この記事は、
- YouTube・ニコニコ動画どちらの動画サイトが良いか分からない
- YouTube・ニコニコ動画どちらか片方に動画を投稿しているけどもう片方も気になる
- それぞれの特徴や違いを知りたい
そんなふうに、YouTubeとニコニコ動画の違いを知りたいと思っている投稿者や視聴者のための内容をまとめています。
自分はYouTube・ニコニコ動画両方に投稿していて、両方使っているからこそ感じた違いを書きました。
もくじ
YouTubeとニコニコ動画の違いを比べた項目
YouTubeとニコニコ動画を、以下の項目について比較しています。
- 利用料金
- 画質
- 1個あたりのアップロード可能なファイル容量
- 全体の保存容量
- 動画説明文の自由度
- アクセス解析
- 一般的な知名度や利用のしやすさ
- 収益化の可能性
なお、関連が深いものは同じような説明が出てくるので、何回も出てくる説明は重要なことなんだなというつもりでどうぞ。
利用料金
- YouTube・・・無料
- YouTube Premium・・・1,180円/月
- ニコ動一般・・無料
- ニコ動プレミアム・・550円/月
YouTubeの料金
YouTubeは基本的に全て無料で利用できて、アップロードできるファイル容量や画質・全体の保存容量などもニコニコ動画より高機能です。
有料のYouTube Premiumは主に視聴側のサービスで、「広告なし」「バックグラウンド再生」「YouTube Misic Premium」などが利用可能となります。
動画投稿する人にとっては、YouTube Premiumは関係なく、無料ですべての機能が利用できます。
ニコニコ動画の料金
一般会員が無料。プレミアム会員が月額550円。
視聴者側のプレミアム特典は「広告非表示」「混雑時の画質向上」「倍速再生の制限解除」「マイリストなどの登録数上限アップ」「時報などのニコ割で停止しない」など。
動画投稿側のプレミアム特典は「動画投稿数が無制限」「優先アップロード」「予約公開機能」「カスタムサムネイル」など。
項目はたくさんあるので、上記リンク先を見てください。
ニコニコ動画がプレミアムでできることが、YouTubeでは無料でできる項目が多いので、厳しい戦いになっています。これに関してはGoogleという母体が強すぎて太刀打ちできません。
ニコニコのプレミアム会員は、2016年の256万人をピークに減少していて、2021年では150万人前後となり、減少のペースは緩やかになっている、という状況です。
参考:プレミアム会員とは (プレミアムカイインとは) [単語記事] – ニコニコ大百科
画質・扱いやすさ
- YouTube・・・簡単で高画質
ニコ動一般・・600kbps制限で画質に限界があるニコ動プレ・・やろうと思えばYouTubeより高画質にできる(容量制限100MBと視聴者のネット環境のハードルがある)- ニコ動新仕様・・・一般とプレミアムで画質の差は無し。再生時間が長い動画は解像度が落ちる。
画質に関してはYouTubeとニコニコ動画のどちらが良い悪いというよりはそれぞれに特徴・向き不向きがあるので使い方によって違ってきます。
※ニコニコ動画は旧仕様のように特殊な動画づくりができなくなったので、ニコ動新仕様では良くも悪くも無難な画質、もしくは低画質の動画しか作れなくなりました。
YouTubeの画質
YouTubeの画質は、やろうと思えば超高画質の4K(3840×2160)動画をアップロードできますが、視聴者側の環境も必要になるので、フルハイビジョン(1920×1080)を基本として比較していきます。
YouTubeの良いところは、とりあえず細かいことを気にしなくてもフルハイビジョン(1080p)の動画をアップロードすれば、長時間の動画でも高画質にしてくれて、視聴者側の回線速度が遅くても720p・480p・360p・240pなどの数種類の解像度が自動で用意され、自動的に再生画質を変更してくれるように配慮されています。
その反面、強制的に再エンコードされてしまうので超高画質で見てもらいたいという場合はニコ動のほうが良い場合もあります。※ニコ動も強制的にエンコードされるようになったので、YouTubeのほうがほぼすべて画質も圧勝になりました。
アップロードする画質については、公式ヘルプのアップロードする動画の推奨エンコード設定を見てください。
まぁ難しいこと考えなくても、なるべくきれいな動画をアップロードすれば大丈夫、というのが強みです。
ニコニコ動画の画質
