裁断性能についての数値はこんな感じ。

  • 定格細断枚数:5枚(A4コピー用紙 50/60Hz)
  • 最大細断枚数:7枚(A4コピー用紙 50/60Hz)
  • 定格使用時間:5分間
  • 細断速度:約2.8m/分 50/60㎐
  • ホッチキス10号/11号の針細断可能

どの数値もお値段なりの性能。

この中でも「定格使用時間」がやや重要で、この時間が短いシュレッダーはオーバーヒートになりやすく、連続運転するとしばらく休む必要があります。

いくつか見る限りでは定格使用時間3~5分が平均的、10分だとかなり長いほうです。

静音性

S34Mの静音性は公式サイトによると「空転時騒音:66.4dB

静音性を売りにしているシュレッダーだと60dB以下なので、数値としては静かなほうではありません。

ただ、シュレッダーによっては最後に「ヴィ~~~~~ン!!!!!」と勢いが増す機種もありますが、S34Mは最初から最後まで回転速度が一定で、そこまでストレスにはなりません。

(後で少しレビューするアイリスオーヤマのP3GMなんか最後の音がまじでうるさく聞こえます)

S34Mは5件のレビューのうち3件で、思ったより静かだと書かれているので、一般的なシュレッダーのイメージよりはマシだと言えるかもしれません。

回転の仕方や音の高さは、後半で動画を貼り付けたアイリスオーヤマPS5HMSDとかなり似ているので、参考になると思います。

ーーー

S34Mのレビューはここまでです。ここから先は購入を悩んだ他のマイクロカットシュレッダーを紹介していくので、いったんS34Mのリンクを貼っておきます。

マイクロカットシュレッダーの比較

購入候補を1万円以下のマイクロカットに絞り込んだ後に比較した機種を一覧にしておくので、シュレッダー選びの参考にしてください。

メーカー型番定格
裁断
最大
裁断
使用
時間
ゴミ
容量
幅mm奥mm高mm重量形状裁断
サイズ
CD
アスカS34M5枚7枚5分66.4dB10.0L1903603405.3kg引出2x10mm×
アイリスPS5HMSD5枚5分56dB10.0L1803804087.5kg引出2x10mm
アイリスP6HMCS5/65分63dB10.8L1783834006.1kg引出2x12mm
アスカS32M3枚4枚2分59dB12.5L1702963503.7kgふた2x10mm×
アイリスP3GM-C3枚3分8.9L1693213503.7kgふた2x11mm×
サンワ400-PSD0393枚2分72dB10.0L1402903504.2kgふた2x10mm×
オーム電機SHR-MXK033枚2分10.0L1352953253.5kgふた2x10mm×
ナカバヤシ722603枚5分60dB12.0L1483083503.7kgふた2x12mm×
アスカBKS-B05W2枚3枚10分58.3dB4.3L953751842.9kgふた2x10mm×
GBCGSHA22M-WG3/43/45分3.0L1503022073.8kg引出2x10mm×
アイリスHS4SC4枚3分3.0L1602602053.2kg引出2x11mm×

↓それぞれの簡単なレビューも書きました。すべて裁断サイズが幅2mmのマイクロカットです。

アイリスオーヤマ PS5HMSD

S34Mと裁断性能やサイズが似ているシュレッダー。

静音性をウリにしている(56dB)けど、「音が大きい」という意見が割と多いです。(期待値が上がるせいかも)

