5mm方眼レポート用紙・レポートパッドのおすすめ|全サイズ19種類49冊を比較

5mm方眼A4レポートパッド

5mm方眼のレポート用紙やレポートパッドについて調べてたら止まらなくなって、徹底的にまとめてしまいました。A5・A4・A3・B5・B4、普通に買えるサイズはすべて試してます。

全部で19種類(49冊)を比較しています。

そんなにも比較すると、メーカーによってコスパ重視や高品質なものなど、特徴があってなかなか面白いです。

ここぞという時の1冊にも、普段使いの1冊にも、最適なレポート用紙・レポートパッドが見つかるはずです。納得できるものを探したい人はぜひ読んでみてください。

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もくじ

レポート用紙・ノートパッドの一覧

今回比較するレポート用紙・レポートパッドはこちら。

  • [マルマン] A4 ニーモシネノートパッド(N187A)
  • [マルマン] A5 ニーモシネノートパッド(N188A)
  • [マルマン] A4 レポートパッド(P144)
  • [マルマン] B5 レポートパッド(P154)
  • [マルマン] A5 レポートパッド(P164)
  • [オキナ] A3 プロジェクトペーパー(PPA35S)
  • [オキナ] B4 プロジェクトペーパー(PPB45S)
  • [オキナ] A4 プロジェクトペーパー(PPA45S)
  • [オキナ] B5 プロジェクトペーパー(PPB55S)
  • [オキナ] A5 プロジェクトペーパー(PPA55S)
  • [オキナ] A4 セミナーレポート(SPA45S)
  • [オキナ] B5 セミナーレポート(SPB55S)
  • [オキナ] A5 セミナーレポート(SPA55S)
  • [コクヨ] A3 セクションパッドUNIFEEL(レ-500N)
  • [コクヨ] B4 セクションパッドUNIFEEL(レ-510N)
  • [コクヨ] A4 セクションパッドUNIFEEL(レ-525N)
  • [コクヨ] B5 セクションパッドUNIFEEL(レ-535N)
  • [コクヨ] A4 ドラフトペーパー(レ-UN525)
  • [エトランジェ] A4 セクションパッドグレー罫線(SP-A4-01)
  • [エトランジェ] B5 セクションパッドグレー罫線(SP-B5-01)
  • [エトランジェ] A5 セクションパッドグレー罫線(SP-A5-01)
  • [エトランジェ] A4 セクションパッド青罫線(SP-A4-02)
  • [エトランジェ] B5 セクションパッド青罫線(SP-B5-02)
  • [ナカバヤシ] ロジカルシンクノート(RP-A402DB)
  • [ロディア] A4 ブロックロディアNo.18
  • [ロディア] A4(切取後正寸) ブロックロディアNo.19
  • [ロディア] A5 ブロックロディアNo.16
  • [ロディア] A4 ブロックロディアNo.18ホワイト
  • [ロディア] A4(切取後正寸) ブロックロディアNo.19ホワイト
  • [ロディア] A5 ブロックロディアNo.16ホワイト
  • [ライフ] A3 クリッパーレポート用紙(G1373)
  • [ライフ] B4 クリッパーレポート用紙(G1370)
  • [ライフ] A4 クリッパーレポート用紙(G1371)
  • [ライフ] B5 クリッパーレポート用紙(G1372)
  • [ライフ] A5 クリッパーレポート用紙(G1377)
  • [ライフ] A4 ノーブルレポート用紙(R60)
  • [プラス] A4 レポートパッド(RE-250G 76836)
  • [プラス] B5 レポートパッド(RE-050G 76833)
  • [100均ダイソー] A4 レポートパッドComplete
  • [100均ダイソー] B5 レポートパッドComplete
  • [100均ダイソー] A5 レポートパッドComplete
  • [100均ダイソー] A4 プランニングパッド(長辺綴じ)
  • [100均ダイソー] A4 プランニングパッド(短辺綴じ)
  • [100均ダイソー] B5 プランニングパッド
  • [100均セリア] A4 セクションペーパー(NR-964)
  • [ユナイテッドビーズ] A4 Graph Paper(PAD-WPA4-02)
  • [レイメイ藤井] A4 zeitVector(ZVP455)
  • [レイメイ藤井] B5 zeitVector(ZVP425)
  • [レイメイ藤井] A5 zeitVector(ZVP405)

レポート用紙とノートパッドの違い

この記事ではレポートパッド(レポート用紙)とノートパッドを同じくくりで比較していますが、微妙に形や使い方が違うので最初にちょっと説明しておきます。

レポート用紙

レポートパッド

レポート用紙は端っこがのりで綴じられていて1枚ずつ剥ぎ取る使い方になってます。今回比較するもののほとんどがレポート用紙です。

用紙の端っこギリギリがのりでくっつけられているので簡単に綺麗に切り取れるのが良いところ。

逆に簡単に取れてしまうので綴じたままめくって次のページに書き込む使い方には向いていません。

ノートパッド

ノートパッド

ノートパッドはミシン目で切り取れるようになっていて、レポート用紙ののり綴じに比べたら、切り取りに両手が必要だったり、ちょっと手間がかかります。

そのぶん、誤って切り取ってしまうことがないのでいったんめくって次のページに書くような使い方もできます。

また、レポート用紙よりも表紙・裏表紙がしっかりしているので、手に持って書くこともできます。

ただし値段はレポート用紙に比べて高め。今回比較するもののなかではニーモシネとロディアだけなので種類は少なめ。

レポート用紙の比較項目について

レポート用紙比較の前に、どんな点を比較したのか説明しておきます。文房具の豆知識的な内容もあるので興味がある人はどうぞ。

坪量(g/㎡)

紙の厚さの目安です。「ツボリョウ」と読みます。1平方メートルあたりのグラム数で表されます。

コピー用紙が60~68g程度。ノートだと普通のもので68g前後。80gはノートとしては厚めと思っておく程度でOKです。数値は自分で測ることはできないので主に公式サイトにあれば拾っています。