※仕様が大幅に変わって、良くも悪くも無難な画質が生成されるようになりました。画質の面ではYouTubeに劣ります。
↓以下、過去の内容については取り消し線を引きました。
ーーー
ニコニコ動画の画質はアップロードした動画が再エンコードされずにそのまま使われるのでビットレート制限が無いプレミアム会員の場合はとんでもなく高画質な動画を投稿できます。
ただしYouTubeのように自動で画質を調整する機能がないので視聴者のネット環境によって再生できなくなってしまうというデメリットもあります。
一応気持ち程度に視聴者側で画質を変更することはできますが以下の2通りの画質しか選べません。
通常画質(アップロードした画質そのまま)エコノミー画質
「エコノミー画質」はビットレートが440kbps以下程度になるためかなり画質が悪くなります。
超高画質でアップロードすると視聴者によっては高画質モードだとまともに再生できずエコノミーだと画質が悪いということになってしまうので諸刃の剣。
動画を投稿する狙いがはっきりしていて超高画質動画をアップするなら良いですがあまりよくわかってない状態だと視聴者の満足度を下げてしまう可能性があります。
また、アップロードできる1個あたりのファイル容量がプレミアム会員でも100MBというかなり厳し目の制限があるため長時間の動画をアップロードしたい場合は動画を分割したり画質を落としたりする必要があります。
このアップロード容量の制限さえもうちょっとマシならかなり使い勝手が良くなるんですけどね。プレミアム会員で100MBはあまりにも少なすぎ。
結局この制限があってエンコードの知識が必要になるのでYouTubeと比べて非常に使い勝手が悪いです。容量制限がYouTube並になったら劇的に使い勝手が向上するんですけどねー。
ーーー
※ニコニコ動画は2016年12月8日以降、一般会員も含めて、投稿の仕様がすべてと言っていいほど変わりました。
投稿する動画データの、長さや解像度によって、生成される画質が大きく変わるので、公式の「ニコニコ動画の投稿仕様について | ニコニコヘルプ」も見たほうがいいと思います。
最高画質のフルハイビジョン(1080p)を生成するには、動画の長さを30分以内にする必要があるなど、わりと条件が厳しめです。長い動画を投稿するには向いていません。
ニコニコ動画は4K非対応ですが、視聴する側の環境がそんなに対応しておらず、4K画質を必要とするユーザー数も少ないため、あまりデメリットにはなっていないと思います。
動画1個あたりの容量制限
- YouTube(初期状態)・・・2GB・15分まで
- YouTube(上限アップ)・・128GB・11時間まで
ニコ動一般・・40MB(0.04GB)ニコ動プレ・・100MB(0.1GB)- ニコ動新仕様・・・3GB
YouTube動画1個あたりの容量制限
YouTubeでアップロードできる1個あたりのファイル容量は、
- 初期状態だと1個あたり2GB・15分まで
- 上限を上げる手続きをすると128GB・11時間まで
というような、普通ではまず作成しないほどの容量をアップロードすることができます。
公式ヘルプ:15 分を超える動画のアップロード
この上限引き上げの手続きも本人確認のようなもので、そんなに難しくありません。
よって、YouTubeに動画を投稿する場合は、動画1個あたりの容量や時間を意識する必要はありません。
ニコニコ動画1個あたりの容量制限
ニコニコ動画は1個あたりアップロードできるファイル容量の制限が一般会員は40MB、プレミアム会員は100MBというけっこう厳しい制限があります。
YouTubeが初期状態でも2GBアップロードできるのと比べるとめちゃくちゃ少ないですね。
このため時間が長いものや高画質の動画は40MBや100MB以内に収まるように動画を分割したりビットレートを落として(画質を落として)動画ファイルの容量を調節する必要があります。めんどくさいです。
プレミアム会員でも100MB制限というのは本当に少なくて使い勝手が悪いのでもうちょっと増えてくれると全然使いやすさが変わるんですけどねぇ。
ーーー
ニコニコ動画にアップロードできる動画容量は、一般もプレミアムも3GB。ただし、投稿する動画の解像度や再生時間によって、生成される画質が変わるので、アップロード容量がそのまま生かされるとは限りません。
たとえばフルハイビジョン(1080p)でも30分以上の動画をアップロードすると、強制的に解像度が落とされるので、3GBの動画を投稿しても、フルに活用されていないことになります。
