ライフリングノートの書き心地が良すぎて買わなきゃよかったと思った話

ノートひとつで「すげぇ・・・」

声が漏れてしまうほどの書き心地。

ノートとしてはお高い。リピートしようか迷う。

それでも買ってしまうライフのクリッパーノート(リングノート)

まさに「魅せられた」と言っていい。

ただの「紙」なのに「ただの紙じゃない」

良いものは良いと感じさせてくれるノートを初めて体験しました。

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[ライフ]クリッパーリングノートの書き心地

正直初めはライフにリングノートがあるってことも知らなかったし期待していなかったんですが、書いた瞬間そんな考えは吹っ飛びました。

あまりにも書き心地が良いんです。あまりにも。

他にクオリティが高いノートとしてはマルマンのニーモシネがそれなりの定評があると思うんですけど、ライフのクリッパーリングノートはニーモシネが勝負にならないほど気持ち良い書き心地。

全部で10種類近くのリングノートを書き比べてますが、その中でもライフのリングノートが圧倒的な書き心地。

なんでこんな素晴らしいノートが埋もれてるのか不思議に思うほど。

ペン・ノート・思考が繋がる錯覚

ハッキリ言ってノートにそこまで求めてねーよと言われること確実ですが、ライフのリングノートはペン先とノートが繋がる錯覚に陥ります。

自分でも「こいつは何を言ってるんだ」と思いますけど確かに最初に書いた瞬間そう感じたんです。

パソコンのキーボードで言えば最高級のRealforceを初めて使った時の、頭と指先が繋がる感触に近いかも。

頭の中がストレス無くペン先に伝わる感覚はすごいのひと言。

あらゆる筆記用具で書きやすい

万年筆以外にもいろいろな筆記用具でライフリングノートに書きましたけど、どれもことごとく書きやすい。

  • 万年筆「カクノ」中字
  • 水性ボールペン「Vコーン」「オートリバティ」
  • ゲルインキボールペン「エナージェル」0.4mm・0.5mm
  • ゲルインキボールペン「ハイテックCコレト」0.4mm・0.5mm
  • 「フリクションスリム」0.38mm
  • 油性ボールペン「ジェットストリーム」0.7mm・0.5mm・0.38mm

特に水性ボールペンや万年筆は相性抜群です。

油性ボールペンも水性やゲルほどじゃないけど、吸い付くような書き心地で滑らかに書けるのに、ペン先が暴れずしっとりと止めることができます。

紙質はツルサラしっとり

紙を触った感触はツルツルサラサラしていて、いかにもトゥルットゥルに滑りそうなんだけど、しっとり感も含まれている不思議な紙質。

かなり滑らかに書けるけど、止めたい時には止められる。そんな都合の良い紙質。

万年筆で書くとスルスルとストレスなく書けて、止めたい時には「シュッ」と止められる。

ジェットストリームなどの低粘度ヌルヌルボールペンだと0.7mmはさすがに滑るけど、0.5mmだといい具合に止められる。

ツルサラとしっとりのバランスが本当に絶妙で書くたびに感心します。

裏抜けしやすい個体もある

これでもかというほど手放しでライフクリッパーリングノートを絶賛しましたが弱点もあります。

万年筆で書くと、ちょっと筆記線が太くなってわずかににじみ、裏抜けすることがあります。

※追記あり。裏抜けしにくいものもありました。

下の写真は万年筆のカクノ中字(パイロット純正インクカートリッジ)を使った試し書きで、左側がライフリングノート、右側がニーモシネリングノートです。(縮尺は同じ)

ライフクリッパーノートのほうが少し滲んでいます。(太くなるのは逆に好みで自分にとってはあまりマイナス点ではありませんでしたけど)

ただし裏面を見てみるとライフのほうは裏抜けが目立つので万年筆でノート両面を使いたい人には向いてなさそうです。

ニーモシネは裏抜けしにくさに関しては優秀なので違って当然ですけど、他のノートと比べてもライフは裏抜けしやすいほうでした。

※追記

2冊目のライフリングノートを買ったので万年筆(カクノ中字)で裏抜けと乾きやすさをチェックしたらなんと、

裏抜けが全くありませんでした。

個体差があるんでしょうか。万年筆でゆーっくり書いても全く裏抜けしませんでした。両面を使っても全然問題ないレベルです。

しかしその分インクがちょっと乾きにくくなっていて、

  • 裏抜けするノート → 5秒でかすれない
  • 裏抜けしないノート → 10秒でかすれない

という感じで裏抜けのしやすさと乾きやすさは比例するようです。

裏抜けしないのは嬉しいですが、どちらが本来の裏抜け具合なのかわかりません。紙質にバラつきがあったら、それはそれで困りますね。

クリッパーレポート用紙とは紙質が違う

↑左がリングノート、右がレポート用紙

ライフのクリッパーシリーズにはレポート用紙もありますがリングノートとは紙質が別物です。

リングノートのほうが紙質が良いです。

レポート用紙のほうは十分書き心地は良いですけど、リングノートみたいに感動するほどではないので、過度な期待はできません。

まぁリングノートとレポート用紙の値段が倍近く違うので仕方ないとは思いますが。

ライフのノートという存在を知らなきゃ良かった

以上、ライフのクリッパーリングノートの書き心地が良すぎて買わなきゃ良かった、という話でした。

あまりにも書き心地が良いんでね。もうこればっかり使いたくなるんですよ。ライフのノートを知らなければ「ニーモシネがやっぱり一番だよ!」で幸せになれてただろうに。

ライフのリングノートは、今回購入した5mm方眼のほかに、無地と9mm横罫があります。

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関連:5mm方眼のリングノート比較

関連:5mm方眼のレポート用紙比較

関連:ニーモシネとロディアの罫線の濃さを比較

関連:ニーモシネ横長のメモ帳N162

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