全体厚さ

表紙、中紙、裏表紙を合わせた厚さです。デジタルノギスによる実測または公式サイトから拾っています。

100枚あたり厚さ

坪量がわからない紙もあるので目安として中紙の厚みを測って100枚あたりに換算しました。デジタルノギスによる実測です。

坪量の記載が無いメーカーもあるので、この100枚あたりの厚さのほうが目安として参考になると思います。

計測に使った道具

重量の計測にはタニタのデジタルスケール。厚みの計測にはシンワのデジタルノギスを使っています。

書き味

表面の滑らかさや書きやすさ、裏抜けのしやすさなどを見ています。

ボールペンだとそんなに差を感じませんが、万年筆は滑走系の筆記用具なので良し悪しの差が出やすかったりします。

万年筆はPILOTのカクノM(中字)で純正のカートリッジインクを使用。

店頭での入手性

文房具屋、ホームセンター、ドラッグストア、イオン、地方のスーパーなど、どんな場所で見かけたか記憶の限りで書きました。

オキナプロジェクト系はホームセンター、エトランジェはイオンで充実しているなど、ある程度傾向があります。

5mm方眼レポート用紙の比較

それではいよいよ各メーカーの5mm方眼レポート用紙を比較していきます。

[マルマン] ニーモシネノートパッド

サイズ A4 A5
品番 N187A N188A
ノートパッド ノートパッド
定価(税抜) 990円 550円
枚数 70枚 70枚
1枚単価(税抜) 14.1円 8.8円
全体厚さ 9.0mm 9.0mm
重量 458g 240g
坪量(g/㎡) 80g 80g
100枚厚さ 10.3mm 10.3mm
表紙厚 0.3mm 0.3mm
裏表紙厚 1.2mm 1.2mm
綴じ方向 短辺綴じ 短辺綴じ
ミシン目 あり あり
紙色
罫線色 薄いグレー 薄いグレー
罫線印刷 片面 片面

ニーモシネノートパッドの特徴まとめ。

  • ノートパッド
  • 紙が厚くしっかりしている
  • 値段が高い
  • 罫線は薄いグレー

作りがしっかりしていて見た目に高級感があるので、ビジネスシーンで使うのにピッタリ。他のレポート用紙よりもかなり値段が高いので普段使いには厳しいかも。

レポート用紙よりも安定感がある

今回比較した中では数少ないノートパッドの形で手に持って使う時などに安定感があります。

紙質が良い

レポート用紙は薄い紙が多い中、ニーモシネは坪量80gと厚くしっかりしていてどの筆記具でも非常に書き心地が良いです。さすがにお値段なりの品質です。

値段が高い

1枚あたりのコストで比べると一般的なレポート用紙よりかなり高いです。そもそもレポート用紙とノートパッドは作りが違うので値段が高くなってしまうのは仕方がないことですけどね。

値段が高くて書くのに躊躇してしまうかもしれないので、最初は試しに1冊だけ購入するのがおすすめ。

入手性

ニーモシネは文房具屋なら置いてあると思います。逆にスーパーやホームセンターでは見かけません。

値段が高くてAmazonでも送料無料なので、むしろネットのほうが買いやすいです。

[マルマン]レポートパッド

サイズ A4 B5 A5 A6
品番 P144A P154A P164A P174A
レポート レポート レポート レポート
定価(税抜) 250円 200円 150円 170円
枚数 50枚 50枚 40枚 100枚
1枚単価(税抜) 5.0円 4.0円 3.8円 1.7円
全体厚さ 5mm 5mm 4mm 9mm
重量 230g 172g 93g 102g
坪量(g/㎡) 60g 60g 60g 60g
100枚厚さ
表紙厚 0.1mm 0.1mm 0.1mm 0.1mm
裏表紙厚 0.6mm 0.6mm 0.6mm 0.6mm
綴じ方向 短辺綴じ 短辺綴じ 短辺綴じ 短辺綴じ
紙色
罫線色 薄い青 薄い青 薄い青 薄い青
罫線印刷 片面 片面 片面 片面

型番が「P144 → P144A」のように、Aが最後についた新モデルになっていました。

坪量が68gから60gに減って、重量が少し減ったようです。

以下のレビューに書いている紙質は以前のモデルなので、坪量が減ったことによって違いがあるかもしれません。

マルマンレポートパッドの特徴まとめ。

  • 水性インクが乾きにくい
  • 罫線はものすごく薄いブルー
  • 枚数が少なくてかさばらない

比較したレポート用紙の中では唯一、枚数が少なくて薄いのでかさばらないのが良いところ。水性インキが乾きにくいこと以外はとくにデメリットが見当たりません。

ツルツル滑る書き心地

紙の表面がコーティングされているみたいな質感で、他のノートで使いやすい筆記用具が逆に使いにくくなるかもしれません。

例えばジェットストリームやエナージェルだと滑りすぎて逆に書きにくく感じます。逆に言うと、滑らかさを売りにしていない筆記用具と相性が良いかも。

罫線はすごく薄いブルー

罫線を見失うほど薄いブルー罫線です。プロジェクトペーパーよりかなり薄くて全然目立ちません。

当然コピーにも映り込みにくいので、筆圧が弱めの人がコピーするのに良いかもしれませんね。

薄い・軽い

レポート用紙としては珍しく枚数が40枚~50枚とかなり少ないので持ち運びしやすいです。

入手性

ホームセンター・文房具屋どちらでも取り扱いがあると思います。

[オキナ] プロジェクトペーパー

サイズ A3 B4 A4 B5 A5
品番 PPA35S PPB45S PPA45S PPB55S PPA55S
レポート レポート レポート レポート レポート
定価(税抜) 600円 450円 500円 450円 320円
枚数 50枚 50枚 100枚 100枚 100枚
1枚単価(税抜) 12.0円 9.0円 5.0円 4.5円 3.2円
全体厚さ 5mm 5mm 10mm 10mm 10mm
重量 517g 390g 458g 350g
坪量(g/㎡) 64g 64g 64g 64g 64g
100枚厚さ 7.6mm 7.6mm 7.6mm 7.6mm 7.6mm
表紙厚 0.1mm 0.1mm 0.1mm 0.1mm 0.1mm
裏表紙厚 1.0mm 1.0mm 1.0mm 1.0mm 1.0mm
綴じ方向 長辺綴じ 長辺綴じ 短辺綴じ 短辺綴じ 短辺綴じ
紙色
罫線色 薄い青 薄い青 薄い青 薄い青 薄い青
罫線印刷 片面 片面 片面 片面 片面