それを避けるために、30分以内に分割してパート分けするのが面倒な人にとっては、デメリットになります。
全体の保存容量
- YouTube・・・無制限
ニコ動一般・・2GBニコ動プレ・・8GB+1ヶ月ごとに1GB増量- ニコ動新仕様一般・・・50個まで(→ユーザーレベルに応じて拡張された)
- ニコ動新仕様プレミアム・・・無制限
YouTube全体の保存容量
YouTubeは無制限にアップロードできます。
ニコニコ動画全体の保存容量
一般会員だと2GBプレミアム会員だと8GB+1ヶ月で1GB増量
一般会員はビットレート制限が600kbps(0.6Mbps)なので最大のビットレートで投稿しても約7時間30分の動画をアップロードできます。
画質を落としたりすればもっと長い動画をアップロードできるので2GBでもそんなに困ることはないでしょう。
プレミアム会員の8GBなら普通の人にとっては無制限みたいなものです。
なのでよっぽど大量の動画をアップしないかぎり体感ではYouTubeとニコニコ動画の保存容量に大きな差は感じません。
ーーー
※新仕様の最初の頃は、ニコ動一般会員が投稿できる動画数は50本が上限でしたが、2021年8月にユーザーレベルに応じて「50・70・90・無制限」と段階的になりました。
- ユーザーレベル1-7 → 50本
- 8-12 → 70本
- 13-17 → 90本
- 18以上 → 無制限
ただし、このユーザーレベルは「プレミアムユーザーからフォローされた数」によるので、簡単に無制限にできるわけではありません。
参考として、自分はフォロワー数320人の時点で、レベル18の途中です。(この中にプレミアムユーザーが何人いるのか見ることはできないので、あくまで目安です)
おそらくレベル18になるためには、一般会員も含めて、最低でもフォロワー200人以上は必要になるんじゃないでしょうか。
説明文の自由度
- YouTube・・・文字数多め。URLは自動でリンクになる
- ニコ動・・・・文字数少なめ。URLはだいたい自動でリンクになるが、スマホアプリでリンクにならない
YouTube説明文の自由度
YouTubeのほうが圧倒的に説明欄(概要欄)の自由度が高く、外部との連携もしやすいです。
説明文のURLは自動的にリンクになり、外部リンクOKなので任意のサイトやSNSに飛んでもらうことができます。
また、文字数制限はかなり余裕があるため、説明欄ですべての説明をテキストで書いたり、関係するリンクをたくさん貼ったり、関連動画へのリンクなどなど、かなりの情報を詰め込んでも大丈夫です。
ただし、YouTube説明欄は動画を開いたページの初期状態だと一部しか表示されないので、視聴者が気づきにくいというデメリットがあります。「もっと見る」ボタンを視聴者が押さない限りそれ以降の説明文が表示されません。
よく言われることですが、YouTubeの説明欄はなかなか読まれません。スマホでも「▼」ボタンをタップしないといけないので、YouTubeでは説明欄は読まれないものと考えて動画を作成するか、動画内で「概要欄を見てください」とアピールしたほうが良いです。
あと意外なことですが、YouTubeの説明欄ではAmazonアソシエイトによるアフィリエイトをすることが可能です。商品レビュー動画でよく見るパターンですね。
ただしAmazonアソシエイトのリンクを貼るなら事前にAmazonアソシエイトの管理画面でURLの申請をして、説明欄では「製品リンクURLはAmazonアソシエイトのリンクを使用しています。」などと表示する必要があります。登録してない場合は垢バンになっても文句は言えないので注意が必要です。
ニコニコ動画説明文の自由度
ニコニコ動画の説明文は基本的に外部との連携をすることができません。
URLを書くことはできますがリンクは生成されず、HTMLのリンクタグも使えません。リンクが貼れるのはニコニコ動画内の動画やマイリストだけになっています。
→パソコンやスマホのブラウザなどで見ると、自動的にリンクになっていました。ただし、iPhoneのニコニコ純正アプリで見るとリンクになっていなかったので、環境によるのかもしれません。
→ニコニコ純正アプリでも、リンクがタップできるようになりました。
ーーー
文字数制限は厳しく、わりとすぐに文字数オーバーしてしまいます。
ニコニコ動画では昔からの文化で、説明欄に次の動画へのリンクが貼られたりするので、多少は読まれやすくなってます。
アクセス解析
- YouTube・・純正のアクセス解析が非常に充実している
