電子マネーは楽天Edyのほうがスマホ起動しなくて使いやすいじゃん、と思ってPayPayはアカウント作ってなかったんですけど、実際使ってみると「バーコード支払い」ならPayPayもそれなりに使いやすかったです。
ただし、Edyなどのカードをかざすだけの電子マネーと比べたらPayPayはまだ面倒。
実際に使ってみて、今まで使っていたEdyとの違いとか、PayPayフリマの還元、チャージ、セキュリティとかについて書いてみました。
ファミマでPayPay支払いしてみた感想
ファミマで、PayPayアプリのバーコード支払いで支払いしてみました。
↓お店のバーコードリーダーで読み取ってもらう場合はこういう手順になります。
ただ、実際はバーコードを表示するまでの時間がスマホの性能や通信速度に左右されるため、意外と時間がかかります。
↓iPhone 7、SIMはUQモバイルの場合。
- PayPayアプリを起動
- 「支払う」ボタンをタップ
- バーコードが表示される(ここまでで 5秒)
- バーコードリーダーで読み取りしてもらう
さらに、モバイルTカードを表示する場合は7秒かかります。
これがレジの手前で全部準備できていればノータイムで支払いができますが、意外と毎回5~7秒の準備時間は面倒に感じるようになってきます。
結局、何度か使ううちに、カードをかざすEdyみたいな電子マネーのほうが使いやすいと思うようになりました。
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Edyだと、こちら側の準備はカードを取り出すだけなので、PayPayみたいに毎回数秒の準備をする必要がありません。
あと、レシートが必要な場合は結局財布を取り出すことになるので、その点でもPayPayは二度手間になります。
結論、両方使っている場合はEdyなどのカードをかざす電子マネーのほうが便利、ということになりました。
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あと念のため説明しておきますが、PayPayはお店に設置してあるQRコード読み取り方式の場合もあり、こちらは明らかに手間が増えて面倒になります。
↓公式サイトによる手順は以下のとおり。
実際にこの支払方法をやってみましたが、手順が多いし、店員が画面の確認をしたり、自分で支払い金額を入力したり、ずいぶんとアナログでした。
- PayPayアプリを起動
- 「スキャン」ボタンをタップ
- お店のQRコードをカメラで読み取り
- 金額を自分で入力
- 店員に見せて確認してもらう
- 支払うボタンをタップ
とくに「お店のQRコードを自分でカメラスキャン」「金額を手入力」については自分でスマホを操作しないといけないので、かざせば良いだけの方法と比べたらかなり不便になります。
これだと明らかにEdyのほうが便利で、お店によってスマホ決済を使い分けるのは面倒なので統一してほしいですけど、なかなか難しいでしょうね。
モバイルTカードは使いにくい
ファミマなど、Tカードを提示できるお店では、PayPayアプリから「モバイルTカード」として表示して読み取ってもらうことができるんですが、これが面倒で使い勝手がよくありません。
↓以下のように、支払い画面からモバイルTカードを出すのに約2秒かかり、左上の「×」をタップして支払いに戻ることになるので、手軽さが台無しになります。
モバイルTカードのためだけに、
- 「モバイルTカードを表示する」タップ
- 約2秒待ち
- 店員にバーコード読み取ってもらう
- 左上の「×」で支払い画面に戻る
という動作が増えて、それぞれの間に細かいタイムラグが発生するので、快適とはいえません。
せめて「モバイルTカードを表示する」をタップしたら同じ画面でTカードのバーコードが表示され、(PayPayバーコードを先に読み取らないように目隠しして)、Tカードは画面のどこをタップまたはスワイプしても閉じれるようにして、支払いに戻りやすくしたほうが良いんじゃないかと思いました。
※しかもスマホのギガを使い切って通信制限(200Kbpsとか)の状態だと、モバイルTカードは全然表示される気配がないので、事実上、使えなくなります。 → 改善されていました。200Kbpsでも同じような速度で表示されます。
また、そもそもレジでは「Tカード提示」→「支払い」という流れなので、先に支払画面を表示すること自体、無駄な手順に思えます。
PayPayアプリのホーム画面にはモバイルTカードを直接開けるボタンもありますが、ここから支払い画面に直接移動できないので、移動できるようにすれば多少便利になるかもしれません。
どうせ「モバイルTカード読み取り」→「PayPay支払い」という流れになるなら、同じ画面にバーコードをまとめてくれればいいのに、と思いますね。
PayPay残高のチャージ
クレジットカードでのPayPay残高チャージはヤフーカードしか対応していません。
PayPay残高にチャージできるクレジットカードは、本人認証サービス(3Dセキュア)を登録済みのヤフーカードのみです。
※ポイント還元がお得だからといって次から次へとクレカ増やすとキリがないので、自分はヤフーカード作りませんでした。
なので、登録が多少面倒ですけど銀行口座を登録しています。
ゆうちょ銀行など、それなりにメジャーなところや地方銀行が多くあるので、大抵の人は銀行口座からチャージできると思います。(楽天銀行は無かった)
参考:銀行口座からPayPay残高へのチャージ方法 – PayPay よくあるご質問
なお、銀行口座からのチャージで指紋認証などは求められずにすぐにチャージできてしまうので、最低でもスマホ本体の指紋認証や、次に紹介するPayPayアプリの指紋認証を設定しておいたほうが良いでしょう。
PayPayアプリの指紋認証
PayPayアプリは初期設定のままだと指紋認証を使わずに支払いできてしまうので、「アカウント」→「セキュリティ」→「端末の認証を有効にする」で、アプリ起動時に指紋認証するようにしました。
※とはいえ、スマホ本体のロック解除で指紋認証しているなら、他人にPayPayを使われる心配はしなくても良いですけど。
まとめ
実際にPayPayをしばらく使ってみましたが、アプリの起動時間や待ち時間が毎回発生するので、Edyなどのカードをかざすタイプの電子マネーと比べたら面倒でした。
もっとアプリが軽くなって、起動・指紋認証・支払い可能になるまでが3秒以内になればいいなと思いますけど、難しいでしょうね。
それに、金額を自分で手入力する方式はさらに面倒だし、PayPayが使えないお店も当然あるので、メインの電子マネーにはなりそうにありません。
カードをかざすEdyみたいなタイプの電子マネーがどこでも使えるようになれば、ユーザーとしては一番ありがたいんですけどね。
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関連:iPhoneアプリまとめ