プロジェクトペーパーの特徴まとめ。

  • 薄い青色の罫線
  • 紙質は十分良い
  • 大きいサイズもある
  • 手に入りやすい

恐らく最も入手性が良い5mm方眼レポート用紙です。品質・コスパも良くて特に弱点がありません。

薄い青色の罫線

罫線が薄い青でコピーした時に映り込みにくくなっています。

紙は薄いけど書きやすい

坪量は64gでコピー用紙並の薄さですが書き心地は良いです。万年筆や水性ボールペンだと筆跡がちょっと太くなりますが輪郭は綺麗で気持ちよく書けます。

A3・B4もある

A4よりも大きいサイズのA3・B4サイズも揃っています。この大きなサイズはリングノートや無線とじノートには無いのである意味貴重。

入手性

入手性は高く、文房具屋でもホームセンターでもよく見ます。特にA4とB5サイズはよく見ます。

[オキナ]セミナーレポート

サイズ A4 B5 A5
品番 SPA45S SPB55S SPA55S
レポート レポート レポート
 定価(税抜) 350円 300円 250円
枚数 70枚 70枚 70枚
1枚単価(税抜) 5.0円 4.3円 3.6円
全体厚さ 7.1mm 7.1mm 7.1mm
重量 341g
坪量(g/㎡) 66g 66g 66g
100枚厚さ 8.4mm 8.4mm 8.4mm
表紙厚 0.2mm 0.2mm 0.2mm
裏表紙厚 1.0mm 1.0mm 1.0mm
綴じ方向 短辺綴じ 短辺綴じ 短辺綴じ
紙色 クリーム クリーム クリーム
罫線色 薄いグレー 薄いグレー 薄いグレー
罫線印刷 片面 片面 片面

セミナーレポート特徴まとめ。

  • クリーム色の用紙
  • かなり入手しにくい

クリーム色の用紙が好きならおすすめ。書きやすさや罫線の色に問題はないですが、かなり入手性が悪く、そもそも今後廃版にならないか心配。

クリーム色の用紙

レポート用紙としては珍しく、用紙の色がクリーム色です。ただしかなり薄いクリーム色なので光をそこそこ反射してちょっとまぶしいです。人によって感じ方が違ってくるので実際に見てみないとわかりません。

表紙がかなり目立つ黄色

見ての通り表紙が思いっきり黄色なのでものすごく目立ちます。目立つのが嫌な場合は切り取ってしまうのもひとつの方法だと思います。

入手性

店頭ではまったく見たことがありません。ネットでも入手性は低めなので、どうしてもクリーム色の用紙が欲しい!というほどでもなければ他のレポート用紙を使うほうが無難。

[エトランジェ] セクションパッドグレー罫線

サイズ A4 B5 A5
品番 SP-A4-01 SP-B5-01 SP-A5-01
レポート レポート レポート
 定価(税抜) 400円 350円 300円
枚数 100枚 100枚 100枚
1枚単価(税抜) 4.0円 3.5円 3.0円
全体厚さ 9.8mm 9.8mm 9.8mm
重量 526g 263g
坪量(g/㎡)
100枚厚さ 8.4mm 8.4mm 8.4mm
表紙厚 0.2mm 0.2mm 0.2mm
裏表紙厚 1.2mm 1.2mm 1.2mm
綴じ方向 短辺綴じ 短辺綴じ 短辺綴じ
紙色
罫線色 薄いグレー 薄いグレー 薄いグレー
罫線印刷 片面 片面 片面
エトランジェ・ディ・コスタリカ

特徴まとめ。

  • 値段が安い
  • 紙質は少しザラザラだけど悪くはない
  • かなり薄いグレー罫線

コスパを優先するならおすすめのレポート用紙です。紙質をそこまで求めなければ十分使えます。

値段が安い

今回比較したレポート用紙の中では100均を除けば1枚あたりのコストが最も安いです。品質に不満がなければコスパ抜群。

紙質はザラザラだけどそこそこ書きやすい

表面は割とザラザラしてますが滑りはそんなに悪くないという不思議な紙質です。ペン先の摩擦を感じながら殴り書きをしたい人なら気持ちよく書けそう。

グレー罫線は薄い

罫線はかなり薄めなのでもちろんコピーで映り込みしないし、シャープペンで書いても気になりません。

入手性

なぜかイオンの文房具コーナーに大量にありました。むしろ文房具屋には置いてないこともあるので欲しい人は先にイオンを見たほうが見つかりやすいかも。

[エトランジェ] セクションパッド 青罫線

サイズ A4 B5
品番 SP-A4-02 SP-B5-02
レポート レポート
 定価(税抜) 400円 350円
枚数 100枚 100枚
1枚単価(税抜) 4.0円 3.5円
全体厚さ 9.8mm 9.8mm
重量 522g
坪量(g/㎡)
100枚厚さ  8.4mm  8.4mm
表紙厚 0.2mm 0.2mm
裏表紙厚 1.2mm 1.2mm
綴じ方向 短辺綴じ 短辺綴じ
紙色
罫線色 薄い青 薄い青
罫線印刷 片面 片面
エトランジェディコスタリカ