動作している動画を見てみると、騒音レベルは普通に聞こえますが、撮影環境によるのでなんとも言えません。

音の大きさは分かりませんが、音の高さは自分が今回購入したS34Mとかなり似ています。そこまで不快ではなさそう。

最終的にはCD裁断機能が必要なかったので候補から外れましたが、別に悪くはないと思います。

アイリスオーヤマ P6HMCS

裁断性能やサイズは、さっきのPS5HMSDと似ている。見た目が安っぽい。

ダストボックスが半透明なので、裁断くずの量がひと目で分かりやすいらしいです。

これもCD裁断機能が必要なかったので候補から外れました。

アスカ S32M

S34Mと比べてパワーが少し弱くて、連続使用時間が2分とかなり短いので、大量に処理する人には向かなさそうです。

それでもダストボックスはフタのほうが良いという人ならこれも選択肢になります。

あと地味に動作音が59dBで静かめ。

アイリスオーヤマ P3GM-C

S34Mよりもパワーが弱くて小さめ。ふた式。

今回比較したマイクロカットシュレッダーの中で一番値段が安いです。

気になるのは音がうるさいです。音量というよりも、音が高い。

とくに裁断の最後に回転数が上がるのが非常にうるさい。

以前使っていたナカバヤシNSE-104と動作音のタイプがそっくりで、あまり好きな音ではないので選びませんでした。

価格最優先なら良いと思います。

サンワダイレクト 400-PSD039

騒音が72dBとかなり大きいので購入候補から外しました。

前使っていたナカバヤシNSE-104が75dBで同じような動き方なのでめっちゃうるさいはず。

この機種の動画はなかったのでクロスカットのタイプの動作音を聞いてみたんですが、最後に「ウィ~~~~~ン!!!」と回転数が上がる動き方をします。

また、定格裁断枚数3枚・連続使用時間2分と、パワー不足感もあります。

オーム電機 SHR-MXK03

サイズの割に最大裁断枚数が3枚・定格使用時間2分と、卓上タイプ並のパワー不足。

幅13.5cmで、卓上タイプの次に細い形をしているので、設置場所に合う人なら良いかも。

ナカバヤシ 72260

なぜか公式サイトの製品一覧を見ても、生産終了品の中にもなく、情報が全然見当たらない不思議な商品。

最大裁断枚数が3枚なので弱いかもしれない。

試供品をレビューしているVine先取りメンバーのものが含まれていて、購入したレビューは意外と少ない。

激安というわけでもなかったので、早々に購入候補から外しました。

ーーー

ここまでは通常サイズ。

↓ここからは卓上・コンパクトサイズのシュレッダー。

アスカ BKS-B05W

最後まで買おうかどうか悩んだ機種。マイクロカットシュレッダーの中ではダントツでスリム。コンパクトでもA4サイズ対応。

幅9.5cmなので、机の上や、いろいろな隙間に置ける。

パワーが弱くてダストボックス容量が小さいので、それでも卓上に置きたいという人なら良いでしょう。

GBC GSHA22M-WG

卓上タイプ、引き出し式、A4サイズ対応。

ダストボックスが3リットルと小さいので、今回の選択肢からは外れました。

アイリスオーヤマ HS4SC

こちらも卓上タイプのマイクロカットシュレッダー。給紙口の幅が160mmで、A4用紙は二つ折りする必要があるので今回の候補から外れました。

ダストボックス容量も3リットルとかなり小さいので、処理する量が少ない人向け。

まとめ

「1万円以下」の「マイクロカットシュレッダー」はそんなに選択肢が多くないので、何も知らない状態から絞り込んでも選びやすかったです。

今回購入したS34Mは比較的裁断性能が高く、余計な機能(CD裁断)がなくて、細かい使い勝手が便利なので普通におすすめできます。

予算が1万円以上ならフェローズなどの有名メーカーも選択肢に入ってくるので、選ぶのが大変になるかもしれません。

シュレッダーメンテナンスシート・オイル

シュレッダーを比較検討していて初めて知ったんですが、メンテナンスのための潤滑油があります。

まずはメンテナンスシートと呼ばれる、潤滑油を塗り込んだシート。

割高だけど、裁断するだけで注油できるので手間いらず。

上記コクヨのが定番っぽいですが、なぜかAmazonベーシックが激安だったので、24枚入りを買ってみました。

24枚入りで477円で買ったんですが、さすがに安すぎるので、本来の相場ではなさそう。

メンテナンスシートは2~3週間に1回が目安らしいので、24枚だと、15日ごとにメンテナンスしても1年間使える計算になります。

ーーー

↓こちらは自分でメンテナンスシートを作成するためのシュレッダー用オイル。少し手間がかかるけど割安とのこと。

公式サイトの使い方を見ると、オイルでも意外と簡単に使えそうです。ただしフェローズのオイル容器はハサミで切ると出すぎるので、爪楊枝で穴を空けたほうが良いらしい。

追記:上記メンテナンスシートとオイル、試してみました。

両方買う人はなかなかいないだろうから、参考になると思います。

関連:シュレッダーメンテナンスシートとオイルの比較(コクヨ・フェローズ・Amazonベーシック)

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