初心者はローマ字入力とかな入力どっちがいいのかにも書きましたけど、今やほとんどシェアが無くなった、肩身の狭いかな入力。
練習サイトやソフトも基本的にローマ字入力がベースで、かな入力は対応しているものが少ないのが現状です。
でも、一応探せばしっかり練習できるソフトもちゃんとあるので、かな入力が練習できるサイトやソフトをまとめました。
Webブラウザで遊ぶ寿司打とかはほとんどかな入力に対応してないので、パソコンにインストールするソフトが多いですが、それでも練習するには十分な種類があります。
もくじ
イータイピング
(※画面右下のほうにある「かなタイピング」をクリック)
イータイピングはローマ字入力と同じようなボリュームで練習メニューがたくさんあるのでありがたい存在。
ブラインドタッチ(タッチタイピング)できていない人は、まずはイータイピングの「基礎練習」「応用練習」で見ずにタイピングできるようになるのが良い流れだと思います。
短文5文字練習とかが、日本語でよく使われるワードが出題されるので実用的で良い感じ。
練習メニューがレベル別に細かく分かれているので、どんなに初心者の人でも練習し始めることができるはず。
タイピング速度測定(タイ速)
操作性や効果音が快適でタイピングしていて気持ちのよいサイトなので、慣れてくるとついつい長時間練習してしまいがち。
画面右上のほうにあるボタンからかな入力に切り替えできます。
美佳タイプ
これからタッチタイピングを練習するという超初心者向け。1文字ずつ指のガイドも見ながら練習できます。
パソコンにインストールするフリーソフトなので、ネットに繋げないパソコンで使えます。
上記ページの中にある「美佳のタイプトレーナ カナ編」リンクからダウンロード。
ただし、かな入力で練習するためには半角カナ文字で入力する必要があり、結構設定がややこしいので公式のQ&A載せておきます。
参考:美佳カナがマイクロソフト社の日本語入力プロセッサーMS-IMEでうまく動きません。
また、単語練習まで進むと、出題される単語の種類に限りがあるので、ブラインドタッチができるようになったら他のソフトもやることをおすすめします。
P検無料タイピング練習
※現バージョンはローマ字入力のみ対応になってしまいました。
短文の質としては実用的な文章に近く、この文章に慣れれば、使えるフレーズをある程度覚えられると思います。
タイプウェル
⇒ タイプウェル
日本語でよく使われる単語を集中的に練習できるフリーソフト。
タッチタイピングができるようになって、本格的にかな入力の練習がしたいなら絶対におすすめ。
何より他のソフトと比べると、「自分が成長してる感」をものすごく感じられるソフトなので、モチベーションの上がり方が違います。
打鍵トレーナー
ローマ字入力と比べたらだいぶ少ないけど、いろいろな問題文で公開されています。
注意点として、言語バーの「KANA」というボタンをクリックする必要があります。
WeatherTyping
パソコンにインストールするフリーソフト。
このソフト独自の点として、「前半ワード」と「後半ワード」があって、それらがランダムに組み合わさって出題されること。
なので、すごい変な文章がこれでもかと出題されて、意外と単調にならずに練習できたりします。
また、自分で作った問題文で練習することも可能。
公式ワードはランキングもあり。
Fighting Typers
パソコンにインストールするタイプでかな入力に対応していて、完成度も高いという数少ないソフトの一つ。
ただし、Shiftを押しっぱなしでも都合の良い入力ができてしまうというシステムの穴もあったりするので、かな入力の基本は理解した上で遊んだほうが良さそうです。(※例えば「や」が出題されているのに、本来なら小さい「ゃ」になるShift押しながらでも正解になってしまう)
PHOTON
⇒ PHOTON
こちらもパソコンにインストールするフリーソフト。
速く打てるようになるとめちゃくちゃ気持ち良いタイピングゲーム。BGM・効果音・視覚効果・ゲームシステム、どれをとっても「気持ちよくなる」ように作り込まれているとしか思えない。
逆に、遅いと爽快感はあまりないので、かなり速くなってからプレイするのがおすすめ。
タイプショック
⇒ タイプショック
ゲーム画面はかなり古めかしく見えますが、意外と真面目に練習しやすいシステムになってて好印象でした。
特に例文が豊富で、句読点や拗音もバランス良く出題されるので、単語の練習ばかりになるソフトよりは良い練習ができます。
ストーリーモードの他に、延々と練習できるエンドレスモードというものがあるので、もくもくと練習できるタイプの人なら相性が良さそう。
バトタイプ
⇒ バトタイプ
ネット対戦ができるタイピングサイト。
なんと、ローマ字入力・かな入力のプレイヤーが入り混じって対戦できるので、純粋に日本語入力のスピードを競えます。
1人で練習した場合は打鍵トレーナーと似たような感じ。
あえて気になる点を挙げると、単語モードの時は、単語間にスペースを入力しなくてもミスにならないため、実際の漢字変換のリズムのことを考えたらタイプウェルみたいにスペースが必要な方が実用的かなと思いました。
成功タイピング
⇒ 成功タイピング
問題文の種類はものすごく多い。
けど、切り替えと読み込みが結構めんどくさいし、1個あたりの問題文のパターンは少なくて単調になりがちなのでモチベーションの維持が微妙かも。
タイピングオブザデッド
※練習ソフトとしては超おすすめですが、さすがにソフトが古すぎるので最後に紹介しておきます。
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かな入力はゲーム性の高いサイトがぐっと減ってしまい、練習のモチベーションが保ちにくいという難点があるので、かな入力こそタイピングオブザデッドが向いているとも言えます。
フルボイスで「タッチタイピングへの道」をわかりやすくレクチャーしてくれるので、まったくの初心者にもおすすめ。
超上級者になっても楽しめるゲームなので、タイピングソフトを買うならこのタイピングオブザデッド一択。
タイピングオブザデッドのゲーム内容やOS対応などは別記事で書き尽くしたので、こちらのページをどうぞ。
まとめ
ローマ字入力と比べてかな入力は寿司打みたいなFlashゲームがほとんど対応していないので、どうしてもパソコンにインストールするソフトのほうが充実してます。
ただしインストールするソフトの場合は新しいOSで対応できるのか不安が続くので、かな入力が安心して練習できる環境を長続きさせるのは難しいですね。
とりあえずいろんなサイトやソフトを試してみてください。一応JIS規格なので、これから先すぐに練習環境が無くなることはないと思います。
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↓ローマ字入力の練習サイトまとめはこちら
関連:タイピングの練習におすすめの無料ゲームとフリーソフトまとめ
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こんにちは。初めまして。
今、こんな状況(コロナウィルスの感染関係)なので自宅でタイピングの練習をしています。
「e-typeing」サイトは、ついこの間まで(2020.3月4週位でしょうか)かなうち対応でしたが、今日さっき(2020.4/7)log inしたらローマ字タイピング対応オンリーになっていました。非常に残念です。お知らせまで!
ゾンビ…昔やっていました。燃えますよね。
このサイトはとても助かりました。
これからもよろしくおねがいします。