特徴まとめ。

  • 青色の薄い罫線
  • やや手に入りにくい

こちらは同じくエトランジェレポート用紙の青色罫線タイプです。

実売価格がプロジェクトペーパーとほとんど同じなので、罫線色の好みで選ばべ良いと思いますが、同じブルー罫線なら、入手性や書きやすさはコクヨのセクションパッドのほうが良いと思います。

[ナカバヤシ] ロジカルシンクノート

サイズ A4
品番 RP-A402DB
レポート
定価(税抜) 500円
枚数 70枚
1枚単価(税抜) 7.1円
全体厚さ 7.6mm
重量 401g
坪量(g/㎡) 81.4g
100枚厚さ 9.4mm
表紙厚 0.15mm
裏表紙厚 0.9mm
綴じ方向 長辺綴じ
紙色
罫線色 薄い青
罫線印刷 片面

ロジカルシンクノートの特徴まとめ。

  • いろいろなパターンで紙面を分割できる
  • 横向きで使うようにレイアウトされている(長辺綴じ)
  • 薄い青色の罫線
  • 紙質も良い
  • 値段が高い

ちょっと特殊なレポート用紙。『頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか?』という書籍と関連があります。

ノートを分割しやすい

他のレポート用紙にはない最大の特徴は、タテヨコ両方とも分割がしやすいように印が付いています。

2・3・4・6・8・9・16分割などなど分割するポイントを工夫すればかなりいろんなパターンで均等に分割できます。

『頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか?』にならって、上側に大きな見出しを書いて下側を3分割したりできます。

全体が横向きのレイアウト

A4サイズのレポート用紙ってほとんど縦向き(短辺綴じ)なんですが、ジカルシンクノートは表紙も中身も横向きで作られています。

ブルーの罫線

5mm方眼の罫線は薄い青色で、コピーでも映り込みしにくくなっています。

紙質はツルツルではないけど書きやすい

ツルツルサラサラ系ではなく、ザラザラというほどでもない、普通の触り心地です。

坪量81.4gと厚みがあってしっかりしているからか、書きにくいということはなく、ペンがすべり過ぎないのでツルツルした紙が苦手な人は好みの書き味だと思います。

値段が高い

特殊な罫線で紙厚も厚いからか普通のレポート用紙よりけっこう値段が高いです。ロジカルシンクノートとして使うあてがなければ買う理由が無さそう。

入手性

ホームセンターコーナンで見かけました。文房具屋では見かけたことがありません。全体的な入手性はちょっと悪いかも。他にグレー罫線のものもあるみたいです。

[コクヨ]セクションパッドUNIFEEL

サイズ A3 B4 A4 B5 A4(薄口)
品番 レ-500N レ-510N レ-525N レ-535N レ-E520N
レポート レポート レポート レポート レポート
 定価(税抜) 680円 500円 550円 500円 240円
枚数 50枚 50枚 100枚 100枚 50枚
1枚単価(税抜) 13.6円 10.0円 5.5円 5.0円 4.8円
全体厚さ  8.8mm  8.8mm
重量 350g  427g 320g
坪量(g/㎡) 60g 60g 60g 60g 50g
100枚厚さ  7.8mm  7.8mm  7.8mm  7.8mm
表紙厚  0.15mm  0.15mm  0.15mm  0.15mm  0.15mm
裏表紙厚  0.9mm  0.9mm  0.9mm  0.9mm  0.9mm
綴じ方向 長辺綴じ 長辺綴じ 短辺綴じ 短辺綴じ 短辺綴じ
紙色
罫線色 薄い青 薄い青 薄い青 薄い青 薄い青
罫線印刷 片面 片面 片面 片面 片面

コクヨセクションパッドの特徴まとめ。

  • かなり薄いけど紙質はしっかりして裏写りもしにくい
  • 書き心地がめちゃくちゃ良い
  • 薄い青色の罫線

隠れた良品です。

今回比較しているレポート用紙の中で一番おすすめ。

値段の割に驚くほど書き心地が良く、罫線も薄くて使いやすいので、普段はプロジェクトペーパーを使ってる人でも一度試してみると良いかも。

坪量がかなり少ない

坪量60gというのはコピー用紙でも薄いくらいの厚さです。ただし触り心地はコシがあってそこまで薄い紙だとは感じません。逆に、この薄さでこれだけの品質にできるのがすごい。

書き心地はめちゃくちゃ良い

坪量60gなのでそんなに期待してなかったですが、めちゃくちゃ書き心地が良いです。ツルサラしっとり系の紙でボールペンの走りも非常に良い。

この値段でこの書き心地は素晴らしい。個人的にゲルインキボールペンの書き心地が最高。

インクがめちゃくちゃ乾きにくい

水性インクで書いたら乾きが非常に遅いです。

万年筆(カクノ中字)で15秒、水性ボールペン(Vコーン)で8秒でギリギリかすれるくらい乾きません。表面がツルサラ系の質感なので水性インクとの相性が悪いんだと思います。

ゲルインキボールペン(エナージェル)や油性ボールペン(ジェットストリーム)ならすぐに乾くので全く問題ありませんでした。

薄いブルーの罫線

ブルー罫線です。コピーした時に罫線が写りにくくなっています。

罫線の薄さはプロジェクトペーパーと同じくらいなんですが、罫線の色味はコクヨのほうが深めで落ち着いています。

裏抜けしにくい

紙は薄いのに裏抜けしにくいです。坪量60gでこれはすごい。

A3・B4もある

A4よりも大きいサイズのA3・B4サイズも揃っています。この大きなサイズはリングノートや無線とじノートには無いのである意味貴重。

入手性

ナンバホームセンターで見掛けました。A4サイズはネットだったらAmazonでも1冊から買えるし手に入りやすいです。

[コクヨ]ドラフトペーパー UNIFEEL

サイズ A4
品番 レ-UN525
レポート
 定価(税抜) 400円
枚数 80枚
1枚単価(税抜) 5.0円
全体厚さ 8.5mm
重量  413g
坪量(g/㎡) 70g
100枚厚さ  9.3mm
表紙厚 0.2mm
裏表紙厚 0.9mm
綴じ方向 長辺綴じ
紙色
罫線色 薄いグレー
罫線印刷 片面

