今までいろいろなアプリでフリック入力の練習をしてきたので、アプリをまとめて、比較しました。
キーボードタイピングや音声入力のほうが最終的には速くできますけど、フリック入力もできると、メールやLINEが面倒にならずに済みます。
ちなみにこのページを書いている自分は、iPhoneのアプリストアを「フリック入力」で検索してヒットしたアプリはほとんどプレイしていて、150~170文字/分(ひらがな文字数)くらいのスピードです。
そのプレイしてきたアプリの中で、練習に使えると思ったものを紹介していきます。
フリックラーニング
フリック入力の練習に一番おすすめなアプリ。
↓基本的なシステムが、以下のようにしっかりしています。
- ワードが横に並ぶので視線の移動が少なく先読みしやすい
- 出題ワードの実用性が高い
- ワードの上下位置を調整できるので見やすい
- 60秒のタイム制(もしくは30問入力)なので無闇にリトライを繰り返す雑なプレイになりにくい(設定で時間変更もできる)
- 英単語の練習もできる
などなど、きちんと練習したい人にとっては使いやすいシステムになっています。
↓日本語のプレイ画面。
↓英単語のプレイ画面。フリックで英語入力もできるようになると便利です。
↓開発者さんが実際にフリックラーニングをプレイしている動画。手元付き。
フリックゾンビ
フリックラーニングと同じ開発者さんの新しいアプリ「フリックゾンビ」もリリースされました。
「迫りくる敵を倒す」という練習アプリってほとんど見かけないので、もっとゲーム性や緊張感がほしいという人はやってみると良いと思います。
バグやステージ構成など、探り探りな面があるようなので、意見があったら開発者さんのTwitterなどに教えてあげてください。
フリックファン
昔からあるシンプルなフリック入力練習アプリ。
↓単語モード。かなり短い単語が10問出題。
↓短文モード。このくらいの長さの短文が5問出題。
1回あたりのプレイ時間が短くてタイムアタックっぽくもあるので、フリック入力が速い人ほどハマるゲーム性ですね。
逆に、速くなると1回あたりの時間が短すぎるので、ハイスコアを出すためにすぐにリトライして、練習が雑にならないように気をつけてください。
↓手元付きの片手入力で速い動画。
にゃんこフリック道場
フリック入力練習アプリの中ではかなり開発コストがかかってそう。
グラフィック・ゲーム性・育成・細かい練習モードなどが用意されています。
無料版では「あ・か・さ行の練習」や簡単な単語など、超基本的な練習メニューに制限されていて、有料版ですべてのステージが練習できるようになります。
このアプリの良いところは、(有料版であれば)練習メニューが「濁点・小文字」「句読点・記号」「英字」「数字」など、かなり細かく分かれていて、フリック入力を初めて触る人も段階的に練習できます。
地味なアプリだとやる気が続かないという人と相性が良いでしょう。
入力画面は大きく見やすい文字で、効果音が爽快。
↓無料版でプレイできる練習メニューはこのように分かれています。
最終的には昇段試験モードで名人を獲得するのがひとつのゴール地点。
自分は他のフリック入力アプリで150カナ/分くらいの入力速度なんですが、なんとか名人が取れました。
昇段試験は途中で英語が出てくるので、慣れてないとかなり難しいかもしれません。
この段位認定がひとつのステータスになるんですが、無料版で昇段試験に挑戦できるのは1時間に3回まで。
あと、より上級の練習メニューを出すために必要な道場の改築が無料版では制限されているとのこと。
これらの制限を解除するのが課金ポイントになっています。
※試験の回数制限と道場の改築制限を両方解除するなら、無料版からの課金よりも、有料版のアプリを購入したほうがお得になっています。
どっちみち濁点など、フリック入力に必要な練習をするためには課金必須なので、きちんと練習するなら有料になると思っておきましょう。
あと、次のワードが表示されないので、フリック入力が速い人にとっては爽快感があまりないというデメリットもあります。
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まとめると、にゃんこフリック道場は、「フリック入力を速くしたいけど、練習が単調でつまらない」と思っている人ならおすすめできます。
タイピングの神様
シンプルなフリック入力練習アプリ。
四角い大きなバナー広告や、プレイが終わった後にたまに出てくる全画面広告など、ちょっと広告が多いので、そういうのが嫌いな人は敬遠するかも。
全画面広告で中断されるの以外は練習に支障は無いので普通に遊べます。課金で広告の撤去もできます。
というか、マネタイズをきちんとしたほうがその後の開発費にもできるので、嫌悪感を感じない程度に頑張ってほしいくらい。
↓プレイ画面。
↓プレイ動画。
あと、フリック入力練習アプリとしては珍しく、Bluetoothキーボードで快適にプレイできます。
マイタイピング
収録されている問題はWebサイトの「マイタイピング」と連動していて、ユーザーが投稿しているので、膨大な問題量が収録されています。
惜しいのは問題のクセが強いことで、オススメ・人気などの一覧は、PCサイトの問題がそのまま表示されるため、フリックには向かない問題や長過ぎる問題など、アプリとして遊びにくくなってしまっています。
フリック練習用としては「初級・中級・上級」の3種類が用意されていますが、上級は記号や早口言葉など、実際は使わないだろう問題が出るので、実質、初級と中級くらいしか実用的な練習はできません。あと1回あたりの時間が長いのでキツいかもしれません。
まとめ
その他、「フリック入力」でApp Storeを検索して一通りプレイしてみましたが、ワードが一般的じゃないものや、ダレるものなどは省きました。
もっといろんなアプリで練習したいという人は自分で検索してみてください。
今のところ、「フリックラーニング」が一番おすすめです。
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