- ニコ動・・・
純正なし→ 2020年7月リリース
YouTubeのアクセス解析
YouTubeのアクセス解析はとりあえずいろいろ見れます。
- ユーザー層(年齢や性別など)
- どこからのアクセスか
- どんなキーワードでアクセスしてきたか
- 端末(PC・携帯・タブレットなど)
- 視聴者維持率(視聴し続けた割合)
- どのアノテーションが何回クリックされたか
などなど、仮説→実行→評価→改善、いわゆるPDCAサイクルを回すには十分です。
ニコニコ動画のアクセス解析
2020年7月に公式のアクセス解析がリリースされました。
利用するには条件があります。
- 直近365日間で動画を1本以上投稿しているアカウント
- 見られるデータは180日前まで
それでも、アクセス解析が無かった昔と比べたらはるかにマシになりましたね。
シェアのされやすさ
SNSなどでシェア(共有)されやすさはユーザー数に比例するので、当然YouTubeのほうがシェアされやすくなります。(シェアされるきっかけ、チャンスが多くなる)
ニコニコ動画は2018年2月28日以前、「アカウントを持っていないと動画を見れない」とんでもない仕様で、シェアしても意味ないような状態でしたが、やっと見れるようになりました。
収益化の可能性
YouTubeの収益化
- 再生回数に応じた広告収入がある。(ただし割と厳しい基準をクリアする必要あり。詳しくは「YouTube収益化の基準」に書きました。)
- ファンが多ければ生放送でスーパーチャットによる収益が期待できる(ただし手数料がそれなりに高い)
- チャンネルメンバーシップによる月額課金
- 説明文に外部リンクを設置できるので、自社の商品やサービスを紹介できる
- 説明文の中にAmazonアソシエイトリンクを設置できるので、動画で紹介した商品で収益を得やすい。
YouTubeは再生に応じた広告収入・生放送でのスーパーチャット・アフィリエイト・自社商品に誘導など、収益化するために選べる手段が多いのが特徴で、ネット上のサービスにとどまらず、リアルのサービスとも連携させやすいというメリットがあります。
動画内の「カード」機能から自サイトに直接リンクもできるので、よりスムーズに外部サイトへ誘導することもできるようになります。
ただ、上記のように収益化の手段はいろいろあるのに、YouTubeの収入としては再生回数に応じた広告収入ばかりが話題になりやすく、気にしている人が多いですね。
一般的には1再生につき0.1円だとか言われていますが、ジャンルによってバラつきがあり、1再生0.01円の動画もあれば、0.6円という話を聞いたこともあります。
動画を見ている視聴者層(それによる広告単価の違い)や、動画の長さ、広告の挿入方法によって収益性はかなり違ってきます。
再生による広告収入以外も考えたほうが収益性は高くしやすいので、テレビで紹介されるような”ユーチューバー”になりたいなんて小学生がいたら、全力で止めてあげましょう。
また、今までいろいろなYouTube本を買いましたけど、自分で関連しているジャンルの人気動画を分析したほうがはるかにマシです。
ニコニコ動画の収益化
- クリエイター奨励プログラム という、人気度に応じて報酬が発生するプログラムがある(チャンネル登録者や再生時間などの条件が必要ないのが強み)
- アフィリエイトは直接できない
- ニコニコユーザーチャンネルによる月額課金
- ニコ生のギフト(投げ銭)
クリエイター奨励プログラム(クリ奨)について公式サイトから引用すると、
プレミアム会員収入、広告収入の一部を原資に、創作活動の支援および二次創作文化の推進を目的として、 ニコニコの投稿作品に対して奨励金をお支払いする制度です
と書かれている通り、YouTubeとは原資や仕組みが違います。具体的に、再生にたいしてどのくらいの割合で収益になるのかは事例が少ないのでなんとも言えません。
公式が公開している数値では、「1再生あたりの支払額は0.388円」がありますが、人によって違います。
参考として、自分がニコニコ動画のクリ奨に登録した中で一番良かったのでも7000再生ほどで895点(1再生あたり0.13円)で、全体では1再生あたり0.1円くらいでした。
ただ、いくつか検索してみると、ニコニコ動画で1再生0.2~0.3円くらいの人が何人かいたので、0.1円は低いほうだったとは思います。
ーーー
「ニコニコユーザーチャンネル」は、YouTubeで言えばチャンネルメンバーシップのような月額会員ですが、利用資格のハードルがかなり高く、普通の人にとってはあまり現実的ではありません。