最大の特徴は縦向きで長辺綴じになっていること。

長辺綴じで縦向きになっている

5mm方眼のレポートパッドとしては珍しく、A4サイズなのに長辺で綴じられています。書く時に横向きで使えるし本棚に立てる時に安定するので使い方によっては重宝します。

ツルサラ系ではないけど書き心地は悪くない

言葉で表すのが難しいですけど「湿っぽい」って感じでしょうか。ペンが沈む感じ。しっかりと止めながら書きたい人と相性が良さそう。こういう紙質は珍しい。

紙面の分割がやりやすい

長辺と短辺の両方の真ん中に●印があるので紙面を分割しやすくなっています。4分割して縦軸と横軸を使って分布図を書いたりできます。

また、真ん中に印があるということはパンチでの穴あけがやりやすくなります。

入手性

文房具屋で1冊見ただけで入手性はやや悪め。

[ロディア] ブロックロディア

サイズ A4 A4(※) A5(※)
品番 No.19 No.18 No.16
ノートパッド ノートパッド ノートパッド
 定価(税抜) 1100円 1000円 550円
枚数 80枚 80枚 80枚
1枚単価(税抜) 13.8円 12.5円 6.9円
全体厚さ 9mm 9mm 9mm
重量 240g
坪量(g/㎡) 80g 80g 80g
100枚厚さ 9mm 9mm 9mm
表紙厚 0.2mm 0.2mm 0.2mm
裏表紙厚 1.2mm 1.2mm 1.2mm
綴じ方向 短辺綴じ 短辺綴じ 短辺綴じ
ミシン目 あり あり あり
紙色
罫線色
罫線印刷 両面 両面 両面

ロディアの特徴まとめ。

  • 罫線の品質がひどい
  • 紫色の罫線が濃い
  • 切り取り後のサイズは表記サイズより小さくなるのが基本
  • 値段が高い
  • 紙質は良くて書き心地は良い

ロディアは雑誌などで紹介されていることが多いですが、コスパは悪くて全然おすすめできません。コクヨやマルマンのほうがよっぽど品質が良いです。

今までロディアを使ってたという人は、ぜひ他のメーカーのレポート用紙も試してほしいです。

罫線の品質がひどい

罫線が太かったり細かったりにじみがあって虫食いみたいにガタガタだったりところどころ点状の汚れがあったり。罫線の品質が飛び抜けて悪いです。

書いてる途中に視界に入ってくるので無意識に疲れて書きにくくなります。個体差があるかと思って念のため店頭で確認してみましたが全部ひどい。

紫色の罫線が濃い

これは人によって受け取り方が違うのでなんとも言えませんが、紫色の罫線が濃すぎて、シャープペンみたいに薄い筆記具で書くと見にくくなります。

罫線の濃さについては「ロディアとニーモシネの罫線の濃さ比較」に書いたので参考にどうぞ。

ロディアは切り取り後のサイズが小さくなる

同じノートパッドでもニーモシネとロディアはサイズが違います。

ロディアは切取り後に表記サイズより小さくなります。ニーモシネは切り取り後のサイズが正寸になります。

No.16は全体のサイズがA5、NO.18は全体のサイズがA4、No.19は切り取り後のサイズがA4になります。

入手性

文房具屋なら手に入りやすい。ニーモシネと並んで陳列されていることが多いです。罫線にバラつきが多いので店頭で試しに確認してみてください。

[ロディア] ブロックロディア ホワイト

サイズ A4(切取後正寸) A5
品番 No.19 No.16
ノートパッド ノートパッド
定価(税抜) 1100円 550円
枚数 80枚 80枚
1枚単価(税抜) 13.8円 6.9円
全体厚さ 9mm 9mm
重量 237g
坪量(g/㎡) 80g 80g
100枚厚さ 9mm 9mm
表紙厚 0.2mm 0.2mm
裏表紙厚 1.2mm 1.2mm
綴じ方向 短辺綴じ 短辺綴じ
ミシン目 あり あり
紙色
罫線色 グレー グレー
罫線印刷 両面 両面

ホワイトロディアが仲間入り

「オレンジ色の表紙・紫色の罫線」というのが今までのロディア像でしたけど2014年の6月頃ホワイトバージョンの一般販売が開始されました。

表紙は白・罫線はグレー

表紙は白色で触り心地はしっとりしていてとても気持ち良いです。罫線はやや濃い目のグレー。ちょっと太め。

ただし罫線の色が変わったからといって品質が向上したわけではなく、オレンジのロディアと同じように罫線の品質が悪いです。ガタガタ、ボヤボヤ、バラバラ。

書き心地は良い

紙質は非常に滑らかで引っかかり少なく気持ちよく書けます。水性インキは乾きが遅いですが油性やゲルインキボールペンなら大丈夫。

裏抜けのしにくさは優秀

坪量80gと厚く、万年筆中字で書いてもほとんど裏抜けしないので両面使えると思います。

万年筆だと乾きにくさの問題があるので現実的じゃありませんが他の筆記用具で両面を使う場合は良いんじゃないでしょうか。

値段が高い

ニーモシネとほぼ同じくらい値段は高めです。はっきり言ってノートパッドならすならニーモシネのほうがおすすめ。罫線の品質と見やすさが全然違います。

入手性

ロディアのオレンジはあってもホワイトを売ってない場合があるかも。しかもNo.19サイズはオレンジでも置いてないことがあるのでNo.19が欲しい場合はネットで買うしかなくなるかも。

ただしネットで買うとしても罫線が気になるかどうかサイズ違いの実物を見てからにしたほうが良いと思います。

[ライフ] クリッパーレポート用紙

サイズ A3 B4 A4 B5 A5
品番 G1373 G1370 G1371 G1372 G1377
レポート レポート レポート レポート レポート
 定価(税抜) 550円 450円 500円 450円 320円
枚数 50枚 50枚 100枚 100枚 100枚
1枚単価(税抜) 11.0円 9.0円 5.0円 4.5円 3.2円
全体厚さ  9.1mm  9.1mm  9.1mm
重量  448g
坪量(g/㎡)
100枚厚さ  8.1mm  8.1mm  8.1mm  8.1mm  8.1mm
表紙厚  0.2mm  0.2mm  0.2mm  0.2mm  0.2mm
裏表紙厚  0.8mm  0.8mm  0.8mm  0.8mm  0.8mm
綴じ方向 長辺綴じ 長辺綴じ 短辺綴じ 短辺綴じ 短辺綴じ
紙色  白  白  白  白  白
罫線色 薄いグレー 薄いグレー 薄いグレー 薄いグレー 薄いグレー
罫線印刷 片面 片面 片面 片面 片面

ライフレポート用紙クリッパーの特徴まとめ。

  • 書き心地はかなり良い
  • 水性インキは裏抜けしやすい
  • 入手性が悪い

水性インキ以外を使えばかなり書き心地が良いレポート用紙。入手性が悪いのが難点。

書き心地はかなり良い

書き心地はコクヨセクションパッドと同じくらいむちゃくちゃ良いです。さすがライフ。

裏抜けしやすい

水性インキだと裏抜けが目立ちます。万年筆はわずかに下の紙にインクが裏移りしてしまうこともありました。

ただし油性ボールペンやゲルインキボールペンなら問題ないので気にする必要はありません。

罫線がかなり薄い

5mm方眼レポート用紙の中で最も罫線が薄い、と言ってもいい薄さ。ニーモシネより薄いです。シャーペンで書いても邪魔になりません。

A3・B4もある

A4よりも大きいサイズのA3・B4サイズも揃っています。この大きなサイズはリングノートや無線とじノートには無いのである意味貴重。

入手性

文房具屋には置いてあることもありますが取り扱いは少なそうです。ネットではB5とA4なら送料無料なのでまぁまぁ買いやすい。

[ライフ] ノーブルレポート用紙

サイズ A4
品番 R60
レポート
 定価(税抜) 900円
枚数 100枚
1枚単価(税抜) 9.0円
全体厚さ  ?
重量  ?
坪量(g/㎡)
100枚厚さ  ?
表紙厚  ?
裏表紙厚  ?
綴じ方向 短辺綴じ
紙色  クリーム
罫線色  薄いグレー
罫線印刷 両面

これは購入していないですが、書き心地が良いことで定評があるノーブルシリーズなのでピックアップしました。無線綴じのノーブルノートは書き心地の良い高級ノートとして有名。

文房具屋の店頭で触った限りですが、クリーム色の用紙は目に優しく、触り心地は非常に滑らかです。また、レポート用紙としては珍しく罫線が両面印刷になっています。

ノーブルノートのシリーズを検討している人は万年筆の書き心地や裏抜けについて気にしていると思うので、参考になる記事を引用しておきます。

カランダッシュのカリビアンシーや伊東屋のノクターンなどサラサラ系のインクが滲みやすいのは仕方ないとしても、Fニブで書いたパイロットブルーは滲まないのに、同じインクのBニブで書いたものは滲んだのでフローのよいペンや太字には弱いのかもしれません。(中略)紙の裏を見てみると、あれだけ滲んだノクターンでも裏抜けしていなかったのには驚きました。これまでの経験だと、面面で激しく滲んだ場合裏側はまず裏抜けしていますが、このライフのレポート用紙は裏抜けしていませんでした。

引用:ぺん★ぱれーどっ!:ノーブルレポート – livedoor Blog(ブログ)

2009年なのでだいぶ昔の記事ですが、インクフローによっては滲みありで裏抜けには強いという感じでしょうか。

[プラス] レポートパッド G罫

サイズ A4 B5
品番 RE-250G RE-050G
レポート レポート
 定価(税抜) 250円 170円
枚数 50枚 50枚
1枚単価(税抜) 5.0円 3.4円
全体厚さ  5.2mm  5.2mm
重量  253g
坪量(g/㎡) 68g 68g
100枚厚さ  9.0mm  9.0mm
表紙厚  0.15mm  0.15mm
裏表紙厚  0.55mm  0.55mm
綴じ方向 短辺綴じ 短辺綴じ
紙色  白  白
罫線色  グレー  グレー
罫線印刷 片面 片面

プラスレポートパッドの特徴まとめ。

  • ドット罫線
  • 罫線が太くて邪魔
  • 紙質は普通だが比較している中では悪いほう
  • 楽天ではたたき売りみたいな値段になっている

なんとなく使いにくいレポート用紙です。なぜか楽天ではすごい安い店もちらほらあるのでまとめ買いするなら良いかも。

ドット罫線

5mm方眼レポート用紙としては珍しく、罫線がドット線になっています。ただしドット罫線がちょっと濃くて太いので細い筆記用具は見にくくなります。

紙質は普通

紙質はツルツルサラサラ系じゃなく良くも悪くも普通の紙です。ザラザラとまではいきませんが、万年筆や水性ボールペンでサラサラと書きたい人は他のレポート用紙のほうが良さそう。

長辺側に分割の印あり

長辺側の真ん中に▼印があって2分割しやすくなっています。

なぜかたたき売りされている

価格競争が起きているのかB5サイズが100円前後(1枚あたり2円)、A4サイズが140円前後(1枚あたり2.8円)くらいで売られています。この状態がいつまで続くのかわかりませんが。