2013年12月から個人ユーザーに開放されたのに、2019年3月時点で129人しかチャンネルが存在しません。
参考:ユーザーチャンネル一覧
ーーー
ギフトに関しては、YouTubeのスパチャと同じ感じに見えますが、すいません、詳しくありません。生放送ではなく、動画に対しても贈れるようです。
再生回数による広告収入は難しい
どちらにしても動画の再生回数による広告収入は難易度が高いため「(再生回数的な意味で)ユーチューバーになりたい」というのは最も非効率的な方法だと言えます。
単純計算で再生回数の10%が収入になるとしたら300万回再生で30万円。素人が投稿したら最初のうちは1日100回(1ヶ月で3000回)再生される動画で上出来です。そのレベルの動画が1000個あって30万円と考えると動画だけだと無理ゲーということがわかります。
しかも市場にある広告の在庫によって単価が変わるので、不安定すぎて仕事として成り立たせるのはほとんどの人にとっては不可能です。
本業とは別にやるなら良いと思います。
再生回数
自分の例だと、ほとんどの動画をニコニコとYouTube両方にアップしていて、個別の再生回数はだいたい3倍~20倍ほどYouTubeのほうが多く、バズった動画がいくつかあるので、全体の再生回数はYouTubeのほうが約35倍多い(1700万再生)という結果になり、全体の収益も、当然YouTubeのほうが多くなっています。
ただ、YouTubeのほうが良いよ!というわけではなく、人によって正反対のこともあります。
全体のユーザー数はYouTubeのほうが圧倒的に多いので、YouTubeのほうが多くなりやすいとは思いますが、
ニコニコ動画とYouTubeではユーザーの利用の仕方やアルゴリズムがまったく違うので、ニコニコ動画のほうが多い場合もあります。
ーーー
↓両方に投稿している方の実例と考察(全体はYouTubeが約6倍多い)。再生回数以外についても、説得力のある内容なのでおすすめです。
↓こちらはニコニコ動画のほうが多い例(全体だと約17倍?くらい)。合わせて、YouTubeは収益化ラインを超えないとゼロ!という厳しい現実もわかります。
↓年ごとの折れ線グラフ。(※後半からはニコ動のモチベーションが下がったらしいので、まったく同じ条件ではない)
ーーー
ここまでの流れを見るとYouTubeのほうが良さそうに見えてしまうかもしれないけど、YouTubeは「収益化無理ゲー」「最初はまったく再生されない」という厳しすぎる面があるので、モチベーションの点でニコニコ動画に投稿するのは一理あると思います。
ーーー
さらに自分で情報収集する場合は、両方に投稿している人の動画を、実際に見てみるのがおすすめです。ブログで考察していれば、照らし合わせて見ることで、さらに理解が深まります。
動画を投稿していない人が綺麗にまとめただけのブログは、参考にならないし、実際とは違う知識がついてしまうリスクがあるので、気をつけてください。
まとめ
全体としてはYouTubeのほうがメリットが多いと思いますが、どちらが向いているのか自分で判断するのが大事。
使い方によってはお金がかかっても、ニコ動のプレミアム会員のメリットが大きくなる人もいるでしょう。
この記事では数値ばっかり比較してますけど、それを元に自分で考えるキッカケになれば良いなと思います。
ーーー
ニコニコ動画は僕も以前はプレミアムアカウントで観ていました。
今はあまり観る機会もありませんので、一般会員ですが。。
画質の悪さ・知名度等、記事通りYouTubeより劣っている所は多いですね。
後、視聴者として感じた事は、
・YouTubeは見たいコンテンツの動画を検索して視聴する事が多いが、ニコニコ動画はランキングから順位の高い動画を視聴していく事が多い為、人気の動画が一定のコンテンツに固定されてしまう事が多い。
・サムネイルにアニメキャラや、動画内で人気の曲を流したりするだけで視聴数が多くなる事がある。(単純に視聴層がそういう人が多い為。(ーー;))
等々、ちょっと特殊です。
昔流行ったflashのノリがそのまま来てる感じですね。
元々ニコニコ動画は、2chの人達が視聴・動画の制作をしだした事で人気になりましたし、やはりオタクの分野が濃いですね。
後は、ニコニコ生放送でしょうか・・これに関しては、「クルーズ」というランダムで様々な生放送を巡回する生放送が公式で行っていたり、動画に比べてアップロード側(?)が少ない為、人の目に止まる事が多かったりします。