楽天のA4サイズ / ⇒楽天のB5サイズ

[ダイソー] レポートパッド Complete

サイズ A4 B5 A5
レポート レポート レポート
 定価(税抜) 100円 100円 100円
枚数 80枚 100枚 120枚
1枚単価(税抜) 1.3円 1.0円 0.8円
全体厚さ 7.8mm 10.8mm
重量 374g 267g
坪量(g/㎡)
100枚厚さ 8.3mm 8.3mm 8.3mm
表紙厚 0.2mm 0.2mm 0.2mm
裏表紙厚 1.0mm 1.0mm 1.0mm
綴じ方向 短辺綴じ 短辺綴じ 短辺綴じ
紙色
罫線色 茶色 茶色 茶色
罫線印刷 片面 片面 片面

ダイソーレポートパッド「Complete」の特徴まとめ。

  • 圧倒的に安い
  • 書き心地は多少ザラつくが悪くはない
  • 罫線の印刷にズレがあるので下の罫線が透けて気になる
  • 罫線が茶色

価格が最優先なら間違いなくダイソーがダントツ。罫線のズレや濃さなど100均っぽい品質は感じられますが、気にならなければお買い得。

圧倒的に安い

なんといってもダントツに値段(1枚あたり)が安いです。

罫線が茶色

5mm方眼としては珍しく罫線が茶色で結構濃いので、気のせいか紙の色もちょっと黄色っぽく見えるような気がします。

下側の罫線が透けて見える

罫線の印刷がずれているからか下側の罫線が透けて見えてけっこう気になります。罫線が濃くて紙が薄いから余計に目立ちます。

書き心地はまぁまぁ

書き心地が及第点なのがダイソーレポート用紙の優秀なところ。シャーペンはやや引っかかりが感じられるものの、ボールペンは悪くありません。万年筆はおすすめしません。

ただ、紙質は妥協できても、罫線が濃い茶色なのが気になるかもしれないので、実際に使ってみないとわかりません。

このレポートパッドについてはブログ記事も書きました。

関連:ダイソーの5mm方眼レポート用紙レビュー

[ダイソー] プランニングパッド

サイズ A4 A4 B5
レポート レポート レポート
 定価(税抜) 100円 100円 100円
枚数 50枚 50枚 50枚
1枚単価(税抜) 2.0円 2.0円 2.0円
全体厚さ 4.5mm 4.5mm 4.5mm
重量 237g 237g 175g
坪量(g/㎡)
100枚厚さ 7.6mm 7.6mm 7.6mm
表紙厚 0.1mm 0.1mm 0.1mm
裏表紙厚 0.7mm 0.7mm 0.7mm
綴じ方向 長辺綴じ 短辺綴じ 短辺綴じ
紙色
罫線色 薄い青 薄い青 薄い青
罫線印刷 片面 片面 片面

ダイソープランニングパッドの特徴は以下の通り。

  • そこそこ安い
  • 書き心地もそこそこ
  • 罫線が薄い青
  • A4に長辺綴じと短辺綴じの2種類ある

品質は値段なりという印象で、ボールペンなら書き心地も問題を感じないレベルだと思います。

そこそこ安い

50枚で100円なので、市販で安めのレポート用紙より少し安いという程度。薄い罫線など、気にいる点があれば十分コスパは良いと思います。

薄い青の罫線

100均でここまで薄い青の罫線は珍しいので、オキナのプロジェクトペーパーやコクヨのセクションパッドがお気に入りなら相性が良いでしょう。

長辺綴じもある

A4サイズは長辺綴じと短辺綴じの両方あります。

長辺綴じのレポート用紙は選択肢が少ないので、書き心地に問題がなければ良い選択肢になるでしょう。

書き心地

シャープペンで書いたらプロジェクトペーパーやセクションパッドとは違いを感じますが、ボールペンで書くならさほど問題も感じないと思います。

入手性

置いてないダイソーもありました。また、商品の入れ替えで取り扱いが無くなる可能性もあるかもしれません。

[セリア]レポート用紙(セクションペーパー)

サイズ A4
品番 NR-964
レポート
 定価(税抜) 100円
枚数 40枚
1枚単価(税抜) 2.5円
全体厚さ 3.9mm
重量 195g
坪量(g/㎡)
100枚厚さ 7.8mm
表紙厚 0.1mm
裏表紙厚 0.7mm
綴じ方向 短辺綴じ
紙色
罫線色 薄いピンク
罫線印刷 片面

100均レポート用紙

100均セリアのレポート用紙です。罫線の品質がひどいのにダイソーより高いのでおすすめじゃありませんけど。

ピンク色の罫線がまぶしい

罫線が薄いピンク色で眩しくてチカチカします。目には優しくありません。

万年筆が罫線に弾かれる

罫線の上に乗っかった万年筆のインクが罫線に弾かれて文字が途切れました(パイロットカクノ、純正カートリッジ)。

今までこんな罫線見たことありません。

ゲルインキが裏抜けしそう

ゲルインキボールペン(エナージェル)が裏抜けしそうになりました。万年筆はわりと大丈夫です。

品質の割にそんなに安くない

40枚で100円という値段からするとコスパは悪いと感じました。あまりおすすめできません。

[ユナイテッドビーズ]レポートパッド Graph Paper

サイズ A4
品番 PAD-WPA4-02
レポート
 定価(税抜) 340円
枚数 50枚
1枚単価(税抜) 6.8円
全体厚さ
重量
坪量(g/㎡)
100枚厚さ
表紙厚
裏表紙厚
綴じ方向 短辺綴じ
紙色 ベージュ
罫線色 グレー
罫線印刷 ?(たぶん片面)

ユナイテッドビーズというメーカーの5mm方眼レポート用紙です。実際に購入はしていないけど分かる範囲で紹介。

罫線の左側と上側に余白が設けられているのが特徴で、レポート用紙としては珍しいタイプなので、余白を活用したい人にとっては相性が良さそうです。

また、紙の色がベージュとのことで、例えばノーブルレポート用紙との違いがどのくらいあるのかはわかりませんが商品写真を見る限り柔らかめの色に見えます。

罫線の印刷が片面なのか両面なのかは情報を探しても見つからないのでわかりませんが、同メーカーのレポート用紙を見る限りたぶん片面印刷かなと思います。

定価は最安値のレポート用紙よりちょっと高い程度ですが、店頭でまったく見かけないほど入手性が低くてネットでも送料無料で手に入らないので相対的に価格が高くなってしまいそうです。

余白や紙色にこだわりがあるなら良いかも、というところでしょうか。

[レイメイ藤井] レポート用紙 zeitVektor

サイズ A4 B5 A5
ノートパッド ノートパッド ノートパッド
 定価(税抜) 450円 420円 400円
枚数 50枚 50枚 50枚
1枚単価(税抜) 9.0円 8.4円 8.0円
全体厚さ 7mm 7mm 7mm
重量 286g 225g 148g
坪量(g/㎡)
100枚厚さ
表紙厚
裏表紙厚
綴じ方向 短辺綴じ 短辺綴じ 短辺綴じ
紙色
罫線色
罫線印刷 両面 両面 両面

これも購入はしてませんが分かる範囲で紹介。zeitVektor(ツァイトベクター)というなんだかカッコいい名前。

このレポート用紙ならではの特徴として、おもて面が実線の5mm方眼で、裏面がドット5mm方眼になっています。

罫線は四隅に少しだけ余白があるのも一般的なレポート用紙とは違うところ。余白にメモを書き込める広さは無いですけど、罫線にこだわりがある人には良いかも。

商品名にはレポート用紙と書いてますが、表紙を折り返して挟むことができてミシン目で用紙を切り取るので、この記事ではレポートパッドと同じ扱いになります。切り取り後のサイズは210x280mm。

値段は高めで店頭でもネットでも入手性はやや低めなので、こだわりがある人向けです。

紙色がイエローのバージョンもあります。

ハッキリしたイエローで左側のほうに赤の縦線があるので、リーガルパッドのように見えます。(リーガルパッドとして見ると値段がかなり高く感じますが)

イエローのほうは罫線の印刷について記載がないので片面かも。

目的別おすすめのレポート用紙

目的別におすすめのレポート用紙を考えてみます。

ブルー罫線が良いなら

プロジェクトペーパーが定番でよく見かけますが、コクヨのセクションパッドが同じような価格帯で非常に書き心地が良いのでおすすめです。

書き心地を多少犠牲にしても良いなら、ダイソーのプランニングパッドもあり。ただし入手性が今後も大丈夫なのか未知数。

書き心地が良いレポート用紙を使いたい

コクヨのセクションパッドか、ライフのクリッパーレポート用紙、または自分が試してないですが品質に定評のあるノーブルレポート用紙がおすすめです。

ニーモシネノートパッドもかなり良いですがさすがに値段が高すぎます。

横向き(長辺綴じ)で使いたい

A4サイズで長辺綴じの製品は少なく、コクヨのドラフトペーパー、ナカバヤシのロジカルシンクノート、ダイソーのプランニングパッドから選ぶことになります。

ロジカルシンクノートはレイアウトが特殊で値段もちょっと高いので例外として、普通にレポート用紙として使うならコクヨのドラフトペーパー。品質に妥協しても良いならダイソーのプランニングパッドになります。

また、B4・A3サイズを使うなら長辺綴じのものが多いので困りません。

とにかく安いレポート用紙が欲しい

圧倒的にダイソーのレポート用紙(Complete)が安いです。ヘタしたらコピー用紙並の安さです。もちろん品質は悪いですが、気にならなければこれ一択。

クリーム色の用紙を使いたい

クリーム色の用紙に書きたいなら、オキナのセミナーレポートか、ライフのノーブルレポート用紙のどちらかです。値段は倍くらい違いますがノーブルのクリーム色は非常に優しい色で見やすいので、店頭で一度見てみると良いかも。

まとめ

それぞれに特徴があるのでランキングを付けるのは難しいですが個人的に最もおすすめなレポート用紙はコクヨのセクションパッドです。

書き心地がすばらしくてそこまで値段も高すぎないし、罫線は薄くて邪魔にならない、非常に優秀なレポート用紙です。

コクヨセクションパッド

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『5mm方眼レポート用紙・レポートパッドのおすすめ|全サイズ19種類49冊を比較』へのコメント

  1. 名前:みにけろ 投稿日:2016/08/26(金) 22:13:30 ID:6cbe51655 返信

    坪量なのですが、

    A0サイズが1m^2なので、A4は1/16m^2になります。
    なので、A4一枚の重さを16倍、もしくはA4用紙16枚の重さをを計れば、坪量を出すことができますよ〜

    ちなみにB0は1.5m^2なので、
    同じようにB5一枚の重さを32/3倍、もしくはB5用紙10枚と2/3枚の重さを計れば坪量を出すことができます。

  2. 名前:みにけろ 投稿日:2016/08/26(金) 22:20:08 ID:6cbe51655 返信

    B5の情報間違ってました
    正しくは
    B5一枚の重さを64/3倍、もしくはB5用紙21枚と1/3枚の重さ
    でした。

    • 名前:パソ活 投稿日:2016/08/26(金) 22:34:04 ID:906a80696 返信

      た、確かに・・・!
      よく考えたら坪量の定義が決まってるんだから自分で計れる値でしたね!

      キッチンスケールは0.1g単位で計れるものがあるので少しはマシな精度で計れるかもしれません。

      ただ、例えば公式サイトが公表している坪量と自分で計測した坪量が一致するかどうかも確認したほうが良いかもしれませんね。

      とにかく盲点を教えてくださってありがとうございます。

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